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CAT.No.CIA030-4 オーバルは、流量計専門メーカーとして培った計測技術を生かし、各種バッチシステム、ブレンドシステム、 充填システム、流量試験装置等を、お客様のご要望に応じた最適なシステムとして提供いたします。 オーバルシステム製品案内 OVAL System products

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Page 1: オーバルシステム製品案内 - OVALCAT.No.CIA030-4 オーバルは、流量計専門メーカーとして培った計測技術を生かし、各種バッチシステム、ブレンドシステム、

CAT.No.CIA030-4

オーバルは、流量計専門メーカーとして培った計測技術を生かし、各種バッチシステム、ブレンドシステム、充填システム、流量試験装置等を、お客様のご要望に応じた最適なシステムとして提供いたします。

オーバルシステム製品案内OVAL System products

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バッチシステム

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バッチシステムの基本は、高精度な流量計、定量機構、バルブの 3 部分から構成されます。基本動作は「デジタル的に構成された定量機構で希望量を設定して流体を流し、流量計の積算量が設定値に達すると定量機構から信号が出され、バルブを自動的に閉止して定量制御を行う」ということになります。

バッチシステムの基本構成

1. 流体の受入・出荷管理、仕込工程管理、移送管理などの合理化に適しています。

2. 簡易形から複雑なプロセス制御まで、あらゆる要望に応じられます。

3. 流量計専門メーカーとして蓄積してきた技術的成果と最新のエレクトロニクス技術を結合し、各プロセスに最適なシステムを

 構築します。

4. 石油、化学、食品、塗料などの生産出荷工程で多くの実績があります。

動作説明スタートボタンを押すと同時に、バルブは、所定の開度に開きます(初期流量)。一定量(初期設定値=A 点から B 点まで)流れると全開し、C 点まで計量すると自動的にバルブは絞られ、所定の開度に維持されます(終期流量)。D 点に達すると閉止信号が発信されますが、バルブの動作遅れがあるため、実際にバルブが閉じられるのは E点となります。行き過ぎ予測量により設定量で閉止します。この様にして、安全、かつ正確な計量が可能となります。尚、バルブ A→B、C→D間の開度調整は、バルブ側であらかじめ設定しておきます。

※コントロールバルブを使用することにより流量制御をしながらの定量バッチも可能です。

バッチシステムの特長

バッチシステムの動作パターン

バッチシステムの種類

ON

ONOFF

OFF{

A

B D

C

E

バルブ操作信号

上限流量

制限流量(初期流量)

制限流量信号(一段開信号)上限流量信号(全開信号) 上限流量開

(MV:LCD点灯)制限流量開

(SV:LCD点灯)

制限流量(終期流量)

バッチ終了

バッチ量

時間

(設定値)

行き過ぎ予測量

終期流量制限(終期設定値)

流量

初期流量制限(初期設定値)

スタート信号 ストップ信号

方 式

直結計数部方式

バッチカウンタ方式

形 式

カウンタ式定量計LW74E、76E

バッチカウンタEL1812

防爆形バッチカウンタEL7320

防爆形バッチカウンタEL7210

設定方式

押ボタン

押ボタン

LED カウンタ押ボタン

LCDカウンタ(スイッチ)

バルブ制御用定量信号

空気(1段または 2段閉止)

特 長

バッチシステムの中枢となる定量機構には、次のような種類があります。

バッチシステムには、この他にドラム缶、ローリー車、タンク車による石油製品などの出荷管理を対象とした専用システムがあります。

・現場における繰返し操作に適しています。

・全て空気圧で作動するため、爆発危険場所などで安全に

 使用できます。

・LW74E…1段閉止、LW76E…2段閉止

・遠隔集中管理およびシーケンス制御に最適。

・他液種のタンクブレンド、仕込み工程の省力化に適します。

・スケーラ内蔵

・防爆構造、各種フェールセーフ機構により、現場において安全な

 操作が可能。

・LPG、化成品などの出荷管理に適します。

・各種パラメータの設定、読み出し、運転状況の確認、

 異常警報等充実した機能を持っています。

・防爆構造、各種フェールセーフ機構により、現場において安全な

 操作が可能。

・LPG、化成品などの出荷管理に適します。通信機能付。

・各種パラメータの設定、運転状況の確認、異常警報等充実した

 機能を持っています。

電気(2段開閉)

電気(2段開閉)

電気(2段開閉)

定量機構設 定

流量計ポンプ 定量バルブ

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バッチシステム

定量弁

定量弁

■特長1. 全ての操作を現場で行う簡易デジタル定量システムです。2. 空気圧で作動しますので、爆発または引火に対する配慮を 必要とする危険な場所での使用に適しています。3. LW74E は一段閉止形、LW76E は二段閉止形。4. 適用ウルトラオーバル 容量形式 39 形(呼び径 10mm)~65 形(呼び径 350mm)

直結計数部方式

カウンタ式定量計 LW74E、LW76E

■特長1. 多数のライン、多数の液種の製造工程、出荷工程を計器室 等で集中的に管理するのに適しています。2. プリンタと結合し仕込量、出荷量の記録、伝票作成、グラ フィックパネルによるシステムの稼働状況の監視等が容易 にできます。3. CPU、カードリーダ等と連動させ、定量設定、ラインまた はタンクの選択の自動化など、高度な機能を持つシステム が構成できます。

シーケンサ・パソコン方式

シーケンサによるオーダーメイドバッチシステム

■特長1. バッチ量の設定、スタート、ストップ、リセットは、計器 前面の押しボタンにより、確実な操作ができます。2. 外部からの信号でスタート、ストップ、リセット操作がで き、かつバッチ完了出力を得ることもできるので、他の制 御システムとの連動が容易です。3. プロセスに何等かの異常が発生して、パルスが発信されな い場合、または設定されたバッチ量を超えて流れた場合、 アラーム信号を出すことができます。

バッチカウンタ方式

電子式バッチカウンタ EL1812

■特長1. 耐圧防爆構造で全天候形ですので、屋内外の危険場所で安 全に使用できます。2. マイコン搭載により、各種の表示機能、警報機能を備えて いますので、現場での操作が安全、確実に行えます。3. 温度補正が可能(EL7210 シリーズのみ)4. 通信機能をもっていますので、上位コンピュータと結合す ることができます。(EL7210 シリーズのみ)

防爆形バッチカウンタ EL7210、EL7320

動力パネル

防爆形バッチカウンタ(EL7210/7320)

上位CPUリモートスタート・ストップ信号電源

流量計

流量計

タンクローリー

原料タンク

プリンタ 管理PC制御盤

タッチパネル PLC

タンクローリー

フィルタ付減圧弁

トルクシリンダ式ボールバルブ

LW74E付ウルトラオーバル

EL1812

流量計

ポンプ

EL1812

流量計

EL1812

定量バルブ 定量弁

定量弁

タンクローリー

ポンプ

原料タンクA

混合タンク原料タンクB

原料タンクC ポンプ

ポンプ

混合タンク

定量弁

定量弁

流量計

流量計

流量計

定量弁

ポンプ

原料タンクA

混合タンク原料タンクB

原料タンクC ポンプ

ポンプ

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バッチシステム

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流量計制御盤、配管機器を台車の上に載せた、コンパクトで

移動が容易なシステムです。

■特長1. 高精度な定量充填、タンク間移送が可能です。2. 移動式なので複数の設備で共用可能です。3. 既設の設備に容易に接続可能です。4. 充填時に発生する有害なガスを回収する機構も可能です。

簡易バッチシステム

原料のバッチ仕込み、ブレンドから製品の充填、出荷までの各プロセスを自動的にトータルコントロールします。

■特長1. 事前に登録されている製品配合表にしたがって原料のバッチ仕込みを自動的に実行します。2. ブレンド完了時点で製品の品質チェック(密度、ブリックス等)が自動的に行えます。3. 必要に応じて生産完了後 CIP 洗浄を自動的に行うことができます。4. 各種インターロック制御を行えます。5. 必要に応じ、上位システムとの取合が可能です。

多重定量バッチシステム

CIP コントローラCIP 装置

ラインへ

酸アルカリ

温  

スチーム

原料タンク

コリオリ流量計

コリオリ流量計

原料液体

調合タンク

密度計

TIC

CIP へ密度計

CIP へ

原料粉体

調合タンク

ローカルコントローラ

ローカルコントローラ

ロードセル

TIC

流量計

ストレーナ

ペーパー回収ライン

ノズル受け

容器

定量弁

渦巻ポンプ

制御盤

制御盤

移動式バッチシステム 移動式充填システム

流量計

プリンタ 管理コンピュータ制御盤

タッチパネル PLC

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ブレンディングシステム

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バッチブレンド方式はバッチカウンタを用い一定混合比率になる様に各々設定量を算出して、ミキシングタンクに投入してから混合する方式です。

■特長1. 仕込量にほぼ比例した流量でバッチ投入するので混合精度 が上がります。2. 初期、終期帯では添加しないようにすれば、添加液のコン タミネーションがなく、次の不要ロットに即対応できます。

バッチブレンド方式

インラインバッチブレンド方式は、「高精度な流量計」、「コントロール機構」、「コントロールバルブ」の 3 部分から構成されます。複数ラインの流体をパイプライン内で一定比率に混合する方式で、電気的に構成された比例制御機構により、数種類の流体は常に同じ比率でブレンドされます。

■特長1. インラインブレンド制御では中間混合タンクが不要になり 設備の省スペース化が実現できます。2. 制御は積算値によるデジタル制御方式を採用している為、 迅速で高品質なブレンドが実現できます。3. 設備、工程の大幅な合理化が可能で、製品品質の向上が図 れます。4. 多品種少量生産プロセスに適しています。

基本方式

EL3240 は、最大 6 種の液種を同率の比率で制御するインラインブレンダーです。制御パターンをあらかじめ設定することにより、初速から要求流量計に達する終速まで、同一比率を保持制御します。ブレンドの途中で停止しても設定された比率は保持されているので、製品を無駄にすることはありません。

多液ブレンド方式

インラインバッチブレンド方式

EL3240

仕込制御盤

コントロールバルブ流量計

ポンプヤード

原料タンク群

タンクローリー

タンカー

1L、4L容器

充填システム

18L、20L容器

200L容器

ラインミキサ

ライン1+ライン2+ライン3+ライン4+ライン5

緊急停止

ライン1

ライン2

ライン3ライン4ライン5

一時停止

再スタート

閉時傾き開時傾き初期量

初期流量

総流量

流量

終期量

終期流量

時間

行過予測量トータルブレンド量

行過量

着色剤ライン

メインライン

A液

B液タンク

ミキサー

シーケンサ

定量弁

コントロールバルブ

定量弁

EL1812

ミキシングタンク ストレージ

タンク流量計

流量計ポンプ

コントロールバルブ

流量計ポンプ

EL1812

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検定システム

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オーバルは工業用流量計、石油類、石化製品、化学製品、天然ガスなどの取引流量計を製造販売しています。これらの製品による流量計測技術の実績と蓄積された校正技術に基づいて流量計校正設備の設計、製作、工事まで行います。これまでに、産業技術総合研究所の検定設備、石油精製会社の出荷設備の検定設備、海外校正標準設備など多方面に採用されています。

高精度流量計校正装置について

パイププルーバは、内径が均一な円管と、この円管内内壁に対して所定の緊度をもった弾性球(スフェア)と、2つのディテクタから構成されています。この2つのディテクタ間の円管内容積を基準体積としていて、この値は基準器検査によって決定されています。試験方法は、被試験流量計から発信されるパルスをパルスカウンタが積算するという構成で、このパルス積算のスタート、ストップ信号としてディテクタスイッチ信号を使います。これにより求められた流量積算値と基準体積を比較し、器差を算出します。

校正と試験方法

■特長パイププルーバの一般的特長は次の通りです。1. 大形、小形流量試験設備の基準器として最適です。2. 試験に当って観測誤差を無くすことができます。3. 観測時間を非常に短縮することができます。4. 試験作業の安全性が確保できます。5. オンライン試験用基準器として最適です。6. いずれの方式よりも高精度な試験ができます。7. 試験のスタート、ストップ時の誤差が入りません。8. LPG などクローズドループを要する試験装置の基準器とし て最適です。9. 測定流体の性状により基準器の精度変化を生じません。10. 自動化が容易に可能です。

電源プルービングコンピュータ 温度計取付座

ブロックバルブ

圧力計&ベント取付座

ディテクタスイッチ

スフェアボール

メータ

IN OUT

1 4

IN OUT

測定開始時のバルブの開閉と流れ方向 プルーバ流れ方向逆転準備

被試験メータ積算開始 プルーバ流れ方向逆転

左→右方向測定終了 右→左方向測定開始

2 5

3 6

プルーバ

スフェア発進順序

メータ

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検定システム

気体校正設備について

気体の流量校正設備には基準流量計方式と SVメータ(臨界ノズル)方式があります。基準流量計方式は、サーボ気体流量計、超音波流量計、タービン式流量計などを基準流量計として使用する検定設備です。SVメータ方式は、基準流量計方式と比較し、より高精度が得られます。

SVメータの測定原理

差圧-流速線図

気体の音速 音速

流速

絞り前後の差圧

ノズルの前後差圧がある一定値以上に達すると、ノズルを

通過する流速は臨界状態(音速)となり、差圧がより増加し

ても流速=流量は一定値を保ちます。

・ノズルの口径を変えることによりご希望の流量発生ノズル

 になります。

・口径の異なるノズルを組み合わせることによりご希望の

 流量計測ポイントが瞬時に得られます。

高精度に計測したいのに気体流量の計測結果が流量計毎に異なる!一体どれが本当なの?「気体流量計+流量コントロールシステム」を現在使っているが、ふらつきを無くしたい!製品の合否判定を流量値で行う為、1 点計測でも良いから再現性を重視したい!社外のお客様に対して、自分の測定結果に計量トレーサビリティ証明を添付したい。

こんなお客様に推奨します。

今や日本のみならず、世界各国の国家流量標準は SVメータが採用されています。再現性では他に比類する流量計はありません。正確には流量計ではなく流量発生器であるので、流量制御システムは不要。校正標準に最適です。定期的校正が必須な一般流量計に対し、可動部分が無いノズルはランニングコストと信頼性でも有利。

SVメータ(臨界ノズル)とは?

世界の流量標準・SVメータを最新の ISO 準拠の校正付で安価に供給。「SVメータ単体⇒センサ付き ISO 準拠の筐体⇒流量演算装置」を三位一体製作。SVメータ対応設備の製作技術と、JCSS 取得設備による校正保証能力の両有が自慢です。

オーバルは、世界の国家流量標準器=SVメータ(臨界ノズル)のスペシャリスト

1. 流量計の校正基準一般に使用している流量計と直列に配管し、SVメータの流量値を基準にして、他の流量計の値を校正します。SVメータを組み合わせることによって、検定流量の計測値をいくらでも増やすことができます。検定流量は瞬時に設定でき、又不変となりますので精度の高い検定設備になります。

SV メータを使用したアプリケーション

2. 気体制御機器等の合否判定試験する試験機器または部品の合否判定ポイント指定流量に応じた SVメータに予め流量を発生させ、その状態で試験機器または部品の絞り弁開度を調節し、測定ポイント流量値となる様、開度を合わせます。この時の試験機器または部品の発生差圧を測定する事で、試験機器または部品の合否判定を効率良くおこなえます。

ガス流量計家庭用ガスメータ ノズル オリフィス

面積式流量計

層流形流量計

SVメータ

真空ポンプ

流量演算装置

試験機器又は部品試験機器駆動装置

SVメータ

真空ポンプ

圧力・温度センサ付ISO準拠のSV整流管筐体

圧力・温度センサ付ISO準拠のSV整流管筐体

流量演算装置

SVメータ

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システム製品(試験装置・検査装置)

SVメータは、要求する空気流量を瞬時に、高精度に、供給できる特性があります。この特性を有効に活用したのが、家庭用ガスメータ検定装置です。ご指定の検査流量試験ポイント(L/h)を瞬時に作り出すことにより、検査時間を大幅に短縮することができます。これ以外にもオーバルでは、自動車搭載のエアー流量計検査装置、スロットルバルブ特性装置、ストレーナ差圧検査装置など多くの自動検査装置を製造しています。オーバルは、流量計測全体を自動化し、トレーサブルが保証された計測データをご希望通り提供いたします。

SVメータ基準 家庭用都市ガスメータ検査装置

オーバルは、自動車用インジェクタなどのように、高応答、高精度な流量計測に対応できる流量計機種を取り揃えています。インジェクタ流量検査装置は、オーバルが永年培った自動車業界でのシステム技術と流量計測技術を結びつけた検査装置です。図のように基準器をサーボ流量計、または電子天秤にすることも可能です。オーバルは、お客様のご要求の検査装置をオーダーメイドいたします。

インジェクタ流量検査装置

温度指示計 圧力指示計

流量指示計

インジェクタ駆動回路

パルスジェネレータ

DC電源

パソコン

電子天秤

インジェクタ

ハイショットサーボ流量計

試験液タンク

エアシリンダ、自動ボール弁へ

制 御 回 路

温度指示調節計

電 磁 弁

ポンプ駆動回路

SSV01

MV02

TT001

PT001

SV01

SSV02TT

002PT002

SV02

SSV03TT

003PT003

SV03

SSV04TT

004PT004

SV04

SSV05TT

005PT005

SV05

SSV06TT

006PT006

SV06

SV Nozzle 100L/h

SV METER UNIT

家庭用都市ガスメータ検査装置

インジェクタ流量検査装置

試験ガスメータNo.1

試験ガスメータ No.2

試験ガスメータ No.3

試験ガスメータ No.4

フィルター

コンプレッサー

DRY真空PUMP

SV Nozzle 200L/h

SV Nozzle 400L/h

SV Nozzle 800L/h

SV Nozzle 1600L/h

SV Nozzle 3200L/h

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システム製品(試験装置・検査装置)

産業技術総合研究所提供

国家標準設備流量計などの測定器は、標準器(実用標準器)を使用して正しい値に校正します。その標準器もより正確な標準器(特定二次標準器)によって校正されます。このように正確な標準器をもとめていくと、最後は国家標準(特定標準器)に辿り着きます。オーバルは、実用標準器や特定二次標準器を使用した校正設備はもとより、国内外の国家標準である校正設備の設計施工まで手がけています。

試験ライン

スモールボリュームプルーバ(SVP)

サーボ式容積流量計(SFL)

ポンプ

灯油用貯蔵タンク[43m3]

軽油用貯蔵タンク[43m3]

灯油

軽油

転流器秤タンク秤量計

校正範囲・最高測定能力最高測定能力

(信頼の水準約95%)

気体用流量計

石油用流量計

臨界ノズル湿り空気

30kPa(abs)以上110kPa(abs)以下95kPa(abs)以上110kPa(abs)以下

5m3/h以上200m3/h以下

①臨界ノズル ②容積流量計③渦流量計 ④タービン流量計⑤その他、長期安定性が実証される流量計

①容積流量計 ②タービン流量計③渦流量計 ④コリオリ流量計⑤その他、長期安定性が実証される流量計

0.33%

5m3/h以上1000m3/h以下流量計

灯油

ガソリン

重油

種 類 校正範囲 校正対象機器

3m3/h以上 30m3/h未満 (2.4t/h以上 23.8t/h未満)30m3/h以上 300m3/h以下 (23.8t/h以上 238t/h以下)300m3/h超 530m3/h以下 (238t/h超 418t/h以下)

3m3/h以上 30m3/h未満 (2.2t/h以上 22.3t/h未満)30m3/h以上 600m3/h以下 (22.3t/h以上 444t/h以下)

0.29%

0.10%(0.10%)0.09%(0.09%)0.11%(0.11%)

530m3/h超 1800m3/h 以下 (418t/h超 1422t/h以下) 0.12%(0.12%)0.15%(0.15%)0.12%(0.12%)

①コリオリ流量計 ②容積流量計0.3 m3/h以上 120m3/h以下 (0.3t/h以上 120t/h以下) 0.26%(0.26%)600m3/h超 1800m3/h以下 (537t/h超 1611t/h以下) 0.15%(0.15%)80m3/h超 600m3/h以下 (71.6t/h超 537t/h以下) 0.13%(0.13%)3m3/h以上 80m3/h以下 (2.7t/h以上 71.6t/h以下) 0.11%(0.11%)

水用流量計

JCSS当社認定事業室は2006年9月に計量法校正事業者登録制度(JCSS)において気体流量計の区分で登録され、さらに2010年6月に石油用流量計(灯油)の種類にて液体 流量計の区分を追加し、同時に国際MRA対応事業者となりました。2015年12月に石油用流量計(灯油)の校正範囲の上限をこれまでの530m3/hから国内最大となる1800m3/hに拡大し、新たに水用流量計に関しても0.3 ~ 120m3/hの校正範囲で登録に追加致しました。2017年7月に石油用流量計の校正範囲において従来の灯油に加え、新たにガソリンの液種を3~ 600m3/hの校正範囲で登録に追加致しました。2018年3月に石油用流量計の校正範囲において従来の「灯油」、「ガソリン」に加え、新たに「重油」の液種を3~ 1800m3/hの校正範囲で登録に追加。(1800m3/hは国内最大)

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統合管理システム構築例

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[海上受入]

[タンク車受入]

空気分離器

防炎機器

密度計[コリオリ流量計](油種判別用)

ストレーナ 流量計

超音波 コリオリ 容積 タービン

油漏洩検知器 密度計

温度計液面計

タンク元弁[Vトルク]

タンク元弁[Vトルク]

上位基幹システム

通信制御システム 受入制御システム 防災監視システム

統合管理

対応システム

統合管理システム

海上受入から始まり、タンクの在槽管理、出荷制御システム、流量計検定システム迄、上位基幹システムとも連携しトータルで管理致します。

※独立した個別機能単位でのシステム構築も可能です。

●通信制御●海上受入制御●タンク車受入制御●ローリー受入制御●防災監視●タンク在槽●ローリー出荷制御●タンク車出荷制御●海上出荷制御●ドラム詰出荷制御●流量計検定●メンテナンス

その他特記事項

●流量計積算値伝送機能●添加剤制御機能●リモートメンテナンス機能●配管・電気計装工事一式●メータリングスキッド作成●SVP・プルーバー等検定設備

対応液種

●石油類●液化石油ガス●化学●食品

出荷管理方式

●ハッチ管理●予約管理●定量管理

出荷設備対応内容

●集中制御方式●分散制御方式

タンク在槽

原料の受入から製品出荷までの総合管理システムに対応します。

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[海上出荷]

[ドラム詰]

[ブレンド出荷]

[タンク車出荷]

[インラインバッチブレンド]

操作スタンド

流量計 定量弁 フローリミッタ

ガンノズル

磁気・非接触 ICカードリーダ

磁気・非接触 ICカードリーダ

ポンプ

バイパス用コントロール弁

マスターメータまたはSVコンパクトプルーバ

オーバルUF-Ⅱタービン

流量計 定量弁

表示器

操作スタンド

フローリミッタ

ロケーションスイッチ

リモートスタート中継ボックス

リモートメンテナンス

リモートスイッチ(ハッチセンサ付)

アース装置

出荷制御システム 流量計検定システム メンテナンスシステム

システム

[その他出荷システム]

管理システム

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1502 1809 (1910) 1910S (1000)●当カタログの仕様は平成30年9月現在のものです。記載内容は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。●本カタログの著作権は株式会社オーバルに帰属します。本カタログの全部または一部を当社の許可なく転写、複写、転載を禁じます。

■本社・東京営業TEL.(03)3360-5141、5151 FAX.(03)3365-8601

製品の詳細については、webよりカタログ・一般仕様書をご参照ください。 ●ご使用前に取扱説明書をよくお読みの上、

正しくお使いください。

安全にお使いいただくために

■製品に関するご質問、製品の購入、お見積、資料請求など電子メールでも承ります。

1. 計 測 流 体( ※ 1 ) 名称 比重 粘度2. 流 量 範 囲 最大 常用3. 流 体 温 度 最高 ℃ 常用 ℃ 最低 ℃4. 流 体 圧 力 最高 MPa 常用 MPa 最低 MPa5. 周 囲 温 度 最高 ℃ 最低 ℃6.7.配 管 呼 び 径 呼び径 mm  

8.9.

所 要 精 度 表わす量の± %  フルスケールの± % 配 管 接 続 □フランジ規格 □サニタリー方式 □ねじこみ方式

10.防 爆 構 造

11.電          源出 力 そ の 他

電源 V  □AC □DC

※1:高粘度やスラリー等特殊な流体については、その性状についてできるだけ詳しくご説明ください。

■流量計ご照会の際は次の仕様をご明示ください。

セールス&サービスネットワーク

■本社・東日本営業部(東京営業グループ)、国際営業部 東京都新宿区上落合3-10-8 〒161-8508 TEL.(03)3360-5151, 5031 FAX.(03)3365-8601, 8605■横浜事業所 横浜市金沢区福浦1-9-5 〒236-8645 TEL.(045)785-7260 FAX.(045)781-9920

●営業所───

■北海道営業所 TEL.(011)555-3713 FAX.(011)555-3714■苫小牧サテライト事務所 TEL.(0144)84-3910 FAX.(0144)84-3911■東北営業所 TEL.(022)263-0773 FAX.(022)262-0469■新潟営業所 TEL.(025)245-6912 FAX.(025)243-5634■北陸営業所 TEL.(076)420-3690 FAX.(076)420-3632■北関東営業所 TEL.(027)333-1144 FAX.(027)333-1145■千葉営業所 TEL.(0436)62-6096 FAX.(0436)62-6079■鹿島営業所  TEL.(0299)95-0577 FAX.(0299)95-0578■神奈川営業所(横浜事業所内) TEL.(045)785-7392 FAX.(045)785-7393■静岡営業所 TEL.(054)280-6270 FAX.(054)282-2230■中部営業所 TEL.(0566)63-5655 FAX.(0566)63-5657■四日市営業所 TEL.(059)356-8161 FAX.(059)355-3123■大阪営業所 TEL.(06)6190-6960 FAX.(06)6190-6963■加古川営業所 TEL.(079)453-5115 FAX.(079)453-5116■岡山営業所 TEL.(086)456-2818 FAX.(086)456-2029■山口営業所 TEL.(0834)64-6221 FAX.(0834)61-2205■九州営業所 TEL.(092)607-8855 FAX.(092)607-8900■大分営業所 TEL.(097)551-0500 FAX.(097)552-0435■北京事務所 中華人民共和国北京市朝陽区東三環南路58号富頓中心A座1201室 〒100022  TEL.86-010-58674711 FAX.86-010-58674713

●サービスセンタ───

■システムサービスグループ(本社内) TEL.(03)3360-5091 FAX.(03)3365-8607■サービスセンタ(横浜事業所内) TEL.(045)785-7239 FAX.(045)785-7296■サービス技術センタ (横浜事業所内) TEL.(045)785-7200 FAX.(045)785-7296■千葉サービス技術センタ TEL.(0436)62-6096 FAX.(0436)62-6079■大阪サービス技術センタ TEL.(06)6190-6961 FAX.(06)6190-6963■岡山サービス技術センタ TEL.(086)456-3855 FAX.(086)456-8410

●関連会社───

■株式会社山梨オーバル 山梨県甲府市善光寺1-27-25 〒400-0806 TEL.(055)233-9147 FAX.(055)228-4003■オーバルアシスタンス株式会社 神奈川県横浜市金沢区福浦1-9-5 〒236-8645  TEL.(045)781-5001 FAX.(045)782-1091■山陽機器検定株式会社 岡山県倉敷市潮通2-1 JXTGエネルギー(株)水島製油所内 〒712-8054 TEL.(086)455-4869 FAX.(086)455-0054■株式会社宮崎オーバル 宮崎県都城市高城町穂満坊518-16 〒885-1202 TEL.(0986)77-3272 FAX.(0986)77-3273■OVAL ASIA PACIFIC PTE. LTD. 16 Boon Lay Way #01-49 Tradehub 21 Singapore 609965  TEL. 65-6266-1178 FAX. 65-6266-1163■OVAL TAIWAN CO., LTD. 中華民国新北市中和區中正路738號17樓之5 TEL. 02-8226-2218 FAX. 02-8226-2219■HEFEI OVAL INSTRUMENT CO., LTD. 中華人民共和国安徽省合肥市経済技術開発区天都路58号  TEL. 86-0551-63829018 FAX. 86-0551-63829268■HEFEI OVAL AUTOMATION CONTROL SYSTEM CO., LTD. 中華人民共和国安徽省合肥市経済技術開発区天都路58号  TEL. 86-0551-62799520 FAX. 86-0551-62799518■OVAL ENGINEERING INC. 大韓民国京畿道華城市東部大路970番街117  TEL. 82-031-379-3030 FAX. 82-031-379-3033■OVAL ENGINEERING SDN. BHD. 15-1, Block E2, Jalan PJU 1/42A, Dataran Prima, Taman Mayang Mas,  47301 Petaling Jaya, Selangor Darul Ehsan, Malaysia. TEL. 603-7803 5578 FAX. 603-7803 7957■OVAL THAILAND CO., LTD. 818/50 The Master Udomsuk, Udomsuk Rd., Bangna-Nua, Bangna, Bangkok, 10260 Thailand TEL. (662)130-7913-4 FAX. (662)130-5615■OVAL VIETNAM JVC. LTD. 7th Floor, Tuildonai Building, 119 Dien Bien Phu St.,  Dakao Ward, District 1, HCMC, Vietnam. TEL. (848)3911-0183 FAX. (848)3911-5827■OVAL Corporation of America 11116 W Little York Road, Bldg 5, Houston, TX 77041, U.S.A. TEL. 1-832-230-5853