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ONE KYOWA KIRIN 協和キリン株式会社 会社案内

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Page 1: ONE KYOWA KIRINGlobal 世界中で連携するチームワーク 「One Kyowa Kirin」としてグローバル展開を加速 協和キリンは、日本・欧州・北米・アジア/オセアニアの4つの「地域」とグローバル・スペシャリティ

ONEKYOWAKIRIN

協和キリン株式会社 会社案内

Page 2: ONE KYOWA KIRINGlobal 世界中で連携するチームワーク 「One Kyowa Kirin」としてグローバル展開を加速 協和キリンは、日本・欧州・北米・アジア/オセアニアの4つの「地域」とグローバル・スペシャリティ

O N E K Y O W A K I R I N代表取締役社長

宮本 昌志

Management Philosophy 経営理念

協和キリングループは、ライフサイエンス

とテクノロジーの進歩を追求し、新しい

価値の創造により、世界の人々の健康と

豊かさに貢献します。

Core Values 価値観

Commitment to Lifeコミットメント・トゥ・ライフ

この地球上で最も大切な存在のために

働こう。患者さん、 患者さんを介護する

人、医療従事者、そしてお客様のために

価値を創造しよう。

Innovationイノベーション

情熱を持ち、楽しみながら、生活を変革

しよう。全ての業務において、現状維持

を良しとせずチャレンジしよう。

Teamwork/Waチームワーク/和・輪

ワン・フォー・オール、オール・フォー・

ワン。多様性のあるチームで働き、お互い

に尊重しよう。組織の枠を超えよう、

そしてステークホルダーと連携しよう。

Integrityインテグリティ

正しいことをしよう。一貫して誠実で倫

理的であろう。公正な事業運営を通じて、

より良い世の中を造ろう。

Top Messageトップメッセージ

「One Kyowa Kirin」体制のもと、グローバル・スペシャリティファーマ(GSP)への飛躍を目指します。

「One Kyowa Kirin」体制の構築 協和キリングループは、2016-2020年 中期経営計画で、

創薬から開発、製造、販売までをすべて自らで担うグローバル・

スペシャリティファーマ(GSP)となることを掲げ、経営改革を

進めています。

 その中で、大きな施策の一つが「One Kyowa Kirin」体制の

構築です。現在は、ヨーロッパに本社があるKyowa Kirin

Internationalの管轄のもと、彼らの北米子会社が、つまり当

社から見ると孫会社が、北米地区の販売を担っています。今

回、この組織構造を見直し、Kyowa Kirin USA Holdingsを北

米地区の統括会社として日本の本社の直下に配置し、ここが

北米での販売を管轄へと変更しました。本社と直接連携する

ことで、将来有望な米国マーケットでの成長を加速し、かつ、

しっかりとガバナンスを効かせることができる体制へと移行

します。また、2018年にシンガポールにアジアとオセアニア

を統括する会社として、Kyowa Kirin Asia Paci�cを立ち上げ

ています。これで日本、欧州、北米、アジア/オセアニアの

4極の地域軸が形成されることになります。

 これに加えて、R&D、品質保証、ファーマコビジランス(医

薬品安全性監視)といった機能軸の横串をグローバル規模で

通します。この機能軸の横串と4つの地域軸のマトリックスで

全体を統制していくことが、私たちの目指す「One Kyowa

Kirin」体制に向けた第一歩となります。

協和キリンの使命 私たち製薬企業は、人々の命を救い、QOLを向上させる社

会的意義の高い事業を行っており、まさにキリングループが

志向するCSV経営の根幹を担う存在です。2018年に上市し

たCrysvitaは、遺伝性の疾患であるX染色体連鎖性低リン血症

(XLH)の治療薬です。私は、米国でのCrysvitaの上市記念パー

ティにおいて、XLHの患者さんにお会いする機会がありました。

そのときにある患者さんが「私だけではなく、私の子、孫まで

救ってくれる。この薬を使用できることを待ちわびていた。

本当に感謝している」と言ってくださいました。私はそのとき

の患者さんの涙と笑顔が忘れることができません。私は確信

しています。協和キリンの提供する最終価値は間違いなく、

一人でも多くの患者さんの笑顔を生むことなのです。企業は

利益を生み出さなければなりませんが、それと同時により良

い世界をつくる存在でなければなりません。一つの薬が世に

出るまでには、気の遠くなるような時間を要します。そして上

市までには、多くの壁や失敗もあります。それでも私たちは、

世界の人々の健康と豊かさに貢献するために、社員が一丸と

なり、挑戦を続けます。

1 CORPORATE PROFILE CORPORATE PROFILE 2

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技術基盤

抗体技術を核とした最先端のバイオテクノロジー● 遺伝子工学技術● タンパク質・抗体工学技術● 糖鎖分析・制御技術

● 細胞培養・分化制御技術● バイオ医薬品製造技術

腎カテゴリーのリーディングカンパニーとして、腎性貧血治療剤「ネスプ」、透析患者さんの二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「レグパラ」や「オルケディア」などを通じて、慢性腎臓病の合併症治療に貢献しています。さらに、慢性腎臓病の原因の一つである糖尿病の治療剤「オングリザ」をラインアップに加えることで、糖尿病、慢性腎臓病のトータルケアに貢献しています。

がん

がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制に用いられる持続型G-CSF製剤「ジーラスタ」、当社独自のポテリジェント技術を応用した抗体医薬品「ポテリジオ」、癌疼痛治療剤などを通じて、がんと闘う人々に貢献しています。

免疫・アレルギー

市場に浸透し、高い評価を得ているアレルギー性疾患治療剤「アレロック」、潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」などの製品群を軸に、患者さんの治療満足度の向上や快適な日常生活の実現に貢献しています。また近年、皮膚科領域において「ドボベット」、「ルミセフ」を発売し、乾癬治療における新たな選択肢を提供しています。

中枢神経

パーキンソン病に対して、新規作用機序を有する非ドパミン系薬剤「ノウリアスト」、レスキュー製剤「アポカイン」を中心に、新たな薬物治療を提案しています。また、抗てんかん剤「デパケン」「トピナ」などを通じて、中枢神経領域の疾患の治療に貢献しています。

Who We Are協和キリングループについて

Vision 医薬事業ビジョン

がん、腎、免疫疾患を中心とした領域で、抗体技術を核にした最先端のバイオテクノロジーを駆使

して、画期的な新薬を継続的に創出し、開発・販売をグローバルに展開することにより、世界の人々

の健康と豊かさに貢献する、日本発のグローバル・スペシャリティファーマとなる。

重点カテゴリー

目 標

グローバル・スペシャリティファーマの

地位を目指す。

抗体医薬品、低分子医薬品および核酸医

薬品に関して、革新的な新薬を開発する。

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Global世界中で連携するチームワーク

「One Kyowa Kirin」としてグローバル展開を加速協和キリンは、日本・欧州・北米・アジア/オセアニアの4つの「地域」とグローバル・スペシャリティ

ファーマとして必要な「機能」を軸とする新たなグローバル組織体制を構築し、「One Kyowa Kirin」と

してさらなるグローバル展開を進めています。この組織体制のもと、当社の強みである抗体医薬をは

じめとして、新薬創出型の製薬企業として魅力ある開発パイプラインの構築を目指します。

世界4極体制

推進体制

創薬

開発

生産

販売

グローバル競争力の向上 当社は、5カ年中期経営計画の戦略課題として「グローバル

競争力の向上」を掲げています。 2018年は念願であったグロー

バル戦略品であるCrysvitaの欧米での上市、Poteligeoの米

国での上市、パーキンソン病治療剤であるイストラデフィリン

の米国申請を実現することができました。これらグローバル

戦略品は、その製品価値最大化に向けて市場浸透施策や欧米

を中心とした事業地域の拡大を進めています。一方、今後の

医薬品市場の成長が望めるアジアでは、2018年4月に地域統

括会社化したシンガポールの現地法人(Kyowa Kirin Asia

Paci�c)を通じて将来の安定的な成長へ向けた事業基盤の強

化を進めていきます。

Crysvita(抗FGF23完全ヒト抗体ブロスマブ)

X染色体連鎖性低リン血症腫瘍性骨軟化症/表皮母斑症候群

遺伝子の異常で過剰に産生されている血中FGF23へ結合し、その作用を抑制することで、尿細管でのリンの再吸収を増加させ、血中リン濃度を増加させる作用を有しています。

Poteligeo(抗CCR4ヒト化抗体モガムリズマブ)皮膚T細胞性リンパ腫成人T細胞白血病リンパ腫固形がん

ATL細胞表面に存在するCCR4※1

に結合する抗体で、結合したATL(成人T細胞白血病リンパ腫)細胞をADCC活性により撃退し、抗腫瘍効果を示します。

イストラデフィリン(アデノシンA2A受容体拮抗剤イストラデフィリン)パーキンソン病

アデノシンA2A受容体の働きを遮断するという新しい作用機序を有します。運動合併症の一つであるウェアリング・オフ現象を有する患者さんにも有効性が認められています。

KHK4563(抗IL-5受容体ヒト化抗体ベンラリズマブ)気管支喘息慢性閉塞性肺疾患(COPD)好酸球性副鼻腔炎(ECRS)

当社独自の強活性抗体作製技術「POTELLIGENT®(ポテリジェント)」を応用したヒトモノクローナル抗体で、炎症性呼吸器疾患に関与が強いとされる好酸球をADCC活性※2により速やかに除去します。

※1 白血球の遊走に関与するケモカインの受容体の一つ。CCR4は、正常組織中ではIL-4およびIL-5などのサイトカインを産生する(CD4陽性の)ヘルパー2型T細胞に選択的に発現することが知られている。また、ある種の血液がんにおいて高発現していることが知られている。

※2 ヒトが持っている免疫機能の一つ。抗体が標的細胞の抗原に結合すると、エフェクター細胞が抗体に結合。エフェクター細胞が標的細胞を攻撃する物質を放出し、撃退する活性のこと。

欧州

アジア/オセアニア

本社/日本

北米

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Innovationイノベーションへの挑戦

人材力と技術力を活かしたイノベーションによって、新たな価値を生み出す

バイオ医薬品で培った研究開発力と製造技術力● 遺伝子工学技術● タンパク質・抗体工学技術● 糖鎖分析・制御技術● 細胞培養・分化制御技術● バイオ医薬品製造技術

4大モダリティの展開

次世代抗体医薬● 免疫賦活化抗体● 組織指向性抗体

さらなる技術の進化

新たな低分子創薬● バイオ医薬品研究との融合

● 標的構造の活用を含む精密分子設計・合成技術

核酸医薬● 核酸機能増強技術● 脂質ナノ粒子を中心としたDDS技術

新しい技術の確立

再生医療● 分化制御技術など

Human Resources 人材力

多様な人材が活躍できる企業へ 協和キリングループは、人材をイノベーションの源泉と捉え、

多様な背景を持つ社員一人ひとりの能力を最大限引き出し、

変革に挑み新しい価値を創造し続ける人材の育成を進めて

います。当社グループが経営理念を実現するためには、激し

さを増す事業環境の変化に対してリーダーシップを発揮し、

自律的に変革に挑む社員を確保・育成することが不可欠です。

また、社員一人ひとりが健康で質の高い豊かな人生を実現

するとともに、多様な背景を持つ個々の能力を活かし、新たな

価値の創出を目指しています。

 特に女性の活躍は企業競争力を高めるうえで欠かせない

ものとし、2020年に女性管理職比率を10%以上(2018年12

月末現在8.9%)にする目標を掲げています。目標達成に向けて、

将来管理職として活躍する女性の育成やキャリア意識啓発の

ための女性社員向けトレーニングを積極的に行っています。

また、イクボスセミナーの開催や、社内イクボスをイントラネット

で紹介し、イクボス的マネジメントの必要性を浸透させて

います。そのほか、育児休職者のスムーズな職場復帰を支援

するための「復職支援フォーラム」を開催しています。介護に

ついては両立支援セミナーの開催や、介護支援サービスの情

報提供などで社員の活躍を支援しています。

 さらに、協和キリンはLGBTをはじめとする多様な性的指向・

性自認を持つ社員に関しても、その存在を前提に環境整備を

進めてきました。

 組織トップの意識改革を目的に、LGBTに関する役員層対象

の啓発講演会を実施し、各種の社員研修・e-ラーニングに

おいては継続的に本課題を取り上げ、社員の知識習得と意識

向上を図っています。人事制度や方針に関しては、同性婚に

おいても法律婚と同等の社内制度を利用できるよう制度改定

を実施するとともに、社員就業規則において「性的指向・性自認

にかかわらずハラスメントを禁止する」旨の明記を行いました。

また、当事者・非当事者問わず性的指向・性自認に関して相

談できるグループ相談窓口を設置しました。

Technical Capabilities 技術力

オープンイノベーションやAIを活用し、技術力を進化させる 協和キリンの代表的な技術の一つに、抗体技術があります。

これは、人間に備わっている免疫力という防御システムを医

薬品として疾病治療に用いようというものです。この技術を

新薬開発に活かすとともに、戦略的なアライアンスによる抗

体ビジネスの推進にも取り組んでいます。

 また、当社は創薬研究のプロセスに、社外の情報・知見を

活用するオープンイノベーションを意欲的に組み込んでいます。

大学や医療機関、ベンチャー企業と一体となり、早い段階か

ら共同で新薬の研究開発を進めています。

 AIなどの新技術を積極的に取り入れていくために、2018年

4月にはバイオメトリックス部にクリニカルデータサイエンス

研究グループを新設しました。新たな薬を生み出すため、

従来の研究開発の手法に加え、AIをはじめとした新たな技術

を加えることで、魅力的な新薬をいち早く患者さんのもとに

お届けできるよう、挑戦を続けています。

 当社の強みである抗体医薬をはじめ、低分子医薬、核酸医

薬、再生医療の領域で培ってきた最先端の創薬基盤技術や

オープンイノベーションによる外部技術を組み合わせることで、

新薬創出型の製薬企業として魅力ある開発パイプラインの

構築を目指します。

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R&Dサイトへのフィードバック

製造現場への技術移転やスケールアップなど

製剤研究

原薬の製造プロセス研究

出荷

医薬品の製造

治験薬製造/品質管理/品質保証

品質管理

CMC研究センター

分析研究 品質保証

宇部工場

Integrity高品質な薬の生産

世界市場での成長に向けて、高崎工場、宇部工場を中心に、製品のグローバル供給体制の確立を推進

宇部工場

製剤製造棟の安定稼働で、新製品の生産準備も進展 宇部工場は、経口固形製剤の専用工場で、最先端のエンジニアリング技術

を導入した大量生産型自動化工場です。最新の製造技術、高度なチェック

体制のもと高品質の医薬品を効率良く生産、供給しています。

高崎工場

バイオ医薬品のグローバル供給の開始 高崎工場は、最新のバイオ医薬品製造設備を備えた抗体原薬製造棟ならびに注射剤製造棟を有しています。ここ数年、海外の

ガイドラインにも対応できる高レベルのGMP※体制のもと、高品質な医薬品を安定的に世界中の患者さんにお届けするため、グロー

バル戦略品の上市準備を進めてきました。2017~2018年、米国および欧州当局の承認前査察に合格し、2018年承認取得した

グローバル戦略品(2品目)の米国および欧州への供給を開始しました。世界中に製品を供給するための準備を進めています。※ GMP:Good Manufacturing Practiceの略。医薬品および医薬部外品の製造管理および品質管理の基準のこと。

宇部工場とCMC研究センターとの連携

製造量増加見込み

2025年

約2.5倍増

Topics高崎工場の製造設備の増強 2025年の高崎工場における抗体医薬品の製造量は現在の

2.5倍に増加する見込みです。この増産に対応するため、

2019年以降も引き続き、原薬および製剤の製造設備を増強し

ます。また、最先端の製造技術を取り入れた製造設備も新た

に立ち上げます。これら製造設備の増強により、多くの品目

を全世界に供給できる体制が整備されます。CMC研究センターは、主に低分子医薬品の製剤設計、治験薬製造、原薬および製剤の試験法開発、申請業務ならびに育薬研究などを行っています。

PTP製造設備

高崎工場内にある最新鋭の設備

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CSV重点課題

当社グループの事業へのインパクト(高)

社会の持続性へのインパクト(高)  当社グループは、社会課題に関する国際的フレームワークとして提唱されているSDGs(持

続可能な開発目標)※に貢献できる取り組みを進めています。当社グループの経営理念にある「世界の人々の健康と豊かさに貢献します」は、SDGsの目標3の「すべての人に健康と福祉を」という言葉と合致しており、この目標3を当社グループの中核的な課題と位置づけています。社会と事業の両方の視点で設定された当社グループのCSV重点課題は、目標3をはじめとする合計13のSDGs目標に対する取り組みを担っています。

※ SDGs:2015年9月に国連サミットで採択された、世界の持続可能な発展を実現するために、2016年から2030年までの15年間で国際社会が達成すべき17の目標。

SDGsへの貢献

当社グループが貢献するSDGs

Creating Shared ValueCSV経営

お客さま 環境 社会/コミュニティ

次世代育成 次世代育成に貢献し、また地域の皆さまに事業や強みを知っていただき、信頼感や親近感を高めていただける機会となるよう、子どもたちを対象とした理科実験教室を開催しています。

スポーツを通じた交流 当社グループは、スポーツイベントを通じた地域との交流を行っています。スポーツを通じた社会貢献活動が評価され、東京都スポーツ推進企業認定制度に基づき、2015年から4年連続で「東京都スポーツ推進企業」に認定されました。

地域コミュニティ 良き企業市民として、地域コミュニティとの絆を深めるために、事業所周辺の地域の皆さまとの交流を重視した取り組みを行っています。

「病気と健康の情報」を提供 病気と健康の情報をはじめ、抗体や免疫の仕組みなどを分かりやすく解説したWebサイトを提供しています。

生物多様性保全 当社グループは、生態系を維持し、生物多様性を守る活動をグローバル規模で取り組んでいます。

理科実験教室協和キリン富士事業場では、立地地域で開催されている「長泉わくわく祭り」の踊りパレードに参加

病気と健康の情報を提供するWebサイト サンゴの植付の様子

ステークホルダーとの関わり

マテリアリティ・マトリックスCSV経営

経済的価値の創造

両立社会的価値の創造

人権

労働慣行

環境

公正な事業慣行

消費者課題

コミュニティ

経営理念に合致

キリングループCSV コミットメント由来

太陽光発電設備の導入 当社グループの工場・研究所では、太陽光発電設備を導入しクリーンエネルギーの活用を行っています。また、Thai Kyowa Biotechnologies社(タイ)では工場新設に際し、二国間クレジット制度(JCM)を活用し、地球規模での温室効果ガス排出削減も進めています。

企業価値向上を実現するCSV経営を実践協和キリングループは、経営理念において、世界の人々の健康と豊かさに貢献することを目的に、

ライフサイエンスとテクノロジーを強みとして、新しい価値を創造することを謳っており、この

「新しい価値」はすなわち社会と共有できる価値(CSV:Creating Shared Value)です。

当社グループは、社会課題への取り組みによる「社会的価値の創造」と「経済的価値の創造」の両立に

より、企業価値向上を実現するCSV経営を実践しています。

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Corporate Data会社概要

主要事業場支店 研究所 工場

札幌支店 名古屋支店 東京リサーチパーク 高崎工場

東北支店 大阪支店 富士リサーチパーク 宇部工場

東京支店 京滋北陸支店 バイオ生産技術研究所

千葉埼玉支店 中国支店 CMC研究センター

北関東支店 四国支店

甲信越支店 九州支店

横浜支店

海外

アジア

Kyowa Kirin Asia Pacific Pte. Ltd.

協和発酵麒麟(中国)製薬有限公司Kyowa Hakko Kirin China Pharmaceutical Co., Ltd.

韓国協和発酵キリン株式会社Kyowa Hakko Kirin Korea Co., Ltd.

台灣協和醱酵麒麟股份有限公司Kyowa Hakko Kirin (Taiwan) Co., Ltd.

協和醱酵麒麟(香港)有限公司Kyowa Hakko Kirin (Hong Kong) Co., Ltd.

Kyowa Hakko Kirin (Thailand) Co., Ltd.

アメリカ

Kyowa Kirin USA Holdings, Inc.

Kyowa Kirin Pharmaceutical Development, Inc.

Kyowa Kirin Pharmaceutical Research, Inc.

BioWa, Inc.

ヨーロッパ

Kyowa Kirin International plc.

主要グループ会社国内

協和メディカルプロモーション(株) 協和キリンフロンティア(株)

協和キリン富士フイルムバイオロジクス(株) 協和キリンプラス(株)

商号 協和キリン株式会社

設立 1949年7月1日※ 旧協和発酵工業株式会社設立日。2008年10月1日付でキリンファーマ株式会社との合併により「協和醱酵工業株式会社」から商号変更。

資本金 267億45百万円(2018年12月31日現在)

従業員数 7,242人(連結ベース、2018年12月31日現在)

代表者 代表取締役社長 宮本 昌志

本社 〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番2号TEL:03-5205-7200 FAX:03-5205-7182

連結売上収益 3,465億31百万円(2018年12月期)

事業内容 医療用医薬品の製造・販売を行う事業持株会社。

親会社 キリンホールディングス株式会社

当社Webサイトのご紹介https://www.kyowakirin.co.jp/

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https://www.kyowakirin.co.jp/

2019年7月