国際開発協会（ida） - world bank groupの4倍以上 4億9600 万人超...

最貧国を支援する世界銀行の基金世界銀行東京事務所〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル10階

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最貧国を支援する世界銀行の基金

国際開発協会（IDA）

国際開発協会

IDAについての詳細は、 www.worldbank. or.jp/idaをご覧ください。

発行：世界銀行譲許的融資／グローバル・パートナーシップ総局

〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル10階世界銀行東京事務所

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2013年6月

写真: 表紙 Arne Hoel/世界銀行—歩いて学校に通うガーナの生徒

p.3 世界銀行—ベトナムにおける沿岸都市環境浄化プロジェクトの前と後の比較p.4 Simone D. McCourtie/世界銀行—インド・アウランガーバードのコミュニティ・ミーティングp.5 Stephan Bachenheimer/世界銀行—世銀の世界食糧危機対応プログラムによる給食を受けるリベリアの子どもたちp.6 Arne Hoel/世界銀行—ソーラーパネルで夜も勉強できるようになったバングラデシュの子ども、ShatiとTowhidp.7 Bill Lyons/世界銀行—イエメン・サヌアのKardi学校で学年末試験を受ける生徒p.8 Jonathan Ernst/世界銀行—ガーナ・ケープ・コーストのMfantsipim男子校で数学を教えるWinston Mills-Comptonp.9 Dang Thanh Lan—ベトナム・ビントゥアン省ムイネービーチで侵食に強い安全な道路を建設する労働者p.10 UNICEF—ケニア・ダダーブの難民キャンプで教育、予防接種、食糧の提供を受けるソマリアから逃れてきた人々p.12 Jonathan Ernst/世界銀行—ガーナ・タコラディの火力発電所の整備士裏表紙 Arne Hoel/The 世界銀行—ガーナの水力発電所;Simone D. McCourtie/世界銀行—インド・マハーラーシュトラで農産物を見せる農婦

| I DA | 最貧国を支援する世界銀行の基金 | 1

IDA（アイダ）とは

国際開発協会（IDA）は世界銀行のグループ機関で、世界で最も貧しい国々を支援しています。1960年に設立されたIDAは、貧困削減に向けて、経済成長促進、格差是正、生活水準向上のためのプログラムに譲許的融資（「クレジット」と呼ばれます）や無償資金を提供しています。

IDAは、世銀設立以来の貸出機関である国際復興開発銀行（IBRD）の活動を補完しています。IBRDは自立して機能する機関として設立され、中所得国や信用力のある国を対象に貸出や助言サービスを提供しています。IBRDとIDAは、職員、本部ともに共通で、同一の厳格な基準を用いてプロジェクトを実施・評価しています。

IDAは、世界の82の最貧国（うち40か国はアフリカ諸国）に最大規模の資金援助を行っており、これらの国々の基本的社会サービスに対するドナーによる基金として単独では最大規模を誇ります。IDAの資金支援は、25億人の人々に良い変化をもたらしていますが、その大半が1日2ドル未満で命をつないでいる人々です。

350万人採用・研修した教師の人数—フランスの小・中学校の教師数の4倍以上

4億9600万人超予防接種を受けた子どもの数—米国の子どもの数の6.5倍

1億2300万人改良された水源へのアクセスを確保した住民の数。水と衛生への投資１ドルにつき、経済効果は８ドル

数字で見る IDAの主な実績2002-2012年

2 | I DA | 最貧国を支援する世界銀行の基金 |

IDAの資金援助は極めて緩やかな条件（譲許的）にて行なわれます。具体的には、IDA融資は無利子またはごく低金利で、返済期間は25～40年（5～10年間の支払猶予期間を含む）と長期にわたります。IDAはまた、紛争の影響下にある脆弱国や、債務負担に脆弱な国々に無償資金を提供しています。

IDAは、譲許的融資および無償資金に加え、重債務貧困国（HIPC）イニシアティブおよび多国間債務救済イニシアティブ（MDRI）を通じた大幅な債務削減も行っています。

IDAは創設以来、108か国における開発の取組みを支援してきました。年間の融資承認額は、過去3年間の平均額は約150億ドルとなり、うち約50%がアフリカに対するものです。2012年度におけるIDA融資承認額は160件以上の新規プロジェクトに対する148億ドルに達し、総額の15%は無償資金でした。

IDAの取組み世界の最貧国は、重要な開発ニーズに対し十分な資金を集めることができないことが多いため、重要な資金源として公的援助資金に依存しています。

IDAは、初等教育、基本的な保健サービス、清潔な水と衛生、環境セーフガード、農業、ビジネス環境の改善、インフラ、組織・制度の改革など、開発のための幅広い取組みを支援しています。これらのプロジェクトは、平等、経済成長、雇用創出、所得拡大、生活水準改善への道を開くものです。2011年7月1日から2014年6月30日までの期間（IDA16）、IDAプロジェクトは、ジェンダーの平等、気候変動、紛争の影響下にある脆弱国、危機対応という4つのテーマ分野に重点的に取り組んでいます。

途上国が直面する問題の多くは、その国だけの問題に留まりません。IDAは、これらの問題への対応を通じ、安全保障や環境、保健分野の懸念に取り組み、これらの脅威が

グローバルな問題へと発展しないよう努めています。

IDAへの拠出金は全体として管理され、使途が特定されていないので、IDAは、特に危機の際や困難で脆弱な環境において、各国の切実なニーズに大規模かつ柔軟に資金を動員することができます。

IDAのプロジェクト活動を補完しているのが、貧困削減のための政策策定の基盤となる分析研究です。IDAは、経済成長の基盤を拡大し、貧困層を経済的ショックから守るための方法について、政府に助言を行います。

IDAはまた、債務返済能力のない貧困国の債務を削減するため、ドナー国の協調を図っており、各国の返済困難度に基づいて無償資金を配分し、各国の債務の持続可能性を確保するシステムを整備しています。

IDAは開発効果を重視しており、成果を上げるための透明でコスト効率のよい援助のプラットフォームであると見なされています（「IDAの開発効果」の項を参照）。例えば、IDAの資金提供により、2002～2012年の10年間で、4億9600万人以上の子どもが予防接種を受け、1億2300万人が整備された上水道にアクセスできるようになりました。また、6500万人近い人々が保健・栄養・人口分野のサービスを受けられるようになり、1億8800万人の女性が妊婦検診を受けました。

IDAの活動についての詳しい情報と、ドナーやその他の関係者のIDAに関するコメントについては、IDAのウェブサイト： http://ww.worldbank.or.jp/ida/ フェイスブック：http://www.facebook.com/World-BankTokyo をご覧ください。

数字で見るIDAの主な実績2002-2012年

200万室以上年間1億500万人以上が恩恵を享受した、建設/修復された教室の数

3300万帳マラリア予防のため購入／配布された蚊帳


IDAのプロジェクトにより、25億人の人々の暮らし

が向上しています。その大半が1日2ドル未満で

命をつないでいます。


IDAの仕組みIDAへの拠出と発言権　 IDAは、総務会を

構成する172の出資国によって監督されています。IDAの日常的な開発業務は、世銀職員、プログラム対象国の政府と実施機関によって運営されています。

IBRDが資金の大部分を国際資本市場から調達しているのに対し、IDAは資金の大半が加盟国政府からの拠出により賄われています。この他IDAの資金は、IBRDおよび国際金融公社（IFC）からの所得移転（IDA16では30億ドル）や、過去のIDA融資の返済金（IDA16では146億ドル）も原資となっています。

直近の増資であるIDA第16次増資（IDA16）は2010年12月に最終合意され、3年間のプロジェクトの資金として、過去最大の493億ドルの規模となりました。ドナーからの拠出金はIDA16の65%近く（317億ドル）を賄い、IDA資金で最大の割合を占めています。

ドナー国と借入国の代表者は、3年ごとに増資交渉を行い、透明性のあるプロセスにより、IDAの戦略的方向性、融資、配分基準を決めます。IDAが学習、適応、革新を続けられるのは、この独自のガバナンス・プロセスがあるからです。

約1年にわたる増資プロセスでは、通常4回の公式会議が開かれます。IDAの政策枠組みが各国のニーズに確実に対応するよう、50を超えるドナー国政府の代表者（「IDA交渉官」と呼ばれる）に加え、借入国の代表者も招かれます。

増資交渉中に協議された政策文書は一般公開され、増資合意案は、最終の増資会議前にウェブに掲載され、一般からのコメントを募ります。IDA職員は、全世界の市民社会組織（CSO）とも継続的に議論しています。

ドナーと借入国の代表は、2012年秋に行われた中間レビュー会合で、IDA16の進捗状況について検証を行いました。その結果、借入国では貧困削減のためにIDA資金が効果的に活用され、一定の成果を上げていることが確認されました。

2014年7月1日から2017年6月30日を対象とする第17次増資交渉（IDA17）は、2013年12月に終了する予定です。

IDA支援の適格国であるかどうかは、何よりもまずその国の相対的貧困度によって決まり、一人当たりGNI（国民総所得）が毎年改定される基準額を超えないことが条件となります。

IDAはまた、規模の小さな島嶼国など、上記の限度額を超えてはいるものの、IBRDからの貸出を受けられる市場信用力を持たない一部の国も支援しています。

他方、インドやパキスタンなどの国々は、一人当たり国民所得ではIDA融資適格国に入りますが、IBRDからの貸出を受けるだけの信用力もあります。こうした国々は「ブレンド」国と呼ばれています。

現在、IDA適格国は82か国に上り、人口は総計で25億人と、途上国の全人口の半分を占めます。このうち18億人が1日2ドル未満で暮らしていると推定されています。

最新のIDA借入国一覧は、www.worldbank.org/IDA/borrowers （英語版）をご参照ください。

IDA借入国


IDA資金の配分方法　　IDA融資適格国82か国は、譲許的資金を切実に必要としています。しかし、ドナー国が誓約して拠出額が確定するIDAの資金総額は、各国が必要とするレベルには届いていません。

そのためIDAは、限られた資金を適格国の間でどのように配分するかを決定する必要があります（借入国については囲み記事をご覧ください）。その際の決定は、各国の所得水準、経済パフォーマンスや進行中のIDAプロジェクトの運営実績など、あらかじめ合意した一連の基準に基づいて行われます。

各国が資金を受け取るためには、まず以下の基準を満たす必要があります。

• 一人当たり国民総所得（GNI）で定義される相対的貧困度が、限度額（毎年改定、2013年度は1,195ドル）を超えていない。

• 市場で資金調達をするだけの信用力がない。

以上の基準を満たした国について、経済成長と貧困削減を推進するための政策の実施能

IDAは、危機の際には、大規模に資金を

動員して各国のニーズに対応することが

できます。


力が評価されます。これは、国別政策・制度アセスメントを通じて行われます。アセスメントと、ポートフォリオ・パフォーマンスを合わせたものがIDA国別パフォーマンス格付けです。格付けの他に、人口と一人当たり国民所得も、IDA資金の配分の際に考慮されます。格付けは、IDAのウェブサイト（www.worldbank.org/ida）（英語版）で公表されています。

IDA16の合意で、IDAドナーと世界銀行は、サブサハラ・アフリカを引き続き優先項目とし、パフォーマンスの裏付けがあればIDA資金の50%以上を配分することを提言しています。

融資条件　　IDAの融資条件は、各借入国の所得水準と債務状況を反映しているため、借入国毎に異なります。IDA16増資交渉の際に行われた交渉の結果、経済発展の進んだ借入国に対する融資条件を、譲許性を維持しつつもある程度「引き上げ」ました（償還期間の短縮と金利の追加）。

2012年、IDAは、Publish What You Fundによる国際援助の透明性審査によ

り高く評価されました。


イエメンでは、IDAが2008年、2009年に導入した

条件付き現金給付スキームの結果、3万9000人の少女が

学校に通えるようになりました。


IDAは、10年以上前から厳しい成果評価システムを

導入しています。


IDAの開発効果IDAは10年以上にわたり、途上国の成長と貧困削減に対する支援の効果を測定してきており、またドナーに対して、拠出が有効に活用されたかを報告してきました。IDA16における成果評価システム

（RMS）は、IDA適格国全体の総合的な開発成果を示す、成果・パフォーマンス枠組みを用いており、IDAによる開発成果を評価し、ミレニアム開発目標（MDGs）のフレームワークとも結びついています。また、IDAがプロジェクトとサービスを効果的に管理しているか、効率的に機能しているか、なども示します。

RMS枠組みは、指標を4つの階層に分類しており、最初の2つの階層は各国の総合的な開発成果を測定し、その中のIDAによる貢献度を測定します。他の2つの階層は、IDA16で合意されたパフォーマンス基準に照らして、「IDAレポートカード」でパフォーマンスをモニターしています。 4つの階層とは (1) IDA対象国の進捗状況、(2) IDAが支援する開発の成果、(3) IDAプロジェクトの有効性、(4) IDA組織の有効性です。

RMSは、従来から入手可能であった、プロジェクト別、国別、セクター別の成果に関するデータを補足し、国、セクター、テーマ、プロジェクトの各レベルで実施される質的な評価を補完するシステムです。

IDAの未来今日の財政をめぐる問題は、借入国からドナー、市民社会組織に至るまで、開発に関わるすべての関係者にとっての課題となっています。加えて、気候変動対策、脆弱国支援、ジェンダーの平等、万人が成長の恩恵を享受できる必要性など、新たな課題に対応していく必要もあります。そして、今後10年間で多くの国々がIDAの一人当たり所得の支援基準を上回ることが予想される一方で、これらの国々には依然として広範な支援を必要とする何百万人もの貧しい人々が引き続き存在していることも明らかです。

IDA17は、全体テーマとして「開発効果の最大化」を打ち出しています。これは、民間投資、公的資金、そして知見を、成果重視かつコスト効率の良い形で活用することにより、加盟国に総合的なソリューションを提供するようIDAに求めるものです。IDA17は、社会的弱者に配慮した成長、ジェンダー、気候変動、紛争の影響下にある脆弱国を特別テーマに掲げ、広範な成長を阻害する重大な要因の解消を図り、強固で持続可能な開発のために長期的なファンダメンタル（経済の基本要件）の整備を目指します。


3億冊購入および／または配布された教科書の数－ニューヨーク公立図書館の蔵書数の15倍に相当


IDAは、ソマリアと国境を接するケニアとエチオピアにある

難民キャンプで暮らす50万以上の人々に、栄養補給、保健、

衛生サービスを提供しています。

世界規模や国レベルで様々な課題が浮上する中、IDAは大きく変わり続けています。我々は引き続きドナー国や借入国と協力して、IDAの財政の持続可能性、脆弱国、成果などの問題に対処する方法を模索しています。

課題は、極度の貧困を撲滅し、援助資金で最大の効果をもたらすという国際社会の強い意志に向けて、世界全体で持続的に取組んでいくことです。


世界銀行の名で知られる国際復興開発銀行（IBRD）は、ヨーロッパ各国の第二次世界大戦後の復興支援を目的に、1944年に設立が合意されました。IDAは、最も貧しい途上国が切実に必要としていた資金をIBRD貸出よりも緩やかな条件で提供するため、1960年に設立されました。

今日、IDAは、最も困難で複雑な状況にある数億の最貧困層が悪循環から抜け出せるよう道を開くことにより、開発の状況を大きく変える機関として認識されています。

• グローバルな課題への取り組みを主導。気候変動への対応力強化から、兵士の社会復帰のための雇用創出にいたるまで、公共の利益のために困難な課題の解決に向けて、他のパートナーと共により安全な世界の構築に貢献。

• 状況を大きく改善。IDAは、各国が文字通り開発の状況を一変させるようなソリューションを支援。例えば、1970年代、飢餓に陥った南アジアの数百万の人々のために、農業の歴史を変えるようなソリューションを提供。債務削減や有鉛ガソリンの段階的廃止の分野でも先駆的な取り組みを実施。

• 長期的支援を提供。メディアで大きく取り上げられなくなった後も、IDAはその国に留まり、成果を持続させるために、長期的な成長と能力の強化を推進。

• 収益が見込めないと見なされがちな最貧国にも、IDAは継続して支援を提供。数億もの貧しい人々が、安全な飲料水、電気、トイレを利用でき、尊厳ある質の高い生活を実現できるよう支援。

• 女性が暮らしやすい世界を構築。女児の就学を促進し、女性が小規模事業立上げのために融資を受け易くし、やがては家族やコミュニティの経済見通しに変化をもたらすような支援を行うなど、数千年におよぶジェンダーによる差別の解消に貢献。

• 世銀グループと協力して、開発に統合的なアプローチを導入。変化をもたらし、民間セクターによる投資が活発に行われるような環境の構築を支援。

IDAは透明性においても先進的な存在であり、あらゆる国際組織の中で最も厳しい独立評価を行なっています。例えば2012年、IDAは、英国に本部を置き、ガバナンス、援助の有効性、情報アクセスの問題に取り組む市民社会団体「Publish What You Fund」により、国際援助の透明性について、対象となった58ドナーの中で2位にランクされました。

世界開発センターがドナー国・援助機関による援助の質について行った2011年の評価では、IDAとその他いくつかの多国間基金が高い評価を得ました。多くの二国間基金よりも援助資金を「賢明」に活用し、高い費用対効果で価値を引き出し、より安定的で安全、かつより豊かなグローバル・システムを構築している、というのがその理由です。

オーストラリア国際開発庁（AusAID）が2012年に行った評価では、7つの対象分野のうち少なくとも6分野で「非常に優れている」、「優れている」と評価された42機関の中で、世界銀行／IDAが13位にランクインしています。同評価の報告書は、「オーストラリア政府は、こうしたコア資金の拡充は、オーストラリアの開発戦略にも沿った目に見える開発効果をもたらし、投資効率も確保される」としています。

ドナーの資金余力が乏しい中、ドナーが多国間支援の枠組みを幅広く有効活用する必要性はさらに高まります。こうした仕組みのリーダー的存在がIDAです。

なぜ IDAなのか

6500万人英国の人口に相当する数の人々が基本的な保健・栄養・人口サービスへのアクセスを確保

5200万人超脆弱な女性や幼い子どもたちが、命が助かり、生活が大きく変わるような栄養サービスの恩恵に



IDAは、2009～2010年の間に、

再生可能エネルギーとエネルギー効率化への投資を

2倍以上に増やしています。

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2013年6月

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