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［発行者］

平成29年7月1日　発行

2017.7VOL.376

■『平成29年度第56回通常総会』開催（県連）■『平成29年度第1回商工会青年部研修会並びに通常総会』開催（県青連）■『平成29年度第51回通常総会』及び『第1回研修会』開催（県女性連）■『第18回商工会女性部主張発表広島県大会』開催（県女性連）■『働き方改革実践企業認定制度』の創設に係る合同記者会見を開催（県連）■『平成29年度第13回広島県商工会職員協議会　　パワーアップセミナー』開催（県連）■今年も熱気あふれるマツダスタジアムで『商工会の日記念事業』を実施（県連）

目　　　次

………………………………………02

…02

……04

………………05

…05

　……………………………………………………06

…06

平成29年度 行動指針平成29年度 行動指針 「もう一歩前へ！やってみましょう！」

働き方改革で新たな認定制度がスタート

広島県商工会連合会では、働き方改革の優れた取組を実践する企業を新たに認定する制度を広島県商工会議所連合会とともに創設しました（P５に関連記事）

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受賞者を代表し謝辞を述べる大崎上島町商工会 松浦会長

ジブラルタ・ロックは、安定性と信頼の象徴

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ジブラルタ・ロック

それが、わたしたちのシンボルです

広島県商工会連合会は、五月

二十五日（木）、リーガロイヤルホ

テル広島（広島市中区基町）にて、

『平成二十九年度第五十六回通常総

会』を開催しました。三十四名の出

席のもと、平成二十八年度の事業報

告、収支決算等について審議されま

した。

熊高一雄会長は開会の挨拶で、

「平成二十八年度は、持続化補助金

をはじめ、使いやすい施策を効果的

に活用する等、小規模事業者の前向

きな事業経営の取り組みが広がりつ

つあると感じた年度だった」と振り

返り、平成二十八年度の事業につい

て、次のとおり総括を行いました。

具体的な行動指針の三本柱の一つ

である“会員満足度の向上”では、

経営発達支援計画策定チームの巡回

支援により、年度末までに二十九商

工会が経営発達支援計画の認定を受

けたことや、持続化補助金の申請を

サポートし、申請九百四十六件中

三百七十件が採択されたことなどを

説明。また“商工会の機能強化”で

は、「日本政策金融公庫との覚書締

結による連携体制の構築や、広島県

議会商工会地域活性化議員連盟の支

援により、おおむね必要な執行体制

の確保ができた」と力を込めました。

続いて行われた通常総会では安芸

太田町商工会の津田会長を議長に選

出し、二つの議案について審議が行

われました。

提出議案は次の通り

・�

第一号議案─平成二十八年度事業

報告書・収支決算書・貸借対照表

及び財産目録承認の件（監査報告）

・�

第二号議案─辞任に伴う役員の補

欠選任に関する件

第二号議案は、越智理事（前県青

連会長）の辞任に伴い上程されたも

ので、熊高会長は植田悠司県青連会

長を推薦。全会一致で承認されまし

た。総

会後に行われた『正副会長研修

会』には、ＧＯ＆ＤＯ篠原税理士法

人の篠原敦子氏が講師として登場。

『事業継承の現状について』と題し、

講演を行いました。

また、研修後には、中国経済産業

局小滝産業部長をはじめ多くの来賓

を迎えて表彰式が行われ、珠算検定

実施・商工貯蓄共済事業の推進に優

秀な実績を残した商工会などに、表

彰状が贈呈されました。さらに、商

工貯蓄共済事業の普及に貢献した商

工会に、広島銀行・ジブラルタ生命

株式会社から、また、商工会の共済

制度『かがやき』の普及推進に寄与

した商工会に、広島県中小企業共済

協同組合から、それぞれ感謝状が贈

られました。

『平成二十九年度

　第五十六回通常総会』開催

『平成二十九年度

　第五十六回通常総会』開催

二つの提出議案について

審議が行われ、

全会一致で承認可決

県 連

五月九日（火）、広島県商工会青

年部連合会がオリエンタルホテル広

島（広島市中区田中町）にて、『平

成二十九年度第一回商工会青年部研

修会』並びに『平成二十九年度通常

総会』を開催しました。全出席

（三十四名）のもと、平成二十八年

度の事業報告、収支決算などについ

て審議が行われました。

総会前に行われた研修会では、五

人の副会長によるシンポジウムを実

施。『県青連役員にならなければ、

今の自分はない〜副会長が本音を

ぶっちゃけます〜』と題し、植田悠

司副会長がコーディネーターを務

め、花木勝徳副会長、藤原浩一副会

長、伊達幸太郎副会長、松山和雄副

会長が本音トークを繰り広げまし

た。シ

ンポジウムは、会場からの質問 県　青　連

『第一回商工会青年部

　　研修会並びに

　　　　通常総会』開催

『第一回商工会青年部

　　研修会並びに

　　　　通常総会』開催

平成二十九年度

− −

SHOKO 広島県商工連会報　平成29年7月1日　VOL.376

3

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にシンポジストが答える形で進行。

「役員になると出かけることが多く

なると思うが、家族の理解はどう

やって得ているのか？」「人前で上

手に話すためには？」「役員になる

前と後では何が変わった？」「頑張

ることができるモチベーションは

何？」「時間の上手な使い方は？」

など、様々な質問が飛び出し、五名

の副会長は時にはユーモアを交えな

がら真剣に回答。最後に「副会長か

ら見た越智会長は？」との質問に、

「全国の青年部員を率いていこうと

される熱い想いとカリスマ性を持つ

越智会長と一緒に広島県商工会青年

部を牽引できてよかった」と越智会

長への愛を語りました。

研修後に開かれた『平成二十九年

度通常総会総会』では、安芸津町商

工会青年部の新川部長を議長に選出

し、二つ議案について審議が行われ

ました。議案は全会一致で可決・承

認されました。

提出議案は次の通り

・�

平成二十八年度事業報告書・収支

決算書・貸借対照表及び財産目録

承認の件（監査報告）

・�

任期満了に伴う役員選任に関する件

新役員は以下の通り。

会　長　

植田悠司

副会長　

大島久典　

竹本　

浩

　　　　

土井尊徳　

奥本隆三

　　　　

松山和雄

理　事　

滝原雄太　

三村直雅

　　　　

前田大輔　

堀田眞司

　　　　

國元英雄　

上田竜也

　　　　

高野憲治　

行武美実

　　　　

中島清貴　　　

監　事　

堀田隼人　

伊藤　

智

　　　　　　　　　　

���（計十七名）

その後、高山博州県議会副議長を

はじめとする多数のご来賓を迎え、

『平成二十九年度県青連表彰式が行

われ、広島県商工会青年部連合会長

表彰式（経営革新承認事業所十六

名・部員増強運動五部門）の受賞者

が表彰状を受け取りました。

被表彰者は次の通り。

●�

平成二十八年度経営革新支援法認

定青年部員

・小原　

俊之（高陽町：小原石材）

・濱本　　

護（呉広域：㈱三四五屋）

・瀬戸　

勝尋（呉広域：㈲瀬戸鉄工）

・竹本真佐人

（呉広域：㈲竹本住宅設備）

・井上　

峰志

（江田島市：峰商事合同会社）

・栗栖　

俊明（安芸太田町：㈱百姓屋）

・川本　

悌史（安芸太田町：㈱恐羅漢）

・松本　

亮介

（安芸高田市：まつもと園芸サービス）

・森下　

惠介

（大崎上島町：㈲モリシタデンキ）

・高野　

憲治（沼隈内海：㈲たかの）

・信岡　

幸一

（福山北：㈲エキヤパッケージ）

・杉原　

宏幸（福山北：㈱リバーシス）

・光末　

幸司

　（神石高原：㈱ヴィレッジホーム光末）

・三輪　

裕治（神石高原：三輪酒造㈱）

・佐々木貴規

（神石高原：サンワチップ㈲）

・名越　

圭祐（東城町：㈱トーエイ）

●�

部員増強（平成二十八年四月一日

と平成二十九年四月一日を比較し

た最上位者）

・部員数の増加（純増）数の部（五

日市）

・新規加入部員数の部（五日市）

・�

部員増加比率の部（五日市・上下町）

・女性青年部員新規加入数の部（江

田島市・福山北・上下町）

・若手部員（二十代）新規加入数の

部（五日市）

越智会長から植田新会長を始めとする第20代新役員へ

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蕁（〇八二）二四八-

一一七一

蕁（〇八二）二四九-

二一一一

蕁（〇八二）二四四-

三一五二

蕁（〇八二三）二五-

三四〇六

蕁（〇八四七）四五-

二二二八

蕁（〇八四）九二二-

六五五六

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五月二十六日（金）、広島県商工

会女性部連合会がグランドプリンス

ホテル広島（広島市南区元宇品町）

にて、『平成二十九年度第五十一回

通常総会』を開催しました。本人出

席三十人、委任状四人、計三十四人

の出席のもと、平成二十八年度事業

所報告、収支決算などについて審議

が行われました。

冒頭の挨拶で井上文江会長は、昨

年の広島県商工会女性部組織化五十

周年を振り返り、記念大会をはじめ、

実施した様々な記念事業への協力と

理解に感謝の意を述べました。また、

記念事業の一環として刊行された記

念誌についてもふれ、「資料的価値

を有した、素晴らしい記念誌ができ

た。これからもみなさんと手を取り

合って、地域の活性化に努めていき

たい」と力を込めました。

通常総会には広島県商工労働局経

営革新課の松岡弘道課長（湯﨑英彦

県知事代理）、県連石井正朗専務理

事、県共済堀岡芳郎常務理事（林恵

介県共済理事長代理）、県青連の植

田会長の四名が来賓として出席。代

表して松岡課長、石井専務から祝辞

を頂きました。

通常総会では、呉広域商工会女性

部の宇和村静子部長を議長に、三つ

の議案について審議し、全会一致で

可決・承認されました。

提出議案は次の通り

・�

第一号議案─平成二十八年度事業

報告・収支決算書・貸借対照表及

び財産目録承認の件（監査報告）

・�

第二号議案─辞任に伴う役員の補

欠選任に関する件

・�

第三号議案─広島県商工会女性部

連合会運営規約（案）の制定承認

の件

平成二十八年度の事業報告では執

行部が、昨年度実施した事業等につ

いて説明を行うとともに、今年度も

実施予定の夢ぷらざでの『広島県商

工会女性部フェア』や『女性部経営

者等資質向上セミナー』への参加・

協力を要請しました。

佐々木副会長が五月三十一日をもっ

て退任するのに伴って上程された第

二号議案では、新副会長に東城町商

工会女性部部長の金藤政子さん、理

事に三次広域商工会の横手千恵子さ

んがそれぞれ推薦され、拍手多数で

承認されました。任期は六月一日か

ら平成三十年五月の総会まで。

総会終了後には『第十八回商工会

女性部主張発表広島県大会』『商工

会女性部研修会』を同時開催。研修

会では、㈱ＭＣ小川グループの小川

尚美氏が『心のこもった会話術』を

テーマに講演を行いました。

小川氏は、「会話で最も大切なこ

とは相手を思いやる心。心があれば

相手に好感が持ってもらえ、信頼関

係が生まれる。一度、信頼関係を築

くと楽にお付き合いできるようにな

ります」と前置きした上で、相手に

好印象を与える言葉の選び方やルー

ルを紹介しました。

小川氏が「余計な一言」など、失

敗の具体例をいくつか上げると、会

場は大きな笑いに包まれ、大きくう

なずく人の姿も見られました。講演

後には、会場から多くの質問が出さ

れるなど、充実した研修会となりま

した。

通常総会では、3つの議案について審議が行われました

県 女 性 連

『第五十一回通常総会』

　

及び『第一回研修会』

　　　　　　　　

開催

『第五十一回通常総会』

　

及び『第一回研修会』

　　　　　　　　

開催

平成二十九年度

− −

SHOKO 広島県商工連会報　平成29年7月1日　VOL.376

5

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五月二十六日（金）、グランドプ

リンスホテル広島にて、『第十八回

商工会女性部主張発表広島県大会』

が開催され、六つの地域から選ばれ

た代表が、日頃の女性部活動を通し

て感じたことや想いを発表しました。

主張発表を行ったのは、芸南西ブ

ロック代表の橋口千恵子さん（大野

町）、芸南東ブロック代表の大高下

栄子さん（広島東）、芸北地域協議

会代表の上松洋子さん（安芸高田

市）、中央地域協議会代表の坪郷和

子さん（広島県央）、備南地域協議

会代表の松田純子さん（世羅町）、

備北地域協議会代表の渡邉なおみさ

ん（三次広域）の六名。

各代表は、女性部での活動や地域

振興活動で得た経験や成果をイキイ

キと発表しました。最優秀賞に輝い

たのは備南地域協議会代表の松田純

子さん（世羅町）。優秀賞は芸北地

域協議会代表の上松洋子さん（安芸

高田市）が受賞しました。審査委員

長を務めた中国新聞社広告局の三藤

和之担当局長は松田さんの発表につ

いて「随所にキーワードが散りばめ

られており、とても聴きやすくユー

モアのセンスも抜群」と評価し、「さ

らに抑揚をつけて自信を持って話す

ことができれば、全国に通用する！」

と中四国大会に向けてエールを送り

ました。

松田さんは、九月七日に島根県で

開催される『平成二十九年度中国・四

国ブロック商工会女性部主張発表大

会』に広島県代表として出場します。

六月十四日（水）、県庁にて『働

き方改革実践企業認定制度』の創設

に係る合同記者会見が行われまし

た。この制度は、働き方改革に取り

組み、成果を上げている県内企業を

「働き方改革実践企業」として認定

するため、広島県商工会議所連合会

及び広島県商工会連合会が創設した

ものです。

記者会見には、湯﨑知事、広島県

商工会議所連合会の深山会頭、広島

県商工会連合会の熊高会長が出席。

制度の創設に至った経緯について深

山会頭は、「労働人口が減少する中、

企業が継続的に成長するためには、

経営戦略として働き方改革に取り組

み、意欲ある多様な人材が活躍でき

る職場づくりを進めることが求めら

れている」と働き方改革の重要性を

強調。熊高会長は、「改革に取り組

み、成果を上げている中小企業・小

規模事業者に光を当てることで、そ

の他の企業が改革に取り組むきかっ

けになってほしい」と今後の展望を

述べました。

また、認定企業の取り組みを優良

事例として積極的な情報発信を行っ

ていく広島県の湯﨑知事は「経済団

体と県が連携して取り組むことで、

県全体で働き方改革を加速できると

期待している。県として制度そのも

のの周知・浸透、認定企業のＰＲを

実施していきたい」と力を込めました。

経済団体と県が連携し、働き方改

革に関する認定制度を創設するのは

全国初の取り組み。初年度は年二回

（六月、十月頃）募集し、年度中に

五十社程度の認定を目指します。

県女性連

『第十八回

　商工会女性部主張発表

　　　　広島県大会』開催

『第十八回

　商工会女性部主張発表

　　　　広島県大会』開催

『第十八回

　商工会女性部主張発表

　　　　広島県大会』開催

『働き方改革実践企業認定制度』の

創設に係る合同記者会見を開催

『働き方改革実践企業認定制度』の

創設に係る合同記者会見を開催

優良事例を「見える化」し、

県内企業の働き方改革への

取組を促す

県連最優秀賞を受賞した松田さんと会場からエールを送った女性部のみなさん

左から湯﨑知事、深山会頭、熊高会長

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広島県商工会連合会と広島県商工

会職員協議会は六月十七日（土）、広

島市文化交流会館（広島市中区加古

町）にて、『平成二十九年度第十三回

広島県商工会職員協議会　

パワー

アップセミナー』を開催しました。

第一部では、事例シートを提出し

た百十四名の中から優良事例として

選ばれた五名の代表者による『経営

支援事例発表大会』を実施。日頃の

経営支援の取り組みやその成果につ

いて発表を行いました。

（発表者）

①�

福山北商工会

　　　　　　　

小笠原匡志主任主事

②福山北商工会　

吉村昇司主任主事

③大崎上島町商工会　

渡川誠之課長

④世羅町商工会　　　

三谷一郎主任

⑤�

安芸高田市商工会

　　　　　　　　　

井上憲課長補佐

発表大会終了後に行われた第二部

の研修会では、全国商工会連合会の

土井和雄組織運営課長が『経営発達

支援事業の求めるもの』をテーマに

講演。個者に対する丁寧な経営支援

の重要性を訴えました。

研修会終了後には永年勤続表彰

（三十年・二十年・十年表彰）の授

与が行われました。

その後、経営支援事例発表会の結

果発表が行われ、最優秀賞は「『世

羅黒うどん』のブランディングと販

路開拓」をテー

マに発表した世

羅町商工会の三

谷一郎主任が受

賞。支援を経営

指導員だけでな

く補助員や記帳

専任職員がそれ

ぞれの分野の専

門性を活かし、

チームで支援に

取り組んだこと

が高く評価され

ました。三谷主

任は十月五日

（木）、岡山県で

開催される中国

ブロック大会に

広島県代表とし

て出場します。

　6月14日（水）、広島県商工会連合会はマツダスタジアムにて『商工会の日記念事業』を実施しました。今年も各ゲートに職員が立ち、来場者に商工会とひろしま夢ぷらざをPRするオリジナルうちわを配布。スタジアム内では大型ビジョンにPR画像を放映し、特産品が10名に当たる抽選会も行われました。　この日のイベントには、県連の職員が参加。試合はオリックスを相手に 延 長12回7-6でのサヨナラ勝ち！約3万人の来場者に対し、商工会とひろしま夢ぷらざをPRする絶好の機会となりました。

今年も熱気あふれるマツダスタジアムで『商工会の日記念事業』を実施（県連）今年も熱気あふれるマツダスタジアムで『商工会の日記念事業』を実施（県連）

『第十三回

広島県商工会職員協議会

パワーアップセミナー』開催

百十四の経営支援事例から

選ばれた五名の代表者が

これまでの取り組みや成果を発表

平成29年度

県連経営支援事例の発表者5名と職協山崎会長

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