cable checker model c－200ahome.n07.itscom.net/sac/c-200a_v2_20manual.pdfはじめにはじめに...

ＣＡＢＬＥＣＨＥＣＫＥＲ

ＭＭＯＯＤＤＥＥＬＬＣＣ－－２２００００ＡＡ

ＶｅｒｓｉｏｎＶ－２．２０

取扱説明書

２０１０年０４月０１日

ＳＳＡＡＣＣシシスステテムムアア－－トト

はじめにはじめにはじめにはじめに

この度は、Ｃ－２００ＡＣＡＢＬＥＣＨＥＣＫＥＲをお買上げ頂き、ありがとうございます。

ご使用になる前に、この取扱説明書をよくお読み頂き、正しく使用されますようお願い致します。

使用上使用上使用上使用上のののの注意注意注意注意

■ 本器は、ＡＣ１００Ｖ以外の電源では使用しないで下さい。故障・火災等の原因になります。

（但し、付属のＡＣＡＤＡＰＴＥＲはＡＣ１００Ｖ～ＡＣ２４０Ｖに対応していますので

ＡＣ１００Ｖ以外で使用する時は、充分ご注意の上、お客様の責任においてご使用ください。）

■付属のＡＣＡＤＡＰＴＥＲ（ＤＣ５Ｖ）以外は使用しないで下さい。

他のＡＣＡＤＡＰＴＥＲを使用すると、故障の原因になります。

■長時間本器を使用しない時は、安全のためＡＣＡＤＡＰＴＥＲをコンセントから抜いて

下さい。

■ＡＣＡＤＡＰＴＥＲの抜き差しの際には、感電の恐れがありますので十分注意して下さい。

■本器の分解・改造は絶対に行わないで下さい。

■本器のテストケ－ブル接続用コネクタには、絶対に外部より電圧を印加しないで下さい。

故障の原因になります。

■本器の入出力コネクタに外部機器を接続する場合は、電気的仕様・コネクタ端子番号等を

ご確認の上、使用して下さい。間違った使い方をすると、故障の原因になります。

■衝撃禁止

本器は精密電子回路で構成されております。落下とか強い衝撃は故障の原因になりますので

ていねいにお取り扱い下さい。

ごごごご注意注意注意注意

■本書の内容および製品の仕様等は予告なしに変更することがあります。

■本書の内容の一部または全部を無断で転載することは禁止されております。

保証保証保証保証ととととアフターサービスアフターサービスアフターサービスアフターサービス

保証期間中に適正な使用状態のもとで、万一本製品が故障した場合は無償で修理させて頂きます。

尚、保証期間はご購入日より一ヵ年としますが、保証期間内でも以下の場合は有償となります。

■お客様のお取り扱いが適正でなかったことによる故障

■火災や水害，地震などの天災による故障および損傷

■故障の原因が本製品以外に起因する場合

■お買上げ後の輸送・移動・落下などによる故障および損傷

■当社以外で不当な修理・改造された場合

本製品本製品本製品本製品にににに関関関関するおするおするおするお問合問合問合問合せせせせ，，，，およびおよびおよびおよび修理品修理品修理品修理品のののの送付先送付先送付先送付先

ＳＡＣＳＡＣＳＡＣＳＡＣシステムアートシステムアートシステムアートシステムアート

〒227-0045 横浜市青葉区若草台２１－１０－１０６

ＴＥＬ：０４５－５０８－９４８０

ＦＡＸ：０４５－５０８－９４８１

E-mail：[email protected]

目次

１．概要 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１

２．構成 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１

３．仕様 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１

４．各部の名称と機能 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－２

４－１．操作パネルスイッチ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－３

４－２．操作パネルＬＥＤ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－３

４－３．ＬＣＤ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－３

４－４．外部インタ－フェ－ス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－４

５．ＬＣＤ表示フォ－マット ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１０

６．テスト条件の設定 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１１

７．ＴＹＰＥ設定表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１６

８．操作方法 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１８

８－１．良品ケ－ブルのデ－タ読み込み ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１８

８－２．ケ－ブルテスト ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－１９

８－３．ケ－ブル配線デ－タの表示 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－２３

８－４．トレ－ステスト ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－２４

８－５．セルフテスト ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－２６

９．使用方法 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－２７

９－１．テスト用ケ－ブルの接続 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－２７

９－２．ケ－ブルチェック ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－３１

９－３．バックアップバッテリーについて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ｐ－３３

Ｐ－１

１．概要

ＭＯＤＥＬＣ－２００Ａは、ケ－ブル・ハーネス加工品の導通検査を目的とした軽量・コン

パクト設計のケ－ブルチェッカ－（ハーネスチェッカ－）です。

被検査ケ－ブルの全ピン間で、ショ－ト・オ－プン・誤配線のチェックを短時間で行います。

（全ピン総当たり方式）

最大１２８ピン（２５６ポイント）までの、あらゆる配線状態のケ－ブルに対応します。

（ダイオ－ド入り，分岐配線，ジャンパ－配線等にも対応）

良品ケ－ブルの配線デ－タを読み込んで内部メモリに記憶させ、その配線デ－タと被検査

ケ－ブルを比較チェックします。配線デ－タは６４種類まで内部メモリに保存できます。

ケ－ブル配線デ－タはバッテリ－バックアップにより電源をオフにしても保持されます。

検査結果はＯＫ／ＮＧＬＥＤとブザ－でオペレ－タに知らせます。

２０文字×２行のＬＣＤで各種設定値，不良内容等をわかりやすく表示します。

軽量・コンパクト設計で場所もとらず、また、簡単操作で初めての方もすぐに使用できます。２．構成

品名数量備考

Ｃ－２００ＡＣＡＢＬＥＣＨＥＣＫＥＲ本体１台

ＡＣＡＤＡＰＴＥＲ１個ＤＣ５Ｖ－２．５Ａ

テスタ－リ－ド１本トレ－ステスト用

取扱説明書１部

プリンタ－（μＴＰ－５８２４Ａ）１台三栄電機（予備品）

プリンタ－ケ－ブル１本３４Ｐ×１ｍ（〃）

３．仕様

１．検査ポイント数：最大２５６ポイント（１２８ピン両側）

２．ＴＹＰＥＮｏ．：６４種類（ケ－ブルデ－タ登録数）

３．検査速度：１ポイント当たり、０１～９９ｍＳ設定可能

４．検査時間：１～４秒（検査速度，繰り返し回数の設定による）

５．検査電圧：ＤＣ５Ｖ ±１０％

６．検査電流：２５０μＡ±１０％

７．ショ－ト判定値：３ＫΩ以下

８．オ－プン判定値：１０ＫΩ以上

９．検査用コネクタ－：６４ピン × ４

１０．表示：２０文字 × ２行ＬＣＤ，ＯＫ／ＮＧＬＥＤ

１１．電源：ＤＣ５Ｖ２Ａ（ＡＣ１００Ｖ用アダプタ付属）

１２．環境条件：温度０～４０℃ ，湿度０～９０％（結露しないこと）

１３．外形寸法：Ｗ２５０ × Ｄ１７０ × Ｈ７０ｍｍ

１４．重量：約１．５Ｋｇ

CN3CN4

1617

TRACE

19

PRINTERC-BOX

21

ＣＡＢＬＥ　ＣＨＥＣＫＥＲＣ－２００Ａ

13ＲＯＭ　Ｖｅｒｓｉｏｎ　　Ｖ－１．００

Ｃ－２００Ａ　ＣＡＢＬＥ　ＣＨＥＣＫＥＲ

RESETSTOPSTART

O K N G LOAD

MENU SET DATA

2

3

4

5

6

7 8

9

10

11

12

Ｐ－２４．各部の名称と機能

CN2 CN1

DC IN

POWER

1 18

1415

20

Ｐ－３

４－１．操作パネルスイッチ

① ＰＯＷＥＲ …… 本器にＰＯＷＥＲ（ＤＣ５Ｖ）を供給するスイッチ

スイッチＯＮで本器にＰＯＷＥＲを供給します。

② ＲＥＳＥＴ …… イニシャルリセットスイッチでＯＮにより全てをクリアし本器を初期状態

にします。

③ ＳＴＯＰ …… テストストップスイッチでＯＮによりケ－ブルチェックをストップします。

（一時停止）二回目のＯＮでテストを終了します。

④ ＳＴＡＲＴ …… テストスタ－トスイッチでＯＮによりケ－ブルチェックをスタ－トします。

エラ－ストップ時のリスタ－トスイッチとしても使用します。

⑤ ＬＯＡＤ …… 良品ケ－ブルデ－タを読み込む時、使用します。

ＯＮにより良品ケ－ブルデ－タを読み込み内部メモリ－にセットします。

⑥ ＭＥＮＵ … ケ－ブルチェックに必要な設定項目を選択するスイッチ。ＭＥＮＵスイッチのＯＮによりＬＣＤに表示する設定項目を切り替えます。

⑦ ＳＥＴ … 設定デ－タをセットするスイッチＯＮにより設定値をメモリ－にセ－ブして設定作業を終了します。

⑧ ＤＡＴＡ ↑ … 選択された設定項目のデ－タを変更するスイッチ。

ＤＡＴＡ ↓ ＤＡＴＡスイッチのＯＮによりデ－タを＋１，－１して、ＬＣＤに表示

します。

４－２．操作パネルＬＥＤ

⑨ ＳＴＯＰ …… ストップ状態で点灯

⑩ ＳＴＡＲＴ …… テスト実行中点灯

⑪ ＯＫ …… エラ－無しでテスト終了時点灯

⑫ ＮＧ …… エラ－発生時点灯

４－３．ＬＣＤ

⑬ ＬＣＤ …… ２０文字×２行（ＬＥＤバックライト付き）テスト結果，不良内容等を表示します。

Ｐ－４

４－４．外部インタ－フェ－ス

⑭ ＣＮ１コネクタ－（６４Ｐｉｎ）

信号名ＰＩＮＮｏＰＩＮＮｏ信号名ＣＮ１－０１１２ＣＮ１－０２０３３４０４０５５６０６０７７８０８０９９１０１０１１１１１２１２１３１３１４１４１５１５１６１６１７１７１８１８１９１９２０２０２１２１２２２２２３２３２４２４２５２５２６２６２７２７２８２８２９２９３０３０３１３１３２３２３３３３３４３４３５３５３６３６３７３７３８３８３９３９４０４０４１４１４２４２４３４３４４４４４５４５４６４６４７４７４８４８４９４９５０５０５１５１５２５２５３５３５４５４５５５５５６５６５７５７５８５８５９５９６０６０６１６１６２６２

６３６３６４６４

使用コネクタ－：ＨＩＦ３ＢＢ－６４ＰＡ－２．５４ＤＳ（ヒロセ電機）

ドライブ／レシ－ブ回路例．５Ｖ

ＬＳ０６相当 20K

ＣＮ１－０１

ＨＣＴ２４５相当

注意：絶対にコネクタ－の端子に、外部より電圧を印加しないで下さい。

Ｐ－５

⑮ ＣＮ２コネクタ－（６４Ｐｉｎ）

信号名ＰＩＮＮｏＰＩＮＮｏ信号名ＣＮ２－０１１２ＣＮ２－０２０３３４０４０５５６０６０７７８０８０９９１０１０１１１１１２１２１３１３１４１４１５１５１６１６１７１７１８１８１９１９２０２０２１２１２２２２２３２３２４２４２５２５２６２６２７２７２８２８２９２９３０３０３１３１３２３２３３３３３４３４３５３５３６３６３７３７３８３８３９３９４０４０４１４１４２４２４３４３４４４４４５４５４６４６４７４７４８４８４９４９５０５０５１５１５２５２５３５３５４５４５５５５５６５６５７５７５８５８５９５９６０６０６１６１６２６２

６３６３６４６４




ＣＮ２－０１



Ｐ－６

⑯ ＣＮ３コネクタ－（６４Ｐｉｎ）

信号名ＰＩＮＮｏＰＩＮＮｏ信号名ＣＮ３－０１１２ＣＮ３－０２０３３４０４０５５６０６０７７８０８０９９１０１０１１１１１２１２１３１３１４１４１５１５１６１６１７１７１８１８１９１９２０２０２１２１２２２２２３２３２４２４２５２５２６２６２７２７２８２８２９２９３０３０３１３１３２３２３３３３３４３４３５３５３６３６３７３７３８３８３９３９４０４０４１４１４２４２４３４３４４４４４５４５４６４６４７４７４８４８４９４９５０５０５１５１５２５２５３５３５４５４５５５５５６５６５７５７５８５８５９５９６０６０６１６１６２６２

６３６３６４６４




ＣＮ３－０１



Ｐ－７

⑰ ＣＮ４コネクタ－（６４Ｐｉｎ）

信号名ＰＩＮＮｏＰＩＮＮｏ信号名ＣＮ４－０１１２ＣＮ４－０２０３３４０４０５５６０６０７７８０８０９９１０１０１１１１１２１２１３１３１４１４１５１５１６１６１７１７１８１８１９１９２０２０２１２１２２２２２３２３２４２４２５２５２６２６２７２７２８２８２９２９３０３０３１３１３２３２３３３３３４３４３５３５３６３６３７３７３８３８３９３９４０４０４１４１４２４２４３４３４４４４４５４５４６４６４７４７４８４８４９４９５０５０５１５１５２５２５３５３５４５４５５５５５６５６５７５７５８５８５９５９６０６０６１６１６２６２

６３６３６４６４




ＣＮ４－０１



Ｐ－８

⑱ ＤＣＩＮ …… ＤＣ５Ｖ入力コネクタ－

付属のＡＣＡＤＡＰＴＥＲ出力を接続します。

ＤＣ５Ｖ±５％２．５Ａ

⑲ ＴＲＡＣＥ …… トレ－ステスト用バナナジャック付属のトレ－ステスト用リ－ドを接続します。

⑳ ＰＲＩＮＴＥＲ…… セントロニクス準拠（３４Ｐｉｎ）

信号名ＰＩＮＮｏＰＩＮＮｏ信号名＊ＤＡＴＡＳＴＢ１２ＧＮＤＤＡＴＡ１３４〃〃２５６〃〃３７８〃〃４９１０〃〃５１１１２〃〃６１３１４〃〃７１５１６〃〃８１７１８〃＊ＡＣＫＮＬＧ１９２０〃ＢＵＳＹ２１２２〃ＰＥ２３２４ＳＬＣＴ２５２６＊ＲＥＳＥＴ注１．＋５Ｖ２７２８注１．＋５ＶＧＮＤ２９３０ＧＮＤＧＮＤ３１３２ＧＮＤ

ＦＧ３３３４

使用コネクタ－：ＨＩＦ３Ｆ－３４ＰＡ－２．５４ＤＳ（ヒロセ電機）

注１．２７，２８Ｐｉｎは、付属のプリンタ－の電源用に＋５Ｖになっています。

他のプリンタ－を使用する場合は注意して下さい。

○21 Ｃ－Ｂ０Ｘ …… Ｃ－Ｂ０Ｘ用コネクタ－（１０Ｐ）

ＰＩＮＮｏ．信号名備考１ＳＴＡＲＴＳＷ外部ＳＴＡＲＴＳＷ接続端子２Ｎ．Ｃ３Ｎ．Ｃ４ＧＮＤＳＴＡＲＴＳＷコモン接続端子５ＳＴＡＲＴＬＰＳＴＡＲＴＬＥＤ（Ｋ）接続端子６Ｎ．Ｃ７ＯＫＬＰＯＫＬＥＤ（Ｋ）接続端子８ＮＧＬＰＮＧＬＥＤ（Ｋ）〃９＋５ＶＬＥＤコモン（Ａ）〃

１０＋５Ｖ〃〃

使用コネクタ－：ＨＩＦ３Ｆ－１０ＰＡ－２．５４ＤＳ（ヒロセ電機）

Ｐ－９

Ｃ－ＢＯＸコネクタ－端子説明

１ＰＩＮ（－ＳＴＡＴＳＷ） …… 外部スタ－トスイッチ接続用端子

４〃（ＧＮＤ） …… 〃〃〃コモン接続用端子

5V

3.3K

１ -STATSW

○ ● ○ ○ ○ 外部

100Ω ４ GND START SW

LS04相当 ○

▽

タイミング OFF

－ＳＴＡＴＳＷ ON

５０～５００ｍＳ

５ｐｉｎ（－ＳＴＡＴＬＰ） …… 外部ＳＴＡＲＴＬＥＤ接続用端子

７ｐｉｎ（－ＯＫＬＰ） …… 〃ＯＫ〃〃〃

８ｐｉｎ（－ＮＧＬＰ） …… 〃ＮＧ〃〃〃

９ｐｉｎ（Ｐ＋５Ｖ） …… ＬＥＤコモン用＋５Ｖ

１０ｐｉｎ（Ｐ＋５Ｖ） …… 〃〃〃

220Ω

○ ○ 外部

ＬＥＤ

7406相当９，１０

5V ○

タイミング OFF

－ＳＴＡＴＬＰ ON

↑テストスタ－ト ↑テストエンド

－ＯＫＬＰ OFF

－ＮＧＬＰ ON

↑テストエンド ↑次のＳＴＡＲＴＯＮ

ＲＥＳＥＴＯＮ

Ｐ－１０

５．ＬＣＤ表示フォ－マット

１．ＰＯＷＥＲＯＮ時（初期状態）

Ｃ－２００ＡＣＡＢＬＥＣＨＥＣＫＥＲ

ＲＯＭＶｅｒｓｉｏｎＶ－２．２０

ＭＯＤＥＬ名，ＲＯＭＶｅｒｓｉｏｎ表示を行う。

（ＰＯＷＥＲＯＮの直後、１．０秒間）

２．アイドル状態（ＳＴＯＰ状態）

ＴＹＰＥ＝０１

ｐｉｎＳＴＡ＝００１ＥＮＤ＝１２８

現在設定されているＴＹＰＥＮｏ．の表示を行います。

ＳＴＡｐｉｎとＥＮＤｐｉｎの設定値を表示します。

３．ケ－ブルチェック時（ＳＴＥＰＴＥＳＴ：ｏｎ時）

００１：０００００００００００００００１

０００００００００００００００１

；ＣＮ１デ－タ

；ＣＮ２デ－タ

LSB

CHECK No.

４．エラ－ストップ時（例．５Ｐと６Ｐが誤配線の場合）

ＣＮ１ＣＮ２

○４４○

○５５○

○６６○

○７７○

上記表示で１回停止 → ＳＴＡＲＴＳＷＯＮで次の表示へ

００６：１００６－２００５：ＳＨＯＲＴ

００６：１００６－２００６：ＯＰＥＮ

エラ－内容

ＲＥＣＥＩＶＥ側ＰｉｎＮｏ．

〃ＣＮＮｏ．

ＤＲＩＶＥ側ＰｉｎＮｏ．

〃ＣＮＮｏ．

ＣＨＥＣＫＮｏ．

００５：１００５－２００５：ＯＰＥＮ

００５：１００５－２００６：ＳＨＯＲＴ

Ｐ－１１

６．テスト条件の設定

テストに必要な各種条件（ＴＹＰＥＮｏ．，ＥＮＤＰＩＮＮｏ．等）の設定を行います。

設定作業はアイドル状態で行って下さい。（ＳＴＯＰ状態）

ＭＥＮＵＳＷをＯＮにする度に、設定項目を切り替えて、ＬＣＤに表示します。

ＤＡＴＡ ↑ ，↓ ＳＷで設定値を変更します。

ＳＥＴＳＷをＯＮにすると、現在の表示値をメモリ－にセ－ブして設定作業を終了します。

ＬＣＤはアイドル画面に戻ります。

ＳＴＡＲＴＰＩＮＮｏ．＝これらの設定値は、ＴＹＰＥＮｏ．別にセットされています。

ＥＮＤＰＩＮＮｏ．＝ＴＹＰＥＮｏ．を変更した場合は、これらの設定値を確認して

ＷＡＩＴＴＩＭＥ＝設定変更して下さい。

ＲＥＰＥＡＴＴＩＭＥ＝

ＣＮ１ＣＯＮ＝

ＣＮ２ＣＯＮ＝

ＣＮ３ＣＯＮ＝

ＣＮ４ＣＯＮ＝

ＳＴＥＰＴＥＳＴ＝これらの設定値は、全ＴＹＰＥ共通で使用します。

ＴＲＡＣＥＴＥＳＴ＝ＴＹＰＥＮｏ．を変更しても、設定値は変化しません。

ＡＵＴＯＳＴＡＲＴ＝

ＢＵＺＺＥＲ＝

ＰＲＩＮＴＯＵＴ＝

ＰＲＩＮＴＭＯＤＥ＝

ＴＩＴＬＥＰＲＩＮＴ＝

ＯＫＣｏｕｎｔｅｒ＝

ＮＧＣｏｕｎｔｅｒ＝

最初にＭＥＮＵＳＷを押すと、次の表示になります。

ＴＹＰＥＮｏ．＝００（設定範囲００～６３）

ケ－ブルの種類を設定します。

ＴＹＰＥＮｏ．の設定を変更する場合は、ＤＡＴＡ ↑ ，↓ ＳＷで設定値を変更します。

ＤＡＴＡ ↑ ＳＷは設定値を＋１，↓ ＳＷは設定値を－１します。

ＤＡＴＡ ↑ ，↓ ＳＷを１ＳＥＣ以上押し続けると高速でカウントします。

設定作業を続ける場合には、ＭＥＮＵＳＷをＯＮ、次の項目の表示になります。

ＭＥＮＵＳＷを１ＳＥＣ以上押し続けると自動的に項目を＋１します。

ＳＴＯＰＳＷを押しながらＭＥＮＵＳＷを押すと項目を－１します。

設定作業を終了する場合は、ＳＥＴＳＷをＯＮにします。

現在の表示値をメモリ－にセ－ブして設定作業を終了します。

Ｐ－１２

ＳＴＡＲＴＰＩＮＮｏ．＝００１（設定範囲００１～１２８）

ケ－ブルチェック時のチェック開始ＰＩＮＮｏ．を設定します。

通常は００１ＰＩＮを設定。

前記ＴＹＰＥＮｏ．の設定と同様の操作で設定を行います。

ＥＮＤＰＩＮＮｏ．＝１２８（設定範囲００１～１２８）

ケ－ブルチェック時のチェック終了ＰＩＮＮｏ．を設定します。

通常はケ－ブルの最大ＰＩＮＮｏ．を設定。


ＷＡＩＴＴＩＭＥ＝０１（設定範囲００～９９ｍＳ）

１ポイント当たりのＷＡＩＴＴＩＭＥ（検査速度）を設定します。通常は０１ｍＳ設定。

００ｍＳに設定すると約０．２ｍＳウェイトします。

ケ－ブルが長い（２０ｍ以上）場合とか、ケ－ブルのピン間にコンデンサー（0.1ｕＦ以上）が

実装されている場合は、設定値を増やして下さい。


ＲＥＰＥＡＴＴＩＭＥ＝０１（設定範囲００～９９）

ケ－ブルチェック時の繰り返し回数を設定します。通常は０１回設定。

００に設定すると、ＳＴＯＰＳＷが押されるまで繰り返しチェックします。


注．ＳＴＡＲＴＰＩＮＮｏ．とＥＮＤＰＩＮＮｏ．のチェック

ＳＥＴＳＷを押して設定作業を終了する時にSTART PIN No.とEND PIN No.のチェックを

行います。

ａ．ＳＴＡＲＴＰＩＮＮｏ．のチェック

START PIN No.が“００１”でないとブザーを鳴らして次の注意表示を行います。

セットテ゛ータチェックＯＫ？？

ＳＴＡＲＴＰＩＮＮｏ．＝００５

セットテ゛ータチェックＯＫ？？

ｙ－＞Ｓｅｔｓｗｎ－＞Ｍｅｎｕｓｗ

交互に表示

データを修正する場合はＭＥＮＵＳＷを押して下さい。

START PIN No.の設定画面になりますのでＤＡＴＡ ↑ ，↓ ＳＷで設定値を変更して下さい。

ＳＥＴＳＷを押すとSTART PIN No. とEND PIN No.のチェックを再度行い終了します。

このデータのままセットする場合はＳＥＴＳＷを押して下さい。

次にEND PIN No.のチェックを行い設定作業を終了します。

ｂ．ＥＮＤＰＩＮＮｏ．のチェック

END PIN No.がSTART PIN No.より小さいとブザーを鳴らして注意表示を行います。

上記START PIN No.の場合と同様の操作をして下さい。

Ｐ－１３

ＣＮ１ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４

ＣＮ２ＣＯＮ＝ＤＤＫ５７－５０Ｐ

ＣＮ３ＣＯＮ＝ＭＩＬ０６５－１２８

ＣＮ４ＣＯＮ＝ＭＩＬ０６５－１２８

ＣＮ１～ＣＮ４に接続されるコネクタ－の種類を設定します。（ＤＡＴＡ ↑，↓ ＳＷで設定変更）

Ｃ－１００シリ－ズの標準アダプタ－

Ｃ１００ＣＡＤＰ２（アンフェノ－ル用），Ｃ１００ＣＡＤＰ３（Ｄ－Ｓｕｂ用）を使用して、

ＤＤＫ５７シリ－ズ，Ｄ－Ｓｕｂシリ－ズコネクタ－を接続する時に設定します。

ＤＤＫ５７シリ－ズ，Ｄ－Ｓｕｂシリ－ズコネクタ－を実際のピン番号で表示させる為に設定します。

上記アダプタ－を使用しないで、ＣＮ１～ＣＮ４のピン番号とテスト用ケ－ブル（コネクタ－）の

ピン番号が一致するようなアダプタ－ケ－ブルを作製して、接続する場合は、“MIL００１－０６４”

に設定してください。ＣＮ１～ＣＮ４のピン番号と同じピン番号で表示します。

MIL００１－０６４：通常のフラットケ－ブル（コネクタ－）等の場合に設定

ＣＮ１～ＣＮ４のピン番号と同じピン番号で表示します。

MIL０６５－１２８：通常のフラットケ－ブル（コネクタ－）等の場合で、ＣＮ３，ＣＮ４を

ＣＮ１，ＣＮ２の上位コネクターとして使用する場合に設定

ＣＮ３，ＣＮ４は０６５～１２８のピン番で表示します。

ＣＮ１は１００１～１０６４ＣＮ３は１０６５～１１２８Ｐとして使用

ＣＮ２は２００１～２０６４ＣＮ４は２０６５～２１２８Ｐとして使用

ＤＤＫ５７－１４Ｐ：上記ＣＡＤＰ２を使用して、ＤＤＫ５７－１４Ｐを接続する場合に設定

ＤＤＫ５７－１４Ｐのピン番で表示します。

ＤＤＫ５７－２４Ｐ：上記ＣＡＤＰ２を使用して、ＤＤＫ５７－２４Ｐを接続する場合に設定

ＤＤＫ５７－２４Ｐのピン番で表示します。

ＤＤＫ５７－３６Ｐ：上記ＣＡＤＰ２を使用して、ＤＤＫ５７－３６Ｐを接続する場合に設定

ＤＤＫ５７－３６Ｐのピン番で表示します。

ＤＤＫ５７－５０Ｐ：上記ＣＡＤＰ２を使用して、ＤＤＫ５７－５０Ｐを接続する場合に設定

ＤＤＫ５７－５０Ｐのピン番で表示します。

Ｄ－Ｓｕｂ－９Ｐ：上記ＣＡＤＰ３を使用して、Ｄ－Ｓｕｂ－９Ｐを接続する場合に設定

Ｄ－Ｓｕｂ－９Ｐのピン番で表示します。

Ｄ－Ｓｕｂ－１５Ｐ：上記ＣＡＤＰ３を使用して、Ｄ－Ｓｕｂ－１５Ｐを接続する場合に設定

Ｄ－Ｓｕｂ－１５Ｐのピン番で表示します。

Ｄ－Ｓｕｂ－２５Ｐ：上記ＣＡＤＰ３を使用して、Ｄ－Ｓｕｂ－２５Ｐを接続する場合に設定

Ｄ－Ｓｕｂ－２５Ｐのピン番で表示します。

Ｄ－Ｓｕｂ－３７Ｐ：上記ＣＡＤＰ３を使用して、Ｄ－Ｓｕｂ－３７Ｐを接続する場合に設定

Ｄ－Ｓｕｂ－３７Ｐのピン番で表示します。

例．Ｄ－Ｓｕｂ－９Ｐのピン番号表示（Ｃ－１００ＣＡＤＰ３使用時）

ＣＮ□－

ピン番号

Ｄ－Ｓｕｂ－９Ｐ

ピン番号

“MIL００１－０６４”

設定時の表示ピン番号

“Ｄ－Ｓｕｂ－９Ｐ”

設定時の表示ピン番号

０１０１０１０１０２０６０２０６０３０２０３０２０４０７０４０７０５０３０５０３０６０８０６０８０７０４０７０４０８０９０８０９

０９０５０９０５

Ｐ－１４

ＳＴＥＰＴＥＳＴ：ｏｆｆ（ｏｎ／ｏｆｆ）

ステップテストのオン／オフを設定します。

ｏｆｆ：ステップテストオフ（通常はオフに設定）

ｏｎ：〃オン（ＳＴＡＲＴＳＷのＯＮにより１ステップづつ実行します）

ｏｎ／ｏｆｆは、ＤＡＴＡ ↑ ，↓ ＳＷで設定変更します。

ＴＲＡＣＥＴＥＳＴ：ｏｆｆ（ｏｎ／ｏｆｆ）

トレ－ステストのオン／オフを設定します。

ｏｆｆ：トレ－ステストオフ（通常のケ－ブルチェック時はオフ設定）

ｏｎ：〃〃オン（トレ－スピンで触れているケ－ブルのピンＮｏ．を表示）


ＡＵＴＯＳＴＡＲＴ：ｏｎ（ｏｎ／ｏｆｆ）

オ－トスタ－ト機能のオン／オフを設定します。

ｏｆｆ：ＳＴＡＲＴＳＷのオンでチェックを開始します。

ｏｎ：検査ケ－ブルをセットするだけで自動的にチェックを開始します。


ＢＵＺＺＥＲ：ｏｎ（ｏｎ／ｏｆｆ）

ブザ－のオン／オフを設定します。

ｏｆｆ：ブザ－は鳴らしません。

ｏｎ：チェック終了時，エラ－発生時にブザ－を鳴らします。


ＰＲＩＮＴＯＵＴ：ｏｆｆ（ｏｎ／ｏｆｆ）

プリントアウトのオン／オフを設定します。

ｏｆｆ：プリントしません。

ｏｎ：テスト結果をプリントします。


ＰＲＩＮＴＭＯＤＥ：Ｅｒｒ（Ａｌｌ／Ｅｒｒ）

プリントアウトがオンに設定されている時、有効。

プリントモ－ドＡｌｌ／Ｅｒｒの設定を行います。

Ａｌｌ：全てのデ－タをプリントします。

Ｅｒｒ：エラ－のデ－タのみプリントします。

Ａｌｌ／Ｅｒｒは、ＤＡＴＡ ↑ ，↓ ＳＷで設定変更します。

ＴＩＴＬＥＰＲＩＮＴ：ｏｎ（ｏｎ／ｏｆｆ）

プリントアウトがオンでプリントモ－ドがエラ－に設定されている時、有効。

タイトルプリントのオン／オフを設定します。

ｏｆｆ：タイトルはプリントしません。

ｏｎ：タイトルもプリントします。


タイトル：ＴＹＰＥＮｏ．×× ，ＴＥＳＴ ×××× ＥＮＤ

Ｐ－１５

ＯＫＣｏｕｎｔｅｒ＝００００（設定範囲００００～９９９９）

ＯＫカウンタのカウント値を修正／設定する時に使用します。

通常はカウント値の修正は必要ありません。

カウンタのクリアはＳＥＴＳＷ＋ＲＥＳＥＴＳＷで行えます。（Ｐ－２０参照）


ＮＧＣｏｕｎｔｅｒ＝００００（設定範囲００００～９９９９）

ＮＧカウンタのカウント値を修正／設定する時に使用します。

通常はカウント値の修正は必要ありません。

カウンタのクリアはＳＥＴＳＷ＋ＲＥＳＥＴＳＷで行えます。（Ｐ－２０参照）


Ｐ－１６

７．ＴＹＰＥ設定表１／２

ＴＹＰＥＮｏ．対ケ－ブルの種類対応表－１／２

ＬＣＤの１行目には現在設定されているＴＹＰＥＮｏ．を表示しています。（アイドル状態）

TYPE

No. ケ－ブルの種類備考

００

０１

０２

０３

０４

０５

０６

０７

０８

０９

１０

１１

１２

１３

１４

１５

１６

１７

１８

１９

２０

２１

２２

２３

２４

２５

２６

２７

２８

２９

３０

３１

Ｐ－１７

ＴＹＰＥ設定表２／２

ＴＹＰＥＮｏ．対ケ－ブルの種類対応表－２／２

ＬＣＤの１行目には現在設定されているＴＹＰＥＮｏ．を表示しています。（アイドル状態）

TYPE

No. ケ－ブルの種類備考

３２

３３

３４

３５

３６

３７

３８

３９

４０

４１

４２

４３

４４

４５

４６

４７

４８

４９

５０

５１

５２

５３

５４

５５

５６

５７

５８

５９

６０

６１

６２

６３

８．操作方法Ｐ－１８

本器は、良品ケ－ブルの配線デ－タを一度、読み込み内部メモリに登録して、そのケ－ブル

配線デ－タと被検査ケ－ブルを比較チェックします。操作概要を説明します。

ａ．ケ－ブルデ－タをセットするＴＹＰＥＮｏ．を決定します。

ｂ．ＭＥＮＵＳＷを操作して、ケ－ブルのテスト条件をセットします。

（ＴＹＰＥＮｏ．，ＥＮＤＰＩＮＮｏ．，ＷＡＩＴＴＩＭＥ等）

ｃ．良品ケ－ブルの配線デ－タを読み込んで内部メモリに登録します。（ＬＯＡＤ動作）

ｄ．被検査ケ－ブルをセットして、ケ－ブルテストを行います。

８－１．良品ケ－ブルのデ－タ読み込み（ＬＯＡＤ動作）

１．ＴＹＰＥＮｏ．をセット（ケーブルデ－タをセットするＴＹＰＥＮｏ．を決定）

本器は、６４種類のケ－ブルデ－タをセットすることができます。

新規にケ－ブルデ－タをセットする場合は、７．ＴＹＰＥ設定表に

ケーブル名，使用アダプター等の情報をメモするようにして下さい。

ＴＹＰＥＮｏ．００は、標準のストレ－ト配線のケ－ブル用に予約しておく。

注．ＬＯＡＤＳＷにより新しくケ－ブルデ－タの読み込みを行うと前に

セットされていたＴＹＰＥＮｏ．のケ－ブルデ－タは全て書き替わ

りますので、ＴＹＰＥＮｏ．を決定する時は、注意が必要です。

２．ＥＮＤＰＩＮＮｏ．をセット（コネクタ－の最大ＰＩＮＮｏ．をセット）

注．未配線部分があっても、コネクターの最大ＰＩＮＮｏ．をセットして下さい。

３．その他の設定値を確認／セット（ＷＡＩＴＴＩＭＥ，コネクターの種類等）

４．良品ケ－ブルをＣＮ１～ＣＮ４に接続

９－１．テスト用ケーブルの接続を参照して、確実に接続して下さい。

５．ＬＯＡＤＳＷをＯＮ

６．０１ＰＩＮよりＥＮＤＰＩＮまでの良品ケ－ブルの配線デ－タを内部メモリに

セットします。（設定されているＴＹＰＥＮｏ．のデータとして登録します。）

７．読み込みが終了すると、自動的にチェックを１回実行します。

８．内部メモリに読み込まれたケ－ブルデ－タを確認する場合は、

８－３．ケ－ブル配線デ－タの表示を実行して、配線データをチェックして下さい。

９．ＬＯＡＤＳＷにより内部メモリにセットされたケ－ブルデ－タは、ＰＯＷＥＲを

ＯＦＦにしても保持されます。

次にＬＯＡＤＳＷをＯＮにするまでは、デ－タは繰り返し使用できます。

１０．ケ－ブルのピン間，回路間にコンデンサ－（０．１μＦ以上）が実装されている場合

ＷＡＩＴＴＩＭＥ（検査速度）を増やしてください。

ＷＡＩＴＴＩＭＥが小さいと、テスト結果が不安定になります。

（０．１μＦ－２ｍＳ，１．０μＦ－１０ｍＳ以上の設定でＯＫ）（付－７．参照）

注．オ－トスタ－ト機能がオンに設定されていると、ケ－ブルを接続した時点でチェックを

開始する場合があります。この時は、ケ－ブルの接続が終了した後、ＲＥＳＥＴＳＷ

をＯＮにしてその後、５．項より操作して下さい。

８－２．ケ－ブルテストＰ－１９

１．ＴＹＰＥＮｏ．をセット

（前記、８－１．の操作により良品ケ－ブルの配線デ－タがセットされていること。）

２．ＳＴＡＰＩＮＮｏ．を確認／セット

３．ＥＮＤＰＩＮＮｏ．を確認／セット

注．ＥＮＤＰＩＮの設定値が実際のケーブルのピン数より小さく設定された場合

ＥＮＤＰＩＮ以降はチェックされませんので注意が必要です。

４．その他の設定値を確認／セット（ＷＡＩＴＴＩＭＥ，ＲＥＰＥＡＴＴＩＭＥ等）

５．テスト用ケ－ブルをＣＮ１～ＣＮ４に接続（９－１．テスト用ケーブルの接続を参照）

６．ＳＴＡＲＴＳＷをＯＮ

（オ－トスタ－ト機能がオンに設定されていると、自動的にチェックを開始します。）

７．ＳＴＡＰＩＮよりＥＮＤＰＩＮまでのチェックを行います。

全ピン総当たり方式で、ショ－ト・オ－プン・誤配線のチェックを行います。

登録されている良品ケ－ブルの配線デ－タの内容と同じであることをチェックします。

８．１～４ＳＥＣでチェックは終了します。

９．チェックが終了するとＯＫ／ＮＧＬＥＤを点灯させます。

１０．ケ－ブルを交換して、５．項より繰り返します。

１１．テストのストップ，リスタ－ト動作

テスト中にＳＴＯＰＳＷをＯＮにすると、テストを中断します。（一時停止）

続けて、ＳＴＯＰＳＷをＯＮにすると、テストを終了します。

一時停止状態よりＳＴＡＲＴＳＷをＯＮにすると、リスタ－トします。

１２．エラ－の場合は、ＬＣＤにＣＨＥＣＫＮｏ．，ＥＲＲＯＲＰＩＮＮｏ．

（ＣＮ１～ＣＮ４ＰＩＮＮｏ．），エラ－内容（ＳＨＯＲＴ／ＯＰＥＮ）を

表示、ＮＧＬＥＤを点灯させて一時停止します。この状態でＳＴＡＲＴＳＷを

ＯＮにすると次のＰＩＮＮｏ．よりチェックを再開します。（リスタ－ト動作）

エラ－内容表示（例．５Ｐと６Ｐが誤配線の場合）

ＣＮ１ＣＮ２

○４４○

○５５○

○６６○

○７７○

上記表示で１回停止 → ＳＴＡＲＴＳＷＯＮで次の表示へ

００６：１００６－２００５：ＳＨＯＲＴ

００６：１００６－２００６：ＯＰＥＮ

エラ－内容


〃ＣＮＮｏ．


〃ＣＮＮｏ．


００５：１００５－２００５：ＯＰＥＮ

００５：１００５－２００６：ＳＨＯＲＴ

Ｐ－２０

１３．ＯＫ／ＮＧカウンタ

生産数カウンタ

テストがＯＫで終了すると、ＯＫカウンタを＋１します。

テストがＮＧで終了すると、ＮＧカウンタを＋１します。

テスト中にＳＴＯＰかＲＥＳＥＴＳＷをＯＮにした場合は、カウントしません。

テストが終了した時に、ＳＴＯＰＳＷをＯＮにすると、カウンタ表示を行います。

ａ．カウンタクリア

ＳＥＴＳＷを押した状態でＲＥＳＥＴＳＷを押して離すと約１秒後に

次の画面になります。その後、ＳＥＴＳＷは離してください。

ＯＫ／ＮＧカウンタクリア？

ｙ－＞Ｓｅｔｓｗｎ－＞Ｓｔｏｐｓｗ

次に、ＳＥＴＳＷをＯＮにすると、カウント値を全てクリアします。

前述のＭＥＮＵ画面では、ＯＫ／ＮＧカウンタ値を単独で修正／設定することが

できます。

ＣｏｕｎｔｅｒＴｏｔａｌ＝００００

ＯＫ＝００００ＮＧ＝００００

ｂ．ＯＫ／ＮＧカウンタ表示

テストが終了した時に、ＳＴＯＰＳＷをＯＮにするとカウンタ表示を行います。

ＣｏｕｎｔｅｒＴｏｔａｌ＝０１０２

ＯＫ＝０１００ＮＧ＝０００２

Ｔｏｔａｌ＝０１０２；トータルカウント数（ｍａｘ９９９９）

ＯＫ＝０１００；良品数（ｍａｘ９９９９）ＮＧ＝０００２；不良品数（ｍａｘ９９９９）

カウンタ内容は電源をオフしても、保持されます。

カウンタクリアを行うまでカウントアップを続けます。

ｃ．次に、ＳＴＯＰＳＷをＯＮにするとエラーがある場合は後述の１４．エラー内容表示，

エラーがない場合はアイドル表示に戻ります。

Ｐ－２１

１４．エラ－内容表示

テスト中にエラ－が発生すると、前述のように、ＬＣＤにエラ－内容を表示します。

プリンタ－が接続されている場合は、プリントアウトすることも可能です。

テストが終了した後でも、ＬＣＤにエラ－内容を表示させて、確認することが可能です。

この操作方法について説明します。

ａ．テストが終了していること。（ＳＴＯＰ状態）

ｂ．ＳＴＯＰＳＷをＯＮにすると、ＯＫ／ＮＧカウンタ表示を行い、次のＳＷＯＮで

最初のエラ－を表示します。（エラ－がない場合は、アイドル表示に戻ります。）

００１：１００１－２００１：ＯＰＥＮ

００２：１００２－２００２：ＯＰＥＮ

ｃ．ＳＴＯＰＳＷかＤＡＴＡ ↑ ＳＷをＯＮにすると、次のエラ－を表示します。

ＳＷのＯＮで順方向表示を繰り返し、最後の表示が終わるとアイドル表示に戻ります。

００３：１００３－２００３：ＯＰＥＮ

００４：１００４－２００４：ＯＰＥＮ

次のＳＴＯＰＳＷか ↑ ＳＷＯＮ

００５：１００５－２００５：ＯＰＥＮ

００６：１００６－２００６：ＯＰＥＮ

ｄ．ＤＡＴＡ ↓ ＳＷをＯＮにすると、前のエラ－を表示します。

ＳＷのＯＮで逆方向表示を繰り返し、最初の表示が終わるとアイドル表示に戻ります。

００８：１００８－２００８：ＯＰＥＮ

００７：１００７－２００７：ＯＰＥＮ

次の ↓ ＳＷＯＮ

００６：１００６－２００６：ＯＰＥＮ

００５：１００５－２００５：ＯＰＥＮ

ｅ．エラ－内容は、ＲＥＳＥＴＳＷをＯＮにしても、クリアされません。

上記操作で繰り返し表示させることができます。

但し、次のＳＴＡＲＴＳＷをＯＮにすると、クリアされます。

１５．オートスタート

オートスタート機能がオンに設定されていて、テスト用ケーブルが接続されると自動的に

チェックを開始します。

ａ．正常品のケーブルが接続されると、接続されたことを判断して自動的にチェックを開始し

ます。

ｂ．不良品のケーブルが接続されたか、ケーブルの接続が不完全な場合は、正常にケーブルが

接続されていないと判断して自動スタートはしません。

ＬＣＤに“ＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎＣｈｅｃｋ！！”と表示してウェイトします。

この場合は、ケーブルの接続を再確認して、ＳＴＡＲＴＳＷをＯＮにして下さい。

ｃ．チェックが終了して、ケーブルが完全に取り外されると、次のテスト用ケーブルが接続さ

れるのを待ちます。

ｄ．ＲＥＰＥＡＴＴＩＭＥ＝００に設定されていると、繰り返しチェックを行い、終了し

ませんので、この時はＮＧでないことを確認してＳＴＯＰＳＷかＲＥＳＥＴＳＷを

ＯＮにして終了して下さい。

　Ｐ－２２

ＣＮ□－ピン番号

表示ピン番号

１４ピンピン番号

２４ピンピン番号

３６ピンピン番号

５０ピンピン番号

９ピンピン番号

１５ピンピン番号

２５ピンピン番号

３７ピンピン番号

□００１ □００１０１０１０１０１０１０１０１０１□００２ □００２０８１３１９２６０６０９１４２０□００３ □００３０２０２０２０２０２０２０２０２□００４ □００４０９１４２０２７０７１０１５２１□００５ □００５０３０３０３０３０３０３０３０３□００６ □００６１０１５２１２８０８１１１６２２□００７ □００７０４０４０４０４０４０４０４０４□００８ □００８１１１６２２２９０９１２１７２３□００９ □００９０５０５０５０５０５０５０５０５□０１０ □０１０１２１７２３３０１３１８２４□０１１ □０１１０６０６０６０６０６０６０６□０１２ □０１２１３１８２４３１１４１９２５□０１３ □０１３０７０７０７０７０７０７０７□０１４ □０１４１４１９２５３２１５２０２６□０１５ □０１５０８０８０８０８０８０８□０１６ □０１６２０２６３３２１２７□０１７ □０１７０９０９０９０９０９□０１８ □０１８２１２７３４２２２８□０１９ □０１９１０１０１０１０１０□０２０ □０２０２２２８３５２３２９□０２１ □０２１１１１１１１１１１１□０２２ □０２２２３２９３６２４３０□０２３ □０２３１２１２１２１２１２□０２４ □０２４２４３０３７２５３１□０２５ □０２５１３１３１３１３□０２６ □０２６３１３８３２□０２７ □０２７１４１４１４□０２８ □０２８３２３９３３□０２９ □０２９１５１５１５□０３０ □０３０３３４０３４□０３１ □０３１１６１６１６□０３２ □０３２３４４１３５□０３３ □０３３１７１７１７□０３４ □０３４３５４２３６□０３５ □０３５１８１８１８□０３６ □０３６３６４３３７□０３７ □０３７１９１９□０３８ □０３８４４□０３９ □０３９２０□０４０ □０４０４５□０４１ □０４１２１□０４２ □０４２４６□０４３ □０４３２２□０４４ □０４４４７□０４５ □０４５２３□０４６ □０４６４８□０４７ □０４７２４□０４８ □０４８４９□０４９ □０４９２５□０５０ □０５０５０

１６．コネクターピン番号＜－＞表示ピン番号対応表

　この設定で、実際のコネクターのピン番号での表示が可能になります。（Ｐ－1３参照）　この為、ＭＥＮＵ画面　ＣＮＸ　ＣＯＮ =　”ｘｘｘｘｘｘｘｘｘｘ”　で其々のコネクターに合った種類を設定してください。

アンフェノール（ＤＤＫ５７）コネクターＣ－１００　ＣＡＤＰ２使用時

Ｄ－ＳＵＢコネクターＣ－１００　ＣＡＤＰ３使用時

　Ｃ－１００シリーズの標準アダプター　Ｃ－１００　ＣＡＤＰ２（アンフェノール用），ＣＡＤＰ３（Ｄ－ＳＵＢ用）を使用すると　ＣＮ□番号と実際のコネクターのピン番号が一致しません。　－－ＣＡＤＰ－２，ＣＡＤＰ－３　回路図（付属）参照

　ＭＥＮＵ画面　ＣＮＸ　ＣＯＮ =”ＭＩＬ００１－０６４” に設定すると、下表のようにＣＮ□のピン番号で表示します。

８－３．ケ－ブル配線デ－タの表示Ｐ－２３

内部メモリにセットされているケ－ブルの配線デ－タを表示／プリントします。

ケ－ブルの配線先（接続状態）を確認／チェックする時に使用します。

テスト用のケ－ブルを接続する必要はありません。

１．ＴＹＰＥＮｏ．をセット（デ－タチェックを行うＴＹＰＥＮｏ．を設定）

２．プリンタ－に出力する場合は、ＭＥＮＵＳＷを操作して

ＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｎに設定

３．ＳＴＯＰＳＷを押した状態でＲＥＳＥＴＳＷを押して離すと約１秒後に配線デ－タの

表示を開始します。その後、ＳＴＯＰＳＷは離してください。

４．ＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｎの場合は、配線デ－タをプリントアウトして終了します。

５．ＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｆｆの場合

最初のデ－タを表示します。接続箇所（ＳＨＯＲＴと表示）のみを表示します。

接続箇所（ショ－トデ－タ）が１件もない場合は、表示しません。

００１：１００１－２００１：ＳＨＯＲＴ

００２：１００２－２００２：ＳＨＯＲＴ

ＳＨＯＲＴ＝接続されている意味


〃ＣＮＮｏ．


〃ＣＮＮｏ．


６．ＳＴＯＰＳＷかＤＡＴＡ ↑ ＳＷをＯＮにすると次のデ－タを表示します。

ＳＷのＯＮで順方向表示を繰り返します。

最後のデ－タ表示が終わると、アイドル表示に戻ります。

００３：１００３－２００３：ＳＨＯＲＴ

００４：１００４－２００４：ＳＨＯＲＴ

次のＳＴＯＰＳＷか ↑ ＳＷＯＮ

００５：１００５－２００５：ＳＨＯＲＴ

００６：１００６－２００６：ＳＨＯＲＴ

７．ＤＡＴＡ ↓ ＳＷをＯＮにすると、前のデ－タを表示します。

ＳＷのＯＮで逆方向表示を繰り返します。

最初のデ－タ表示が終わると、アイドル表示に戻ります。

０１０：１０１０－２０１０：ＳＨＯＲＴ

００９：１００９－２００９：ＳＨＯＲＴ

次の ↓ ＳＷＯＮ

００８：１００８－２００８：ＳＨＯＲＴ

００７：１００７－２００７：ＳＨＯＲＴ

８．最大８００件の配線デ－タを表示できます。

９．ここで表示したデ－タは、ＲＥＳＥＴＳＷをＯＮにしてもクリアされません。

ＳＴＯＰＳＷをＯＮにすると、再表示します。

但し、次のＳＴＡＲＴＳＷをＯＮにすると、クリアされます。

８－４．トレ－ステストＰ－２４

付属のテスタ－リ－ドを使用して、ピンＮｏ．が不明のケーブルのピンＮｏ．を表示します。

片側にコネクタ－が付いているケ－ブルの、未処理側の各々の線にテスタ－リ－ドを当てる

ことにより、各々の線がコネクタ－のどのピンＮｏ．と対応しているかを表示します。

（端子間のショ－トも表示します）応用により各種機器の内部配線チェック等に活用できます。

注．冶具，スイッチボード等の配線チェックを行う際には、機器側の電源は必ずオフの状態で、

本器と接続して下さい。電源オンの状態で接続すると、本器の重大な故障の原因になります。

１．テスタ－リ－ドをＴＲＡＣＥ端子に接続します。

テスタ－リ－ド（ＴＲＡＣＥ端子）は電気的にはＧＮＤ（グランド）に接続されています。

２．ＳＴＡＲＴＳＷを押した状態でＲＥＳＥＴＳＷを押して離すと、約１秒後に

トレーステストがスタ－トします。その後、ＳＴＡＲＴＳＷは離して下さい。

３．また、次の方法でもトレーステストが実行できます。

（主に、トレーステストを行う場合）

テスト条件の設定でＴＲＡＣＥＴＥＳＴを“ｏｎ”にセットしておきますと、

ＳＴＡＲＴＳＷをＯＮにするだけでトレーステストがスタ－トします。

４．テスト用ケ－ブルをＣＮ１～ＣＮ４に接続します。（最大２５６Ｐｉｎ）

５．テスタ－リ－ドをテストケ－ブル（線）に当てます。

６．ＬＣＤにテスタ－リ－ドの当たったテストケ－ブル（線）に対応するコネクタ－の

ＰｉｎＮｏ．を表示します。

７．ＳＴＯＰＳＷをＯＮにするとトレ－ステストを終了します。

ａ．１箇所ショ－トの場合

１００５

ＰｉｎＮｏ．

ＣＮＮｏ．

ｂ．２箇所以上ショ－トの場合

１００５１００６２００７２００８

ｃ．１画面以上ショ－ト箇所がある場合

－－－－－－－－－－－－－－－－

－－－－－－－－－－－－－－－－

ＳＴＡＲＴＳＷを押すと、次の画面を表示します。（最大８画面）

ＳＴＡＲＴＳＷを押す度に、表示画面を切り替えます。

Ｐ－２５

８．トレーステスト使用例

ａ．両側がコネクタ－になっているケーブルの配線チェック C-100 CABLE CADP-1 CHECKER 特殊ｺﾈｸﾀｰ等

CNx CNx 64P CABLE ﾃｽﾄｹｰﾌﾞﾙ

CABLE CHECKERと接続できない

特殊コネクター等の配線チェックに使用。

TRACE ﾃｽﾀｰﾘｰﾄﾞ

ｂ．片側がコネクタ－でピンＮｏ．が不明のケーブルのピンＮｏ．を表示 C-100 CABLE CADP-1 CHECKER ﾃｽﾄｹｰﾌﾞﾙ

CNx CNx 64P CABLE ピンＮｏ．が不明のケーブル（線）にテスターリードを当てることにより、各々の線がコネクターのどのピンＮｏ．と対応しているかを表示します。 TRACE ﾃｽﾀｰﾘｰﾄﾞ

ｃ．各種機器の内部配線チェック，治具（ピンボ－ド）の配線チェック C-100 CABLE CADP-1 CHECKER CNx CNx 接続 64P CABLE ｹｰﾌﾞﾙﾃｽﾀｰﾘｰﾄﾞ

TRACE 注．各種機器の内部配線チェックについて

パワーサプライの＋，－等に配線されているとショートと表示しますので、パワーサプライの端子は、外して配線チェックを行って下さい。注．冶具，スイッチボード等の配線チェックを行う際には、機器側の電源は必ずオフの状態で、

本器と接続して下さい。電源オンの状態で接続すると、本器の重大な故障の原因になります。

被検査機器

テスターリードを

当てることにより

配線チェックが

行えます。

Ｐ－２６

８－５．セルフテスト

ケ－ブルチェッカ－本体の自己診断テストを行います。

チェッカ－本体の内部回路，ケ－ブル接続コネクタまでの自己診断テストを行い、

ケ－ブルチェッカ－本体内部の異常をチェックします。

１．ＣＮ１～ＣＮ４コネクタにケ－ブルは接続しないで下さい。

テスト用のケ－ブル等が接続されているとエラーになります。

２．ＳＴＡＲＴとＳＴＯＰ両ＳＷを押した状態でＲＥＳＥＴＳＷを押して離すと、

約１秒後にセルフテストがスタ－トします。

その後、ＳＴＡＲＴとＳＴＯＰＳＷは離して下さい。

３．ＣＮ１～ＣＮ４全ての０１ＰＩＮより６４ＰＩＮまでの回路をチェックします。

４．１ＳＥＣ以内でチェックは終了します。

５．チェックが終了するとＯＫ／ＮＧＬＥＤを点灯させます。

６．エラ－の場合は、ＬＣＤにＣＨＥＣＫＮｏ．，ＥＲＲＯＲＰＩＮＮｏ．

（ＣＮ１～ＣＮ４ＰＩＮＮｏ．），エラ－内容（ＳＨＯＲＴ／ＯＰＥＮ）を表示

ＮＧＬＥＤを点灯させて一時停止します。

７．セルフテストがＯＫの場合、ケ－ブルチェッカ－本体の内部回路は正常に動作

しています。

８．セルフテストでエラ－が発生する場合は、ケ－ブルチェッカ－本体の内部回路に

異常がありますので、使用できません。

９．使用方法Ｐ－２７

９－１．テスト用ケ－ブルの接続

本器は、テストケ－ブル接続用にＣＮ１～ＣＮ４の４個の６４ピンコネクタ－を用意しています。

通常は、テストケ－ブルに合わせたアダプタ－を用意して、テストケ－ブルを接続します。

１．Ｃ－１００シリ－ズのアダプタ－（オプション）を使用する場合

（テスト用ケ－ブルが６４Ｐｉｎ以下）

片側が６４Ｐｉｎ以下のテストケ－ブルは、ＣＮ１とＣＮ２間に接続してテストして下さい。

ＥＮＤＰＩＮの設定も６４Ｐｉｎ以下に設定して使用すると、検査時間が短縮できます。

Ｃ－２００Ａ本体

ＣＮ１

ＣＡＢＬＥ

ＣＮ１

６４Ｐ

C-100

CADP-X

テスト用ケ－ブル

ＣＮ２

ＣＡＢＬＥ

ＣＮ２

６４Ｐ

C-100

CADP-X

Ｃ－２００ＡＣＡＢＬＥＣＨＥＣＫＥＲ用オプションとして、次の４種類のアダプタ－が

用意されています。

Ｃ－１００ＣＡＤＰ－１：ＭＩＬ規格準拠コネクタ－用

１０，１４，１６，２０，２６，３０Pin

３４，４０，５０，６０，６４ Pin

ヘッダ－コネクタ－各１個実装

Ｃ－１００ＣＡＤＰ－２：アンフェノ－ルコネクタ－用

１４，２４，３６，５０pin

プラグ／レセプタクルコネクタ－各１個実装

Ｃ－１００ＣＡＤＰ－３：ＤＳＵＢコネクタ－用

９，１５，２５，３７Pin

プラグ／ソケットコネクタ－各１個実装

Ｃ－１００ＣＡＤＰ－４：モレックス／アンプコネクタ－用

1.25ｍｍピッチ（２～１５Pin）max１３個実装

2.0 ｍｍ〃（〃〃）〃〃

2.5 ｍｍ〃（〃〃）〃〃

3.96ｍｍ〃（２～１２Pin）max ４個実装

注．通常、これらのアダプタ－は、上図の様に、１組（２個）で使用します。

特注のアダプタ－，アタッチメントの製作も承っておりますのでお問い合わせ下さい。

Ｐ－２８

２．Ｃ－１００シリ－ズのアダプタ－（オプション）を使用する場合

（テスト用ケ－ブルが６４Ｐｉｎ以上）

Ｃ－１００

Ｃ－２００Ａ本体ＣＡＤＰ－１

1 1

CN1

64P ＣＮ１アダプターテスト用

ＣＡＢＬＥケーブルケーブル

例．９６Ｐ

64

65 96

CN3

64P ＣＮ３

ＣＡＢＬＥ 96

1 1

CN2

64P ＣＮ２アダプター

ＣＡＢＬＥケーブル

64

65 96

CN4

64P ＣＮ４

ＣＡＢＬＥ 96

ａ．テスト用ケ－ブルが６４Ｐｉｎ以上の場合、上図の様にアダプタ－ケ－ブルを用意して

接続して下さい。

ＣＮ１よりのケーブルをテスト用ケ－ブルの下位側（０１～６４Ｐ）に接続

ＣＮ３よりのケーブルをテスト用ケ－ブルの上位側（６５～１２８Ｐ）に接続

ＣＮ２よりのケーブルをテスト用ケ－ブルの反対側の下位側（０１～６４Ｐ）に接続

ＣＮ４よりのケーブルをテスト用ケ－ブルの反対側の上位側（６５～１２８Ｐ）に接続

ｂ．ＣＮ１は１００１～１０６４，ＣＮ３は１０６５～１１２８Ｐとしてペアで使用します。

ＭＥＮＵ画面で“ＣＮ１ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４”

“ＣＮ３ＣＯＮ＝ＭＩＬ０６５－１２８”と設定して下さい。

ｃ．ＣＮ２は２００１～２０６４，ＣＮ４は２０６５～２１２８Ｐとしてペアで使用します。

ＭＥＮＵ画面で“ＣＮ２ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４”

“ＣＮ４ＣＯＮ＝ＭＩＬ０６５－１２８”と設定して下さい。

Ｐ－２９

３．テストケ－ブル用アダプタ－を自作する場合


テスト用ケ－ブルアダプタ－ケ－ブル

ＣＮ１

６４Ｐ

／

ＣＮ３

６４Ｐ

アダプタ－ケ－ブル

ＣＮ２

６４Ｐ

／

ＣＮ４

６４Ｐ

ａ．上図の様に、テスト用ケ－ブルに合わせた、アダプタ－ケ－ブルを用意して接続します。

アダプタ－ケ－ブルは、ＣＮ１，ＣＮ２のピン番号とテスト用ケ－ブルのピン番号が

一致するように製作して下さい。

ＣＮ１，ＣＮ２のピン番号とテスト用ケ－ブルのピン番号が一致していると、エラ－

発生時のピン番号と実際のケ－ブルのピン番号が一致しますので、エラ－箇所がわかり

やすくなります。

エラ－発生時のピン番号表示は、ＣＮ１，ＣＮ２のピン番号で表示します。

Ｐ－３０

４．ハーフピッチコネクター（ケーブル）の接続

2.54<->1.27

Ｃ－２００Ａ本体変換基板 CNA,CNBコネクターは

２段重ねコネクター

CN1

64P ＣＮ１

(1001～1050) ＣＡＢＬＥ A01

B01

テスト用ケーブル

ハーフピッチ

例．100P

CN3 A50

64P ＣＮ３ B50

(3001～3050) ＣＡＢＬＥ

CN2

64P ＣＮ２

(2001～2050) ＣＡＢＬＥ A01

B01

CN4 A50

64P ＣＮ４ B50

(4001～4050) ＣＡＢＬＥ

ａ．ハーフピッチコネクター（ケーブル）の場合、上図の様に変換基板等を用意して接続

して下さい。上記ケーブルの場合、ＥＮＤＰＩＮは１２８Ｐｉｎの設定で使用。

ＣＮ１よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのA列側（Ａ０１～Ａ６４）に接続

ＣＮ３よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのB列側（Ｂ０１～Ｂ６４）に接続

ＣＮ２よりのケーブルをテスト用ケ－ブルの反対側のＡ列側（Ａ０１～Ａ６４）に接続

ＣＮ４よりのケーブルをテスト用ケ－ブルの反対側のＢ列側（Ｂ０１～Ｂ６４）に接続

ｂ．ＣＮ１は１００１～１０６４，ＣＮ３は３００１～３０６４としてペアで使用します。


“ＣＮ３ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４”と設定して下さい。

上記ケーブルのピン番号Ａ０１～Ａ５０は１００１～１０５０

Ｂ０１～Ｂ５０は３００１～３０５０と表示されます。

ｃ．ＣＮ２は２００１～２０６４，ＣＮ４は４００１～４０６４としてペアで使用します。


“ＣＮ４ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４”と設定して下さい。

上記ケーブルのピン番号Ａ０１～Ａ５０は２００１～２０５０

Ｂ０１～Ｂ５０は４００１～４０５０と表示されます。

A01 CNA A50 B01 CNB B50

A01 CNA A50 B01 CNB B50

Ｐ－３１

９－２．ケ－ブルチェック

本器は、良品ケ－ブルの配線デ－タを一度、読み込み内部メモリに登録して、そのケ－ブル

配線デ－タと被検査ケ－ブルを比較チェックします。

１．テスト用ケ－ブル－１（全ピンストレ－ト配線のケ－ブル）

全ピンストレ－ト配線のケ－ブルの場合は、ケ－ブルデ－タの読み込み（ロ－ド動作）を

行わなくても使用できます。出荷時に、ＴＹＰＥＮｏ．００～６３全てに、１２８ピン

ストレ－トケ－ブルのデ－タをセットしてあります。


例．５０ピンコネクタ－で１～５０ピン

ストレ－ト配線のケ－ブルの場合

ａ．ＴＹＰＥＮｏ．を００にセット

（ＴＹＰＥＮｏ．００は、標準のストレ－ト配線のケ－ブル用に予約しておく）

ｂ．ＥＮＤＰＩＮＮｏ．をセット（コネクタ－の最大ピン数をセット）

注．ＥＮＤＰＩＮの設定値が実際のケ－ブルのピン数より小さく設定された場合


ｃ．その他の設定値を確認／セット（ＲＥＰＥＡＴＴＩＭＥ，コネクタ－の種類等）

ｄ．テスト用ケ－ブルをＣＮ１とＣＮ２間に接続（６４Ｐｉｎ以下）

テスト用ケ－ブルをＣＮ１，ＣＮ３とＣＮ２，ＣＮ４間に接続（６４Ｐｉｎ以上）

ｅ．ＳＴＡＲＴＳＷをＯＮ

ｆ．ケ－ブルのチェックを行い、ＯＫ／ＮＧの判定を行います。

ｇ．その他の操作、エラ－表示等については、８－２．ケ－ブルテストを参照して

下さい。

２．テスト用ケ－ブル－２（ストレ－ト配線のケ－ブルで、未配線のピンあり）


例．５０ピンコネクタ－で１～４０ピン

ストレ－ト配線のケ－ブルの場合

（４１～５０ピンは未配線）

ａ．コネクタ－の未使用ピンの部分をチェックしない場合は、ＥＮＤＰＩＮＮｏ．の

設定をケ－ブルの最大ピン数にセットして、上記１．項と同様にＴＹＰＥＮｏ．００

でチェックして下さい。

この場合、未配線の部分（４１～５０ピン）は何もチェックされません。

ｂ．コネクタ－の未使用ピンの部分をチェックする場合は、良品ケ－ブルの配線デ－タを

読み込んで比較チェックを行います。次の３．項と同様に操作して下さい。

この場合、未配線の部分（４１～５０ピン）もコネクタ－ピン間のショ－トチェック

誤配線等のチェックが行われます。

Ｐ－３２

３．テスト用ケ－ブル－３（ストレ－ト配線ではないケ－ブル）

ストレ－ト配線ではないケ－ブルの場合、良品ケ－ブルの配線デ－タを読み込んで内部

メモリに登録して、その良品ケ－ブルの配線データと比較チェックします。

例．配線が１：１ではないケ－ブルの場合

ａ．ＴＹＰＥＮｏ．をセット（デ－タをセットするＴＹＰＥＮｏ．を決定）

（ＴＹＰＥＮｏ．００以外を使用して下さい。）

ｂ．ＥＮＤＰＩＮＮｏ．をセット（コネクタ－の最大ＰＩＮＮｏ．をセット）

両方のコネクタ－のピン数が違う場合は、ピン数の大きいコネクタ－の最大ピン数を

ＥＮＤＰＩＮとしてセットして下さい。



ｃ．その他の設定値を確認／セット（ＲＥＰＥＡＴＴＩＭＥ，コネクタ－の種類等）

ｄ．良品ケ－ブルをＣＮ１とＣＮ２間に接続（６４Ｐｉｎ以下）

良品ケ－ブルをＣＮ１，ＣＮ３とＣＮ２，ＣＮ４間に接続（６４Ｐｉｎ以上）

未検査のケ－ブルでも先にＬＯＡＤ動作を行い、後でケ－ブル配線デ－タを確認する

ことができます。

ｅ．ＬＯＡＤＳＷをＯＮ

ｆ．０１ＰＩＮよりＥＮＤＰＩＮまでのケ－ブルデ－タを内部メモリにセットします。

ｇ．読み込みが終了すると、自動的にチェックを１回実行します。

ｈ．内部メモリに読み込まれたケ－ブル配線デ－タを確認する場合は、

８－３．ケ－ブル配線デ－タの表示を実行して下さい。

未検査のケ－ブルの場合は、必ずケ－ブル配線デ－タを確認して下さい。

ｉ．テスト用ケ－ブルをＣＮ１とＣＮ２間に接続（６４Ｐｉｎ以下）

テスト用ケ－ブルをＣＮ１，ＣＮ３とＣＮ２，ＣＮ４間に接続（６４Ｐｉｎ以上）

ｊ．ＳＴＡＲＴＳＷをＯＮ

ｋ．ケ－ブルのチェックを行い、ＯＫ／ＮＧの判定を行います。

ｌ．その他の操作、エラ－表示等については、８－２．ケ－ブルテストを参照して

下さい。

ｍ．内部メモリにセットされたケ－ブルデ－タは、ＰＯＷＥＲをＯＦＦにしても保持

されます。

次にＬＯＡＤＳＷをＯＮにするまでは、デ－タは繰り返し使用できます。

Ｐ－３３

９－３．バックアップバッテリーについて

本器は、内部メモリにセットされているケ－ブル配線デ－タを保存するために、コイン型

リチウム電池を使用しています。設計上は１０年以上使用可能ですが、環境・電池の寿命

等により、使用年数が前後する事があります。

ケ－ブル配線デ－タの保存が出来なくなった時は、電池を交換する必要があります。

弊社にて電池交換を致しますので、下記の電話番号までお問合せください。

使用電池：コイン型リチウム電池ＣＲ２４５０－ＦＴ２－１（三洋電機製）

ＳＡＣシステムアート

〒227-0062 横浜市青葉区青葉台１－３３－９

ＴＥＬ：０４５－５０８－９４８０

ＦＡＸ：０４５－５０８－９４８１


付―１

ＤＤＫ５７シリーズ（アンフェノール），Ｄ－ＳＵＢシリーズコネクターのケーブルについて

Ｃ－１００シリ－ズの標準アダプタ－Ｃ１００ＣＡＤＰ２（アンフェノ－ル用），Ｃ１００ＣＡＤＰ３

（Ｄ－Ｓｕｂ用）を使用して、ＤＤＫ５７シリ－ズ，Ｄ－Ｓｕｂシリ－ズコネクタ－のケーブルを接続して

テストを行う場合、ＣＮ１，ＣＮ２のピン番号とテスト用ケ－ブル（コネクタ－）のピン番号が

一致しません。１番ピンは一致しますが２番ピン以降は一致しません。

（ＣＡＤＰ－２，ＣＡＤＰ－３回路図（付属）参照）

この為、上記ＣＡＤＰ２，ＣＡＤＰ３を使用して、ＤＤＫ５７シリ－ズ，Ｄ－Ｓｕｂシリ－ズコネクタ－を

接続する場合は、設定を一部変更して実際のコネクタ－のピン番号で表示させるようにします。

ＭＥＮＵ画面ＣＮＸＣＯＮ＝“ｘｘｘｘｘｘｘｘｘｘ”で其々のコネクタ－に合った種類を設定して下さい。

この設定で、実際のコネクタ－のピン番号での表示が可能になります。

（取説Ｐ－１３，Ｐ－２２等参照）

例．テスト用ケ－ブル１

ＣＮ１側ＣＮ２側

テスト用ケ－ブル１

コネクターＤＤＫ５７－３６ＰＤ－Ｓｕｂ－３７Ｐ

使用アダプターＣＡＤＰ２ＣＡＤＰ３

ａ．ＴＹＰＥＮｏ．をセット（デ－タをセットするＴＹＰＥＮｏ．を決定）

（ＴＹＰＥＮｏ．００以外を使用して下さい。）

ｂ．ＥＮＤＰＩＮＮｏ．をセット（コネクタ－の最大ＰＩＮＮｏ．をセット）

両方のコネクタ－のピン数が違う場合は、ピン数の大きいコネクタ－の最大ピン数を

ＥＮＤＰＩＮとしてセットして下さい。この場合はＥＮＤＰＩＮＮｏ．＝０３７



ｃ．コネクタ－の種類を設定

ＣＮ１ＣＯＮ＝ＤＤＫ５７－３６Ｐ

ＣＮ２ＣＯＮ＝Ｄ－Ｓｕｂ－３７Ｐに設定

ｄ．良品ケ－ブルの配線デ－タを読み込んで内部メモリに登録します。（ＬＯＡＤ動作）

ｅ．被検査ケ－ブルをセットして、ケ－ブルテストを行います。

ｆ．ＴＹＰＥ設定表にケーブル名，ＣＮ１，ＣＮ２に接続するアダプターの種類等を

メモして残して下さい。

注．上記ＣＡＤＰ２，ＣＡＤＰ３を使用しないで、ＣＮ１，ＣＮ２のピン番号とテスト用ケ－ブル

（コネクタ－）のピン番号が一致するようなアダプタ－ケ－ブルを作製して、接続する場合は

ＣＮＸＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４に設定してください。

ＣＮ１，ＣＮ２のピン番号と同じピン番号で表示します。

付－３

１．テスト用ケ－ブルの接続例－１（テスト用ケ－ブルが６４Ｐｉｎ以下）

片側が６４Ｐｉｎ以下のテスト用ケ－ブルは、ＣＮ１とＣＮ２間に接続して下さい。

Ｃ－２００Ａ本体 CNA

1 1

CN1

64P アダプターテスト用ケーブル

ケーブル例．５０Ｐ

50 50

CN3

64P

CNB

1 1

CN2

64P アダプター

ケーブル

50 50

CN4

64P

ａ．テスト用ケ－ブルのコネクターが特殊な場合、上図の様にアダプタ－ケ－ブルを用意して

接続して下さい。（例．ケーブルのピン数５０Ｐ）

ＣＮ１よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＡ（０１～６４Ｐ）に接続

ＣＮ２よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＢ（０１～６４Ｐ）に接続

ｂ．ＣＮ１側は１００１～１０６４のピン番号で使用します。

ＭＥＮＵ画面で“ＣＮ１ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４”と設定して下さい。

ｃ．ＣＮ２側は２００１～２０６４のピン番号で使用します。

ＭＥＮＵ画面で“ＣＮ２ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４”と設定して下さい。

ｄ．上記ケーブルの場合、ＥＮＤＰＩＮは０５０Ｐｉｎの設定で使用（０５０～０６４設定可）。

ＥＮＤＰＩＮの設定を６４Ｐｉｎ以下に設定して使用すると、検査時間が短縮できます。

ｅ．以降の操作については、９－２．ケーブルチェックを参照して下さい。

注．上記例のようにＥＮＤＰＩＮを６４以下に設定した場合、テスト用ケ－ブルは必ず

ＣＮ１とＣＮ２間に接続して下さい。

ＥＮＤＰＩＮを６４以下に設定した場合は、ＣＮ３とＣＮ４は使用しません。

ＣＮ３とＣＮ４にケーブルを接続してもチェックされませんので注意して下さい。

付－４

２．テスト用ケ－ブルの接続例－２（テスト用ケ－ブルが６４Ｐｉｎ以上）

片側が６４Ｐｉｎ以上のテスト用ケ－ブルは、ＣＮ１，ＣＮ３とＣＮ２，ＣＮ４間に


Ｃ－２００Ａ本体 CNA

1 1

CN1

64P アダプターテスト用

ケーブルケーブル

例．９６Ｐ

64

65 96

CN3

64P

96

CNB

1 1

CN2

64P アダプター

ケーブル

64

65 96

CN4

64P

96


接続して下さい。（例．ケーブルのピン数９６Ｐ）

ＣＮ１よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＡの下位側（０１～６４Ｐ）に接続

ＣＮ３よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＡの上位側（６５～１２８Ｐ）に接続

ＣＮ２よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＢの下位側（０１～６４Ｐ）に接続

ＣＮ４よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＢの上位側（６５～１２８Ｐ）に接続

ｂ．ＣＮ１は１００１～１０６４，ＣＮ３は１０６５～１１２８Ｐとしてペアで使用します。


“ＣＮ３ＣＯＮ＝ＭＩＬ０６５－１２８”と設定して下さい。

ｃ．ＣＮ２は２００１～２０６４，ＣＮ４は２０６５～２１２８Ｐとしてペアで使用します。


“ＣＮ４ＣＯＮ＝ＭＩＬ０６５－１２８”と設定して下さい。

ｄ．上記ケーブルの場合、ＥＮＤＰＩＮは１２８Ｐｉｎの設定で使用（０９６～１２８設定可）。


付－５

３．テスト用ケ－ブルの接続例－３（テスト用ケ－ブルが６４Ｐｉｎ以上）

片側が６４Ｐｉｎ以上のテスト用ケ－ブルは、ＣＮ１，ＣＮ３とＣＮ２，ＣＮ４間に



1 CNA 1

CN1

64P アダプターテスト用

ケーブルケーブル

50 50

1 CNB 1

CN3

64P アダプター

ケーブル

40 40

1 CNC 1

CN2

64P アダプター

ケーブル

50 50

1 CND 1

CN4

64P アダプター

ケーブル

40 40


接続して下さい。（例．ケーブルのピン数９０Ｐ）

ＣＮ１よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＡ（０１～６４Ｐ）に接続

ＣＮ３よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＢ（０１～６４Ｐ）に接続

ＣＮ２よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＣ（０１～６４Ｐ）に接続

ＣＮ４よりのケーブルをテスト用ケ－ブルのＣＮＤ（０１～６４Ｐ）に接続

ｂ．ＣＮ１は１００１～１０６４，ＣＮ３は３００１～３０６４Ｐのピン番号で使用します。


“ＣＮ３ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４”と設定して下さい。

ｃ．ＣＮ２は２００１～２０６４，ＣＮ４は４００１～４０６４Ｐのピン番号で使用します。


“ＣＮ４ＣＯＮ＝ＭＩＬ００１－０６４”と設定して下さい。

ｄ．上記ケーブルの場合、ＥＮＤＰＩＮは１２８Ｐｉｎの設定で使用。


付－６

エラーデータのプリントアウト

ＭＥＮＵ画面でＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｎに設定すると、エラー内容等をプリントします。

注．プリンタ－は付属のプリンタ－を使用すること。

ＣＡＢＬＥＣＨＥＫＥＲ本体より、プリンタ－の電源を供給していますので他のプリンタ－を

接続すると、ＣＡＢＬＥＣＨＥＫＥＲ本体，プリンタ－共に壊れる可能性があります。

１．ＣＡＢＬＥＣＨＥＫＥＲ本体とプリンタ－を付属のプリンタ－ケーブルで接続。

ＣＡＢＬＥＣＨＥＫＥＲの電源はオフの状態でケーブルを接続して下さい。

２．ＭＥＮＵＳＷを操作してＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｎに設定

３．続けて、ＰＲＩＮＴＭＯＤＥ＝Ｅｒｒに設定

Ｅｒｒ：エラーデータのみをプリントします。

Ａｌｌ：全てのデータをプリントします。

Ａｌｌに設定すると、膨大なデータをプリントしますので、通常はＡｌｌには

設定しないで下さい。

４．ＴＩＴＬＥＰＲＩＮＴ＝ｏｎ／ｏｆｆの設定

タイトルプリントのオン／オフを設定します。

ｏｆｆ：タイトルはプリントしません。

ｏｎ：タイトルもプリントします。

タイトル：ＴＹＰＥ＝ＸＸ，ＴＥＳＴＸＸＸＸＥＮＤ

５．次の方法でも、ＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｎ／ｏｆｆの設定が可能です。

ｏｎに設定

ＤＡＴＡ ↑ ＳＷを押した状態でＲＥＳＥＴＳＷを押して離すと、約１秒後に

ＬＣＤにＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｎと表示して、ＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｎに設定されます。

その後、ＤＡＴＡ ↑ ＳＷは離して下さい。

ｏｆｆに設定

ＤＡＴＡ ↓ ＳＷを押した状態でＲＥＳＥＴＳＷを押して離すと、約１秒後に

ＬＣＤにＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｆｆと表示して、ＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｆｆに設定されます。

その後、ＤＡＴＡ ↓ ＳＷは離して下さい。

６．ＰＲＩＮＴＯＵＴ＝ｏｎでテスト中にエラーが発生すると、ＬＣＤに表示したエラーデータを

プリントアウトします。

プリント例

ＴＹＰＥ＝０１

００１：１００１－２００１：ＯＰＥＮ

００２：１００２－２００２：ＯＰＥＮ

００３：１００３－２００３：ＯＰＥＮ

００４：１００４－２００４：ＯＰＥＮ

００５：１００５－２００５：ＯＰＥＮ

００６：１００６－２００６：ＯＰＥＮ

００７：１００７－２００７：ＯＰＥＮ

００８：１００８－２００８：ＯＰＥＮ

＊＊ＴＥＳＴＦＡＩＬＥＮＤ＊＊

ＣｏｕｎｔｅｒＴｏｔａｌ＝０２３２

ＯＫ＝０２３０ＮＧ＝０００２

付－７

電線以外の回路部品のチェック

本器は、コネクターと電線で構成されたケ－ブル・ハーネス加工品の導通検査を目的とした

ケ－ブルチェッカ－（ハーネスチェッカ－）です。

原則はワイヤーハーネス（電線）のチェックですが電線以外の回路部品のチェックについて

説明します。

注．電線以外の回路部品のチェックを行う際には、機器側の電源は必ずオフの状態で、本器と

接続して下さい。電源オンの状態で接続すると、本器の重大な故障の原因になります。

１．抵抗について

抵抗値の測定はできません。ＯＰＥＮ／ＳＨＯＲＴのチェックを行います。

抵抗値３ＫΩ以下で導通（ＳＨＯＲＴ），１０ＫΩ以上で断線（ＯＰＥＮ）となります。

（上記抵抗値は大体の値であり回路方式によって変化します。）

Ｒ１

ＣＮ１－１ ○ ○ ＣＮ２－１

Ｒ１が３ＫΩ以下の時、ＣＮ１－１とＣＮ２－１はＳＨＯＲＴ

“ｘｘｘ：１００１－２００１：ＳＨＯＲＴ” となります。

Ｒ１が１０ＫΩ以上の時、ＣＮ１－１とＣＮ２－１はＯＰＥＮ

“ｘｘｘ：１００１－２００１：ＯＰＥＮ ” となります。

低い抵抗値（１ＫΩ以下）であることを判定する必要がある場合は、抵抗の接続端子の

両側に検査用コネクターの空き端子（３～４本）をパラレル接続して下さい。

この方法で低い抵抗値（１ＫΩ以下）であることを判定することが出来ます。

２．コンデンサーについて

コンデンサーのチェックはできません。（“ＯＰＥＮ”（部品なし）としてチェックします。）

コンデンサーの値によっては検査時に“ＳＨＯＲＴ”と判定することがありますので

検査速度等を調整して、“ＯＰＥＮ”（部品なし）になるようにして下さい。

本器に接続できるコンデンサーの最大容量は１μＦとします。

１μＦ以上のコンデンサーを接続すると、本器の故障の原因になります。

ＣＮ１－１ ○ ○ ＣＮ２－１

Ｃ１

ＣＮ１－２ ○ ○ ＣＮ２－２

検査速度（ＷＡＩＴＴＩＭＥ）が小さいとＣＮ１－１（ＣＮ２－１）と

ＣＮ１－２（ＣＮ２－２）は“ＳＨＯＲＴ”となります。

Ｃ１が０．１μＦの時はＷＡＩＴＴＩＭＥを２ｍＳ以上に設定

Ｃ１が１．０μＦの時はＷＡＩＴＴＩＭＥを１０ｍＳ以上に設定

（上記ＷＡＩＴＴＩＭＥは大体の値であり回路方式によって変化します。）

上記の様に、コンデンサーの値によって検査速度（ＷＡＩＴＴＩＭＥ）を調整して

ＣＮ１－１とＣＮ１－２が“ＯＰＥＮ”（部品なし）になるようにして下さい。

容量の大きな（１μＦ等）コンデンサーを含む回路を検査する場合、ＣＲによる

時定数を小さくする為、コンデンサーの接続端子に検査用コネクターの空き端子

（４～８本）をパラレル接続して下さい。

これでＷＡＩＴＴＩＭＥを小さくすることが出来ます。

付－８

３．ダイオードについて

本器は双方向チェックを行っていますので、ダイオードの方向はチェック可能です。）

本器の検査用コネクターの全ピンは２０ＫΩで＋５Ｖにプールアップされています。

（通常電圧＋５Ｖ）

検査の時は、検査用ピンをＯＮ（Ｌｏｗレベル）にして、その後全ピンをスキャンして

ＯＮ（Ｌｏｗレベル）になっているピンＮｏ．をＳＨＯＲＴ（接続）と判定します。

順次検査用ピンを切替えながら、全ピンをチェックします。

全ピンチェックですから、逆方向からもチェックします。（双方向チェック）

ＣＮ１－１ ○ ○ ＣＮ２－１

ダイオード入りの場合の表示データ

ＣＮ１－１をＯＮ（Ｌｏｗ）にした時ＣＮ２－１はＨｉｇｈのままでＯＰＥＮ

ＣＮ１－１－＞ＣＮ２－１はＯＰＥＮ “１００１－２００１：ＯＰＥＮ ”

ＣＮ２－１をＯＮ（Ｌｏｗ）にした時ＣＮ１－１はＬｏｗになるのでＳＨＯＲＴ

ＣＮ２－１－＞ＣＮ１－１はＳＨＯＲＴ “２００１－１００１：ＳＨＯＲＴ”

以上のようにダイオードが入った場合はアノード側からは“ＯＰＥＮ”

カソード側からは“ＳＨＯＲＴ”となります。

上記回路でダイオードが逆向きに接続された場合は次の様に表示します。

“ｘｘｘ：１００１－２００１：ＳＨＯＲＴ”

“ｘｘｘ：２００１－１００１：ＯＰＥＮ ”

４．ＩＣ回路等について

ＩＣ回路等のチェックはできません。

本器をＩＣ回路等に接続すると、ＩＣ回路等を破損する恐れがありますので

絶対にＩＣ回路等には使用しないで下さい。

付－９

瞬断（ルーズコンタクト）試験への応用

本器は、スキャン方式の導通検査器であり本当の瞬断試験の機能は持っていません。

但し、設定により疑似的に瞬断試験を行うことができます。（スキャン方式）

１．瞬断試験時の設定

ａ．検査時間のセット

被検査ケーブルに振動や衝撃を加えながら、瞬断のチェックを繰り返します。

この時間をＲＥＰＥＡＴＴＩＭＥ（チェックの繰り返し回数）で設定します。

ケーブルのピン数によりＲＥＰＥＡＴＴＩＭＥの設定を変更して検査時間を設定します。

検査時間は長い方が瞬断の検出率は上がります。（５Ｓｅｃ～１０Ｓｅｃ）

ｂ．ケーブルの最大ピン数を正しくセット

ピン数の少ないケーブルの方が瞬断の検出精度は高くなります。

ケーブルのピン数対検出可能な瞬断時間（ＷＡＩＴＴＩＭＥ＝１ｍＳ設定時）

４Ｐケーブルの場合：１５ｍＳを超える瞬断があると確実に検出できます。

１６Ｐケーブルの場合：６０ｍＳを超える瞬断があると確実に検出できます。

５０Ｐケーブルの場合：１８５ｍＳを超える瞬断があると確実に検出できます。

６４Ｐケーブルの場合：２４０ｍＳを超える瞬断があると確実に検出できます。

１２８Ｐケーブルの場合：４８０ｍＳを超える瞬断があると確実に検出できます。

２．瞬断試験

被検査ケーブルをコネクターの接触不良が出ないようにしっかり接続します。

スタートした後、設定されている検査時間が終了するまで被検査ケーブルに振動や

衝撃を加えながら、瞬断のチェックを繰り返します。

振動や衝撃による瞬断やショートを検出すると、ＬＣＤにＣＨＥＣＫＮｏ．，

ＥＲＲＯＲＰＩＮＮｏ．（ＣＮ１～ＣＮ４ＰＩＮＮｏ．），エラ－内容

（ＳＨＯＲＴ／ＯＰＥＮ）を表示、ＮＧＬＥＤを点灯させて一時停止します。

００６：１００６－２００６：ＯＰＥＮ

エラ－内容


〃ＣＮＮｏ．


〃ＣＮＮｏ．


瞬断試験：ケ－ブル・ハーネス加工品で振動や衝撃が加わった時や

折り曲げ・引っ張り等により短時間発生する断線を検出

するものです。

（半田不良・圧着不良・コネクター接触不良等の検出）

SHEET DATE DESIGN

DRAWING_No.TITLE

RESETSTOPSTART

O K N G LOAD

SET DATA

250

170

外観図

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C-200A CABLE CHECKER

70

CN1

CN3

CN2

CN4

2005/04/28

Ｃ－２００ＡＣＡＢＬＥ　ＣＨＥＣＫＥＲ

C-BOX PRINTER

TRACE

POWER

DC IN

ＳＡＣＳＡＣＳＡＣＳＡＣシステムシステムシステムシステムアートアートアートアート

〒227-0045 横浜市青葉区若草台２１－１０－１０６

ＴＥＬ：０４５－５０８－９４８０

ＦＡＸ：０４５－５０８－９４８１


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