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V-Client for Windows
1 Document Ver 1.0.9
1. 概要
V-Clientを Windows PCにインストールすること
により、外出先などから V-edgeへ接続すること
ができます。
2. 対象プラットフォーム
Windows 7 (32 ビット版、64ビット版)
Windows 8.1(32ビット版、64ビット版)
(除く Windows RT)
Windows 10 (32 ビット版、64ビット版)
3. 動作環境
メモリ:
1GB以上(推奨)
ディスク:
インストール先ドライブに 100MB以上空きが
あること
ソフトウェア:
Microsoft .NET Framework 4 Client Profile
(Windows 7のみ)
Java runtime環境(V-Client に必要な javaは
自動的にインストールされます)
4. V-Client のインストール
Veronaサポートから V-Client のダウンロード
URLをご案内致します。
※ インストール済みの V-Clientをバージョンアップ
する場合は、上書きインストールを実施して下さい。
一度 V-Clientをアンインストールする必要はござ
いません。全ての V-Client からのバージョンアッ
プが可能です。
setup_V-Client3.1.1.exe(32 ビット版)または
setup64_V-Client3.1.1.exe(64 ビット版)を右ク
リックし「管理者として実行」をクリックして、
インストールウィザードが起動します。
言語を選択して「OK」ボタンをクリックします。
「次へ」ボタンをクリックします。
使用許諾書が表示されますので、「同意する」を
選択して「次へ」ボタンをクリックします。
インストール先フォルダを指定して「次へ」ボタ
ンをクリックします。
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デスクトップ上にショートカットアイコンを
作成する場合は、チェックボックスを ONにして
「次へ」ボタンをクリックします。
インストール先フォルダを確認して「インストー
ル」ボタンをクリックすると、インストールが開
始します。
インストールが正常に終了したら、「完了」ボタ
ンをクリックします。この時に「リリースノート
を表示する」をチェックして、[完了]ボタンをク
リックすると、V-Clientのリリースノートが表示
されます。
ソフトウェアのインストール中に、利用している
OSに応じたデバイスドライバーソフトウェアの
インストール画面が表示されましたら、インスト
ールするボタンをクリックします。
※ ドライバのインストールは初回起動時に表示され
ますので、必ず「インストール」を選択してくださ
い。
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5. V-Client による V-edge への接続
5.1 リモートアクセス設定ファイル
およびシークレットの入手
V-edgeへ接続するには CAS-Centerより発行された
「リモートアクセス設定ファイル」と「シークレッ
ト」(6桁の数字)が必要です。
リモートアクセス設定ファイル
(例:9999-9999-9999-999999.nvraskey)
シークレット
(6桁の数字)
5.2 V-Client の起動
V-Clientを起動します。
スタートメニューから「すべてのプログラム」-
「V-Client」-「V-Client」をクリックします。
リモートアクセス設定ファイルが登録されてい
ない場合は、次のメッセージが表示されるので、
「OK」ボタンをクリックします。
「V-Client」画面が表示されます。
(ユーザ名欄はフルネーム(表示名)ではなく、ア
カウント名で表示されます。)
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5.3 リモートアクセス接続先の追加
リモートアクセス接続先の追加は、リモートアク
セス設定ファイルを登録することで行います。
「V-Client」画面の「接続先」メニューから「接
続先追加」をクリックします。
※ 「接続先」メニューは、接続中は選択することがで
きません。
「開く」ウィンドウが表示されるので、リモート
アクセス設定ファイル
(例:9999-9999-9999-999999.nvraskey)を選択し、
「開く」ボタンをクリックします。
「リモートアクセス設定ファイル登録」画面が表
示されるので、シークレット(数字6桁)を入力
し、「登録」ボタンをクリックします。
「V-Client」画面に戻り、接続先、接続 ID、状態
が表示されます。
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5.4 V-edge への接続と切断
「V-Client」画面で接続先を選択後、「接続」ボ
タンをクリックします。接続が完了すると状態に
「接続中[XXX.XXX.XXX.XXX]」が表示され、
「XXXXXXへ接続しました。」というメッセージが
表示されます。「OK」ボタンをクリックするとウ
ィンドウが消えます。再び「V-Client」画面を表
示するには、タスクトレイにあるアイコンをダブ
ルクリックします。
V-edgeからの切断は、接続中に「終了」ボタンを
クリックします。「XXXXXXへの接続を切断します
か?」という確認メッセージが表示されましたら、
「はい」ボタンをクリックします。しばらくする
と、「XXXXXXへの接続が切断されました」という
メッセージが表示されますので、「OK」ボタンを
クリックします。切断処理が完了すると、
V-Clientが終了します。
5.5 接続用パスワードの設定と解除
V-edgeへ接続するときのパスワードを設定する
ことができます。「V-Client」画面の「設定」
メニューから「パスワード変更」をクリックしま
す。
※ 接続中は、「パスワード変更」を選択する
ことができません。
「パスワード登録」画面の「接続時にパスワー
ドを入力する」のチェックボックスを ONにし、
「パスワード」および「パスワード【確認】」
にパスワードを入力します。入力が終わりまし
たら、「登録」ボタンをクリックします。
※ パスワードは6文字以上の英数字を入力して
ください。
V-Client for Windows
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「V-Client」画面の「パスワード」の背景が白色
に変わり、パスワード入力することができます。
V-edgeへ接続するときには設定したパスワード
を入力して、「接続」ボタンをクリックします。
※ 5回連続してパスワードを間違えると接続先全て
が削除されます。また、パスワードもリセットされ
初期状態に戻ります。
※ パスワードを設定した場合、すべての接続先に対し
て「起動時に接続」オプションが使用できなくなり
ます。
設定したパスワードを変更するには、
「パスワード登録」画面を開き、「変更前パスワ
ード」に現在のパスワードを、「パスワード」と
「パスワード【確認】」に変更後のパスワードを
入力します。入力が終わりましたら、「登録」ボ
タンをクリックします。
※ 変更前のパスワードを5回連続して間違えると接
続先全てが削除されます。また、パスワードもリセ
ットされ初期状態に戻ります。
設定したパスワードを解除するには、
「パスワード登録」画面を開き、「接続時にパス
ワードを入力する。」のチェックボックスを OFF
にし、「変更前パスワード」に現在のパスワード
を入力します。入力が終わりましたら、「登録」
ボタンをクリックします。
※ 変更前のパスワードを5回連続して間違えると接
続先全てが削除されます。また、パスワードもリセ
ットされ初期状態に戻ります。
管理者によって「パスワード強制設定機能」が
有効化されていることがあります。その場合、
接続時にパスワードが未設定ですと接続時に
エラーメッセージが表示されますので、
パスワードを設定してから接続してください。
5.6 リモートアクセス接続オプション
「V-Client」画面の「起動時に接続」チェックボ
ックスを ONにすると、次回起動時に自動的に
V-edgeへの接続を開始します。
※ 「起動時に接続」を有効にした接続先に対して、
パスワードを設定することはできません。
V-Client for Windows
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「自動再接続」チェックボックスを ONにすると、
回線断などで V-edge への接続が切断した場合に、
自動的に再接続を行います。
※ 「自動再接続」チェックボックスが ONの時は、接
続時および切断時のメッセージは表示されなくな
ります。
5.7 リモートアクセス接続先の削除
「V-Client」画面の「接続先」メニューから
「接続先削除」をクリックします。
※ 「接続先」メニューは、接続中は選択することがで
きません。
接続先一覧で削除する接続先を選択して、「削除」
ボタンをクリックします。「XXXXXXを削除します
か?」という確認メッセージが表示されましたら、
「了解」ボタンをクリックします。削除したい
接続先の削除ができましたら、「閉じる」ボタン
をクリックして、画面を閉じます。
5.8 ログ情報の保存
V-Clientに関する一連のログ情報を出力します。
「V-Client」画面の「設定」メニューから
「ログ保存」をクリックします。
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「ログ保存先」ウィンドウが表示されます。
ログ情報を保存したいフォルダを選択し、「保存」
ボタンをクリックします
ログ情報ファイルが指定されたフォルダに作成
され、メッセージが表示されます。
5.9 TAP ドライバーインストール
V-edgeへの接続に利用するデバイスドライバーソフ
トウェアのインストールを行います。
「V-Client」画面の「設定」メニューから「TAP
ドライバーインストール」をクリックします。
「TAPドライバをインストールしますか?」とい
う確認メッセージで「はい」をクリックします。
インストールを開始し、完了後に完了メッセージ
が表示されます。
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6. V-Client のアンインストール
「プログラムと機能」画面で、
「V-Client バージョン 3.1.1」を選択して、ア
ンインストールをします。
Windows 7 の場合
Windows 8 の場合
Windows 10 の場合
V-Client for Windows
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付録1. プロキシサーバ経由での V-Client
の利用
{V-Clientインストール先フォルダ}\conf
配下に配置されている、
user_setting.conf.sample をコピーして、以下
のフォルダに user_setting.conf というファイ
ル名で格納します。
C:\Users\{ユーザ名}\AppData\
Roaming\V-Client\conf
・user_setting.conf.sample ファイルの所在
コピーした user_setting.conf をメモ帳で開き、
必要な設定値に編集して保存します。行の先頭が
「#」で始まる行は、設定値をスキップしますの
で、有効にさせる場合は必ず先頭の「#」を除い
てください。
[proxy] プロキシ設定を有効にする識別子
proxy_host プロキシサーバの IPアドレス
proxy_port プロキシサーバのポート番号
proxy_user プロキシサーバのベーシック認証
のユーザ名
proxy_password プロキシサーバのベーシック
認証のパスワード
user_setting.conf を指定のフォルダに配置す
ると、メニューに「ユーザ個別設定」が表示
されます。こちらをクリックし「VPNユーザ個
別設定を有効にする」にチェックを入れ、画面
を閉じます。
コンピュータを再起動します。
※ バージョン 2.3.4-444-2.3.7 以前の V-Clientで、
proxy.confによるプロキシ設定を利用していた
場合は、V-Clientのバージョンアップ時に、設定済
みの内容を引き継いだuser_setting.confファイル
が作成され、個別設定が有効化された状態となりま
す。
V-Client for Windows
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付録2. V-Client のサイレント(非対話式)
インストール
セットアッププログラムにオプションを指定し
て起動することにより非対話型形式のインスト
ールを行うことができます。
※注意 管理者権限を持つアカウントで作業を行なっ
て下さい。 setup_service.exe(setup64_service.exe)を右
クリックし、「ショートカットの作成」を選択し
ます。
作成した setup_service.exe
(setup64_service.exe)へのショートカットを右
クリックしプロパティを選択します。
プロパティのリンク先の文字列
”{setup_service.exe(setup64_service.exe)配
置場所}\setup_service.exe” の後ろに半角スペ
ースを入れ /SILENT または /VERYSILENTを指定
し、「適用」ボタンをクリックします。
例:
[変更前]
“C:\Users\{ユーザ名}\Desktop
\setup_service.exe”
[変更後]
”C:\Users\{ユーザ名}\Desktop
\setup_service.exe” /SILENT
( 「 “ 」で囲われた文字列の外にオプション
を指定してください。)
設定を行ったショートカットを実行すると非対
話のインストールが実行されます。
SILENT
V-Clientのスプラッシュウィンドウ(ロゴ画面)
が表示され、インストール進捗画面が表示されイ
ンストールが行われます。
(途中で Verona サービスをセットアップするコ
マンドプロンプトが表示されます。)
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VERYSILENT
V-Clientのスプラッシュウィンドウ(ロゴ画面)
が表示された後、進捗は表示されずインストール
がバックグランドで行われます。
(途中で Veronaサービスをセットアップするコ
マンドプロンプトが表示されます。)
/SILNET、/VERYSILENTどちらのオプションもイン
ストール先フォルダはデフォルトのフォルダ
(C:\Program Files\V-Client\)になり、
デスクトップにショートカットが作成されます。
同様にBATファイルやコマンドラインからのオプ
ション指定も行うことが可能です。
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付録3. エラーメッセージ一覧
V-Client使用中に表示されるエラーメッセージ
を記載します。表示された場合は以下を参照し、
対処を行ってください。
下記の対処を行っても改善されない場合は、
Veronaサポートセンターまでご連絡ください。
「リモートアクセス設定ファイルは登録済みです。
(初期化ステータスが合いません)」
すでに登録済みのリモートアクセス設定ファイ
ルを登録しようとした場合に表示されます。
登録済みの設定ファイルを他の端末で使用する
必要がある場合などは、サポートまでご連絡くだ
さい。
「CAS-Center応答エラーです。
(セキュリティ IDが合いません)」
リモートアクセス設定ファイル登録時に、
誤ったシークレットを入力した場合に表示され
ます。サポートからご連絡したシークレットを
確認し、正しいものを入力してください。
「端末 IDが不正です。接続先を削除しましたので
再初期化後、登録してください。」
「接続先が不正です。接続先を削除しましたので
再初期化後、登録してください。」
「システムファイルが不正です。接続先を削除しまし
たので再初期化後、登録してください。」
V-Client起動時に、VPN接続に使用する設定ファ
イルが、破損等の理由で復号できなかった場合に
表示されます。5.8の内容に従ってログを取得し、
メールに添付した上で、サポートまでご連絡くだ
さい。
「CAS-Centerと通信できませんでした。」
VPN接続実行時、CAS-Centerと通信ができなかっ
た場合に表示されます。
端末において、有効なネットワーク設定がされて
いることを確認してください。
IPアドレスが正しく設定されていること、通常の
インターネットアクセスが可能なことを確認し、
再度接続を試してください。
「RAS接続サービスと通信できませんでした。
サービスの起動を確認してください。」
VPN接続実行時、接続に使用するサービスプログ
ラムと通信できなかった場合に表示されます。
以下の箇所のサービスの状態を確認し、状態を確
認してください。
「コントロールパネル」 > (「システムとセキュ
リティ」) >「管理ツール」 >「サービス」>「Verona
Remote Access Service」
及び「Verona Remote Access Manager Service」
サービス状態が「開始」(Windows 7の場合)また
は「実行中」(Windows 8.1 以降の場合)でない場
合は、「サービスの開始」を選択してサービスを
起動後、接続を試してください。
サービスが起動しており、なおかつ上記メッセー
ジが表示される場合は、端末を再起動後に接続を
試してください。
「{接続先名}への接続に失敗しました。」
V-Clientと V-edgeの間で VPN接続の確立に
失敗した場合に表示されます。5.8の内容に従っ
てログを取得し、メールに添付した上で、サポー
トまでご連絡ください。