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明和荘一押し商品 明和荘の商品紹介 僕のお気に入りの商品は 「肉球箸置き」です。 その他の商品案内 フライパン皿 オブジェとして 置いても、猫皿と 組み合わせても GOODです!

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Page 1: 明和荘の商品紹介comet/meiwasou-news2019.4.pdf · 2019. 6. 4. · 明和荘一押し商品 は 」 明和荘の商品紹介 僕のお気に入りの商品は 「肉球箸置き」です。

明和荘一押し商品

明和荘の商品紹介

僕のお気に入りの商品は

「肉球箸置き」です。

作業は、一つ一

つ時間をかけて

丁寧に行ってい

ます。

オーダーメイ

ドも受け付け

ていますので、

是非ご相談下

さい。

その他の商品案内

フライパン皿

オブジェとして

置いても、猫皿と

組み合わせても

GOODです!

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陶器を焼く工程は二つあります。一度目は素焼

きです。赤茶色い、ちょうど植木鉢のような状

態です。水はけがいいですが、食べ物などの水

気のある 物を乗せると、どんどん水や油を吸収していってしまいます。

そこで、釉薬をかけて本焼きすると、つるりとしたガラス質が焼きつきます。

釉薬は水や油を通さないガラス質の元になる物です。

釉薬に必要なのは主に「ガラスの素」「ガラス

を溶けやすくする物」「陶器とガラスをなじま

せる物」です。

「ガラスの素」は主に藁灰や、珪石。「溶けやすくする物」その他の灰、「なじませる物」

は主に粘土その物ですが、「ガラスの素」「溶けやすくする物」「なじませる物」の三点揃っ

た長石という石があるので、それ細かく粉にした物をメインに少し足りない「溶けやすく

する物」様々な灰を絶妙な割合で配合し、焼き物にかけやすいよう水で溶かしてとろみを

つけたのが、釉薬です。

他にも、鉄や銅、コバルトなどの鉱物を加えて様々な色を出します。

石灰透明釉薬(三号釉・クリーム)

多分わら灰を中心とした透明な釉。主に土の素朴

な色合いを見せたい時、絵付けをした作品の上に

かけ、下の絵がみえるようにかける釉です。何故

か明和荘ではクリームと呼ばれています。厚くか

けすぎると、白く濁るので注意が必要。

わら白

わら灰を中心とした乳濁釉です。その名の通り

真っ白でつるりとした焼き上がり。

昔は長石や土灰を調合していたメモがありますが、今は業者から

既に配合された粉を買い、それを水で溶かして使っています。

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市役所やコメット会館で販売を行っておりますので、一度見る

だけでもお立寄りいただければ幸いです

白萩

一度がけだとややマットな透明釉ですが、二度掛

けすると、ランダムに白い斑が現れる不思議な釉。

現れる白い斑は完全に予測不能で、正に一期一会

の文様。原料が何なのかわかりませんが何故か釉

薬の時は真っ黒。

白しの

一度がけだと、ザラリとしたマットな白ですが、

やや地の土の色が透けて独特の風合いを出します。

二度掛けすると、濃い白、湾曲のある作品などで

は、白い部分が斑に垂れて現れます。

種黒

おそらく鉄分が含まれた釉の一種で、茶色い色をし

ています。鉄分の多い赤土に一度がけすると、茶色

いサビのような模様が細かく現れます。二度掛けす

る事により真っ黒なつややかな仕上がりになります。

白っぽい土や透明釉に重ねがけするとと、薄茶から

こげ茶色のツヤのある仕上がりになります。

織部

微量の銅が配合されていて深い緑色の焼き上がり。

赤土が多いとより深い緑に焼き上がります

メロン

織部と透明釉を半々で混ぜた釉。白っぽい粘土

にそのままかけると、名前の通りメロンのよう

な明るい緑になります。このメロンの釉の上に

わら白の釉をかけると、綺麗に乳濁した水色に

なります。 メロン→わら白(まじり)

白しの二度がけ(まじり)

種黒(テラコッタ)

白 萩

織部(テラコッタ)

白萩二度がけ(まじり)