資料2-1 - machida...未使用地の状況調査/「平成19年度...

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■町田市緑の基本計画関係図 委員会・市民団体 町田市緑の基本計画の作成 (検討・調整) 都市づくり部公園緑地課 町田市緑の基本計画改定検討委員会(懇談会) 市民団体代表 学 識 経 験 者 東 京 都 職 員 町田市緑の基本計画改定庁内連絡会 委員長:担当副市長 委員:関係部課長 (関係自治体)八王子市・多摩市 川崎市・横浜市・相模原市・大和市 資料 2-1

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Page 1: 資料2-1 - Machida...未使用地の状況調査/「平成19年度 包括外部監査の結果報告書」(抜粋) 資料2-3 関連計画: *地域の財を生かし、豊かさが実感できるまちを目指す

■町田市緑の基本計画関係図

委員会・市民団体

行 政 組 織

  町田市緑の基本計画の作成 (検討・調整)都市づくり部公園緑地課

町田市緑の基本計画改定検討委員会(懇談会)

 市民団体代表  学 識 経 験 者

 市 民 委 員 東 京 都 職 員

町田市緑の基本計画改定庁内連絡会

委員長:担当副市長  委員:関係部課長

市   民

東 京 都

(関係自治体)八王子市・多摩市

        川崎市・横浜市・相模原市・大和市

資料 2-1

Page 2: 資料2-1 - Machida...未使用地の状況調査/「平成19年度 包括外部監査の結果報告書」(抜粋) 資料2-3 関連計画: *地域の財を生かし、豊かさが実感できるまちを目指す

■今後のスケジュール(町田市緑の基本計画改定の流れ)について

緑の基本計画(素案)作成

緑と緑をとりまく現状の整理

課題解決のための施策案の提示

*将来像実現に向けた具体的取組

の検討

施策方針図の作成

*施策の方針を示す図などの検討

緑地の保全及び緑化目標の検討

*10 年後の目標値の設定

*新たな目標値などの追加検討

緑地確保と整備計画のための

緑確保の優先化(重点化)方針

*緑地保全の優先化方針の検討

課題の整理

*今後の 10 年間で取組む課題 等

将来像・基本方針の検討

*現行の将来像・基本方針の検証

*見直しの必要性などの検討 等

町田市緑の基本計画の改訂版

並びに概要版の作成

【緑確保の状況】

【改訂の趣旨】

【策定スケジュール】

検討委員会

検討委員会 庁内連絡会(その他)市民意向の把握 主な検討・協議内容

市民意向に

関する調査の実施 (アンケート調査)一般市民(約4,000名)

町田市の概況整理

①土地利用状況(区画整理・開発動向等)

施策実施状況等の

ヒアリング

①調査票の作成

③調査結果集計

②公園緑地事業等により担保された緑地状況

③社会条件(人口推移、市民活動、社会動向)

④その他必要な事項

*各種施策の進捗状況

*周辺・先進自治体の施策例 等

平成21年度

平成22年度

パブリック

・コメント支援

庁内連絡会等

②調査実施(配布回収)

庁内関係部署

検討委員会第2回 現地視察 11/30 開催

検討委員会第4回

連絡会第8回

検討委員会第7回 連絡会第6回

検討委員会第8回

連絡会第7回

検討委員会第3回 連絡会第2回

検討委員会第5回 連絡会第4回

検討委員会第6回 連絡会第5回

検討委員会第1回

連絡会第1回

10/13 開催

結果の反映

取組結果を計画書へ掲載等

11/11 開催

連絡会第3回広報まちだ

「都市づくり特集号」

まちづくり意見募集

資料 2-2

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■未使用地の状況調査/「平成 19年度 包括外部監査の結果報告書」(抜粋)

資料 2-3

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即す

みどりの新戦略ガイドライン (計画期間 2006~2025年)

■みどりづくりの目標

*みどりの量の拡大(多摩部は現状維持(み

どり率))

都市計画公園・緑地の整備方針(2006年策定)■方針の主旨

2015年までに優先的に整備に着手する公園・緑地

等を明示した事業化計画

■重点公園・緑地・優先整備区域

例)小山田緑地、相原中央公園 等

緑の東京計画(計画期間 2001~2015年)■東京の緑の将来像

水と緑がネットワークされた風格都市・東京

■ゾーン別施策の展開(多摩・丘陵ゾーン)

町田市地域防災計画(1968年策定 2006年修正) ■計画の理念:災害に強いまちをつくる

■防災予防計画

*災害に強いまちづくり(都市公園の整備 等)

*避難体制の整備(緑のネットワーク形成 等)

町田市産業振興計画(計画期間 2009~2013年) ■基本施策

*町田市固有ブランドの創出(観光拠点づくり 等)

*ツーリズム(体験型観光)の振興(フットパス 等)

町田市環境基本計画(計画期間 2002~2021年) ■望ましい環境像:谷戸山のみどりがつなぐ環境文化都市

■施策体系別計画(自然環境・歴史的文化的環境の保全と回復)

北部丘陵まちづくり基本構想(2005年策定) ■地域の将来像:農とみどりのふるさとづくり

■土地利用の方針(土地利用区分図(案))

■緑地・水資源の保全と利活用の推進(水と緑ネットワーク図(案))

適合

町田市の上位・関連計画

東京都の上位計画

整合

整合

整合

緑確保の総合的な方針(2010年策定予定) ■方針の主旨 民有地の緑の保全の方針

整合

■緑の基本計画と上位・関連計画の関係性について

町田市スポーツ振興計画(計画期間 2009~2018年) ■主な施策

*子どもたちのためのスポーツ環境の整備(校庭の芝生化 等)

*スポーツ施設の充実(公園施設の利用拡大)

町田市農業振興計画(計画期間 2007~2016年) ■基本施策

*農地の管理・保全と多面的機能の確保(生産緑地の追加指定、 等)

資料 2-4

即す

即す

町田市住宅マスタープラン(2011年改定予定) ■住宅施策の目標

緑を重視した計画的な居住地の形成

■主な施策

*多摩丘陵の自然を豊かに生かすアメニティ環境の育成

上位計画:

関連計画: 即す:ぴったりとつく。即応する。

適合:うまくあてはまること。よくかなうこと。

整合:整い一致すること。

理論の内容に矛盾がないこと。

町田都市計画

~都市計画区域の整備、開発及び保全の方針~ (計画期間 2004~2025年)

■都市の将来像

■主要な都市計画の決定の方針

*土地利用に関する主要な都市計画

の決定の方針

*自然的環境の整備又は保全に関する都市計画

の決定の方針

■その他都市計画の決定に関する方針

町田市景観計画 (計画期間 2009~2030年)

■基本理念

生活風景に魅力と豊かさを

感じられるまちづくり

■基本目標

■重点目標

■地域別の景観づくり方針

町田市緑の基本計画 (根拠法令:都市緑地法第4条)

■計画期間(現行:1999~2010年度)改定:2011~2020年度

■将来像:町田の環境文化を育む多摩丘陵谷戸山回廊の保全・再生

■基本方針 (1)多摩丘陵を支える骨格的な水と緑の緑地環境を継承する

(2)生きものと共棲できるまち

(3)町田らしさの風景を守り、

育てる

(4)農のあるまちづくり

(5)緑の経済活動のしくみづくり

(6)市民の多様な緑とのふれあい

活動の推進と

連携のしくみづくり

(7)歴史と緑のまちづくり

(8)地域らしさのある安全・安心、

憩いの公園づくり

町田市基本構想・基本計画(改定予定) (計画期間 2004~2014年)

■基本理念

*一人ひとりが尊重され、輝きがもてるまちづくりを目指す

*地域の財を生かし、豊かさが実感できるまちを目指す

*互いの信頼の上に、ともにつくるまちを目指す

■基本目標

■重点目標

■個別目標

まちだ エコプラン (1999年作成)

■小流域単位の生態系機能の

分析・評価

■生態系ネットワークの目標

像の設定

■生態系の保全・回復・創出の

課題と方策

※「緑の基本計画」の生態系の

骨格的枠組み・理念と整合

町田市都市計画マスタープラン(改定中)

(計画期間 2011~2021年)

※下記は中間報告

■将来都市像

環境文化を育む魅力ある質の高い生活都市

■基本目標

■将来の都市空間の構造

*水とみどりの拠点と軸の形成

■テーマ別まちづくり方針(案)

*自然を活かすまちづくり

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町田市緑の基本計画に関連する他計画との調整項目

上位・関連計画との調整

 町田の環境文化を育む多摩丘陵谷戸山回廊 の保全・再生

≪東京都の計画≫ ■町田都市計画:都市づくりの目標「世界をリードする魅力とにぎわいのある国際都市東京の創造」 ■緑の東京計画:緑の将来像「水と緑がネットワークされた風格都市・東京」≪町田市の計画≫ ■基本構想・基本計画:基本目標「住みたいまち、すごしたいまち、誰もが誇れるまちをつくる」 ■都市計画マスタープラン:将来都市像「環境文化を育む魅力ある質の高い生活都市」 ■景観計画:基本理念「生活風景に魅力と豊かさを感じられるまち~人と風景が共に育つ景観づくり~」 ■環境基本計画:望ましい環境像「谷戸山のみどりがつなぐ環境文化都市」 ■住宅マスタープラン:将来都市像:「多摩丘陵にはばたく市民文化都市」

(1)多摩丘陵を支える骨格的な水と緑の緑地環境 を継承する(2)生きもの共棲できるまち(3)町田らしさの風景を守り、育てる(4)農のあるまちづくり(5)緑の経済活動の仕組みづくり(6)市民の多様な緑とのふれあい活動の推進と連携 のしくみづくり(7)歴史と緑のまちづくり(8)地域らしさのある安全・安心、憩いの公園づくり

≪東京都の計画≫ ■町田都市計画:核都市広域連携ゾーンの方針「にぎわいのある核都市と豊かな環境の丘陵地」≪町田市の計画≫ ■基本構想・基本計画:重点目標「“町田らしさ”が感じられるまちをつくる」                「良好な住環境を支える都市機能を充実させる」 ■都市計画マスタープラン:基本目標「水とみどり豊かな環境資源と共生する都市」 ■景観計画:基本目標「自然の風景を守り育てる」「だれもがやすらぎ誇れるまち並みをつくる」 ■環境基本計画:基本目標「自然環境の質的な向上」 ■地域防災計画:基本理念「災害に強いまちをつくる」 ■農業振興計画:基本施策「農地の管理・保全と多面的機能の確保」 ■まちだ エコプラン:生態系の保全・回復・創出の基本的理念や骨格的緑地構造 ■住宅マスタープラン:基本理念「緑を重視した計画的な居住地の形成」

(1)計画対象区域

(2)都市計画区域内の人口の見通し

(3)市街化区域の規模

(1)緑地の確保目標

(2)都市公園等の緑地の整備目標

(1)公園緑地等の整備 (広域公園、総合公園、運動公園、地区公園、  近隣公園、街区公園、特殊公園、都市緑地、  緑道等、準公園緑地)

(2)地域制緑地の配置(制度上安定した緑地) (東京都保全地域、緑地保全地域、緑地保全の森、  市民の森、生産緑地地区、市民農園)

(1)道路の緑化

(2)河川の緑化

(3)公共施設緑化

(4)緑化重点地区の計画

(5)民有地の緑地保全

(6)民有地緑化の推進

(1)緑のリサイクル

(2)ひとづくり、組織づくり

(3)緑地保全基金等資金づくり

(4)連携のしくみ

(5)緑の基礎調査の実施

(6)各種制度の制定

(7)緑の普及・啓発

※施策体系図作成時に各計画との関連整理

≪東京都の計画≫ ■みどりの新戦略ガイドライン:東京の緑の拠点と軸(概念図)≪町田市の計画≫ ■都市計画マスタープラン:「将来の都市空間の構造(まとめ)」 (図-2) ■景観計画:地域景観要素(図-3)※特に公園・緑地、景趣候補地 等 ■北部丘陵まちづくり基本構想:北部丘陵水と緑のネットワーク図 (図-4) ■まちだ エコプラン:緑地要素の分布図、生態系ネットワーク概念図 (図-5)

緑の基本計画(1999年策定)

2 緑の基本方針

1 町田の緑の将来像(テーマ)

1 緑の拠点・核づくり

4 緑の確保目標水準

第5章 町田市の緑の将来像

第6章 緑の配置と保全・整備・活用のしくみ

5 総合的な緑地配置方針

≪東京都の計画≫ ■町田都市計画:基本理念「多様な主体の参加と連携」 ■緑の東京計画:施策の方向「『都民が主役』で築く緑」 ■みどりの新戦略ガイドライン:民間による公園づくりのしくみの検討≪町田市の計画≫ ■環境基本計画:環境にやさしい生活スタイル・社会経済システムへの転換         「環境学習の推進に向けて」「環境パートナーシップに向けて」 ■まちだ エコプラン:小流域単位の生態系機能の評価 ■住宅マスタープラン:市民が担い手となって育てる住環境の維持向上支援策の推進           (建築協定、緑化協定の推進、緑化運動を行う市民団体の育成 など)

4 施策の体系

3 緑のしくみづくり

3 計画のフレーム

2 緑化の推進

≪東京都の計画≫ ■町田都市計画:水と緑の骨格を形成する緑地の配置の方針         主要な緑地の確保目標(概ね10年以内に整備する公園緑地) ■都市計画公園・緑地の整備方針:重点公園・緑地、優先整備区域≪町田市の計画≫ ■都市計画マスタープラン:土地利用の方針(中間報告以後) ■景観計画:重点目標「緑豊かな景観づくりを進める」           「町田ならではの地形の特性を生かした景観づくりを進める」 ■地域防災計画:オープンスペースの確保 ■農業振興計画:「農業後継者養成のための農業大学校の設立」         「生産緑地の追加指定」、「市民農園・体験農園の増設・拡充」         「七国山『農業』公園等交流拠点の整備」 ■北部丘陵まちづくり基本構想:土地利用方針、緑地・水資源の保全と利活用の推進 ■スポーツ振興計画:スポーツを「支える」(スポーツ施設の充実) ■まちだ エコプラン:生態系の保全・回復・創出の課題と方策(小流域単位での保全・回復・創出) ■住宅マスタープラン:街の骨格をなす緑の保全回復            (市民活動等で支持されるような緑の保全、市民の森拡大)

≪東京都の計画≫ ■みどりの新戦略ガイドライン:民間事業者による「みどりの計画書」の作成 ■都市計画公園・緑地の整備方針:重点公園・緑地、優先整備区域≪町田市の計画≫ ■景観計画:重点目標「住宅地の良好な景観づくりを進める」           「にぎわいとうるおいのある市街地の景観づくりを進める」 ■地域防災計画:オープンスペースの確保「緑化の推進」         ブロック塀・落下物の対策「生垣化」 ■スポーツ振興計画:「する」スポーツ(子どもたちのためのスポーツ環境の整備                        ;校庭やスポーツ広場の芝生化) ■まちだ エコプラン:生態系の保全・回復・創出の課題と方策(小流域単位での保全・回復・創出) ■住宅マスタープラン:住環境維持・向上策としての都市緑化の推進

≪東京都の計画≫ ■町田都市計画:土地利用に関する主要な都市計画の決定の方針≪町田市の計画≫ ■都市計画マスタープラン:人口、世帯の動向と見通し、将来の都市空間の構造

≪東京都の計画≫ ■町田都市計画、緑の東京計画、みどりの新戦略ガイドライン  ⇒みどり率を維持   緑地の都市計画区域に対する割合を概ね30%確保   都市施設とする緑地を人口一人当たり概ね26㎡確保   緑地保全地区を概ね61ha確保≪町田市の計画≫ ■基本構想・基本計画⇒みどり率を維持 ■環境基本計画⇒町田市緑の基本計画の目標値の達成、市内のみどり率の現状維持 ■農業振興計画⇒確保すべき農地面積260ha(2016年)

図-1 緑地配置方針

図-2

図-3

図-4

図-5

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1

1 東京都の計画

名称 町田都市計画~都市計画区域の整備、開発及び保全の方針~

策定主体 東京都 計画期間 2004~2025年

目的

東京都が策定した「東京の新しい都市づくりビジョン」を踏まえ、そのビジョンで

示した将来像の実現に向けて、都民、企業、NPOなどの多様な主体の参加と連携によって戦略的に都市づくりを進める政策誘導型の都市づくりを推進する。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

基本理念

都市づくりの目標「世界をリードする魅力とにぎわいのある国際都市東京の創造」 (1) 国際競争力備えた都市活力の維持・発展 (2) 持続的発展を可能とする環境との共生 (3) 独自性のある都市文化の創造・発信 (4) 安全で健康に暮らせる質の高い生活環境の実現 (5) 多様な主体の参加と連携

特に調整が

必要な事項

都市の将来像

【ゾーン区分】

■核都市広域連携ゾーン(にぎわいのある核都市と豊かな環境の丘陵地) ・都市基盤整備、産業立地促進により、他県都市間の連携強化や自立した都市圏の形成を図る。 ・緑化の促進、緑地・農地の保全と活用を進め、水と緑のネットワークの形成を図る。 ・北部の丘陵地に残されている樹林地の保全・再生・活用や、農地の活用を図る。

上位・関連計画との関連・調整事項

資料 2-5

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2

名称 町田都市計画~都市計画区域の整備、開発及び保全の方針~

特に調整が

必要な事項

主要な都市計

画の決定方針

【土地利用に関する主要な都市計画の決定の方針】

■市街地において特に配慮すべき土地利用の方針 *市街化区域内の緑地又は都市の風致の維持に関する方針 ■市街化調整区域の土地利用の方針 *優良な農地との健全な調和に関する方針 *自然環境形成の観点から必要な保全に関する方針 【自然的環境の整備又は保全に関する都市計画の決定の方針】

■整備又は保全の水準 多摩地域のみどり率を維持 (20年後の自然的環境の整備水準) *緑地の確保水準 緑地の都市計画区域に対する割合を概ね 30%確保 *公園緑地等の都市施設とする緑地の目標水準 公園緑地等の都市施設とする緑地を人口一人当たり概ね 26㎡確保 *緑地保全地区の目標水準 緑地保全地区を概ね 61ha確保 ■水と緑の骨格を形成する緑地の配置の方針 *環境保全系統(都市環境の改善と生態系を育む自然地の保全、回復) *防災系統(安全・安心の基礎となる緑地の形成) *レクリエーション系統(緑の関する都民の多様な需要に対応) *景観構成系統(都市の風致・景観の向上) ■実現のための都市計画制度適用の方針 (土地利用に関する方針) *環境形成型地区計画の活用 *緑地保全地区等の指定 *風致地区の指定 *農地を活かした都市環境の保全と積極的な活用 (都市施設に関する方針) *公園緑地等の目標及び配置の方針 *河川の整備に合わせた水と緑の骨格づくり *道路の整備に合わせた水と緑の骨格づくり (市街地開発事業に関する方針) ■主要な緑地の確保目標 (概ね 10年以内に整備する公園緑地) *都立緑地小山田緑地 *市立公園野津田公園、忠生公園、相原中央公園

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3

名称 緑の東京計画

策定主体 東京都 計画期間 2001~2015年

目的

21世紀の東京を、環境と共生しつつ、持続的な発展が可能な都市とするために、「東京構想 2000」と連携しつつ、緑の面から捉えた施策展開の道筋を総合的・体系的に示すもの。50年後における望ましい緑の将来像を見据えている。

■整合・調整事項

市の役割

都 :骨格的な緑の保全・創出と緑づくりに都民が参加する仕組みを構築 都 民:緑のある住まいづくりと緑づくりへの参加 企 業:屋上を含む事業所の緑化と緑づくりへの貢献 区市町村:身近な緑の保全・創出と地域に即した施策の実施

踏まえるべき

事項

施策の方向

緑の将来像「水と緑がネットワークされた風格都市・東京」 1 緑が守る「都市環境」

(1)市街地の緑の回復 (2)今ある緑の保全 (3)農林業の振興 2 緑が支える「防災都市」

(1)緑の防災ネットワーク創り (2)「緑のダム」 3 緑が創る「東京の魅力」

(1)東京に風格を与える緑創り (2)緑を活かしたうるおいとやすらぎのある東京 (3)豊かな自然とのふれあいの場創り

4 緑が育む「生物の生存基盤」 (1)生物の豊かな自然を守る (2)身近な生物の生息地の回復

5 「都民が主役」で築く緑 (1)緑づくりへの都民の活動基盤の整備 (2)緑で子どもの心を育む

特に調整が

必要な事項

町田市に

関連する施策

○ 多摩の丘陵地において、里山の生活を体験できる公園の整備を推進 ○ 里山は谷戸や雑木林を保全・回復し、多様な生物の生息・生育地として保全 ・小山田緑地などの丘陵地の都立公園を「たぬきの里山公園」として整備し、都民や NPO と連携して、雑木林の手入れ、炭焼き、谷戸田での米作りを行うなど里山の生活文化や自然が体験できるような取組を行っていく。

○ ゾーン別施策の展開 【多摩・丘陵ゾーンでの施策の展開】

・湧水、崖線、樹林地などの自然資源の保全・活用を進める。 ・谷戸、里山など丘陵の外縁部分に残る自然地の保全・活用を図る。 ・農業の活性化、農業の継続による農地の保全を図る。

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4

名称 みどりの新戦略ガイドライン

策定主体 東京都 計画期間 2006~2025年

性格 東京のみどりの目標の実現に向け、公共のみならず、民間事業者や都民・NPO等のみどりづくりを誘導するための指針。

目標

2000年のみどりの現状に対し、2025年までに区部のみどり率を約 2割増加、多摩部は現状維持を目指す。また、みどりの質の向上を図り、緑のネットワークと「環境

軸」の形成を目指す。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

新たな施策

○ 「都市計画公園・緑地の整備方針」の策定 ○ 豊かなネットワークに寄与する「環境軸」の形成(「環境軸基本方針(仮称)」策定)○ 民間事業者による「みどりの計画書」の作成 ○ 民間による公園づくりのしくみの検討(「民設公園制度」創設)

特に調整が

必要な事項

町田市のゾー

ン区分とガイ

ドライン

○ 核都市広域連携ゾーン (多様な都市機能が集積する八王子や立川などの核都市を中心として、丘陵地では豊かな住環境を有する住宅地や緑が広がり、大学、研究機関、先端技術産業などが数多く立地し、産学公連携が進みつつあるとともに、消費地への近接性を生かした都市農業も行われるなど、多様性を持つゾーンである。) *みどり率の現況値(2000):64% →目標値(2025年):現状確保 *みどりのネットワークに寄与する「環境軸」形成の促進 *武蔵野の水とみどりを活用した潤いのあるまちづくり *里山など丘陵地の緑の保全・回復・活用 【東京のみどりの拠点と軸 概念図】

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5

名称 都市計画公園・緑地の整備方針

策定主体 東京都 計画期間 平成 13~27年

目的 「みどりの新戦略ガイドライン」を踏まえ、みどりの拠点や軸の中核となる都市計

画公園・緑地の計画的・効率的な整備促進と整備効果の早期実現に向けた方策を示す。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

整備方針

■早期事業化に向けた公共の取組

【重点公園・緑地の選定】 公園・緑地の機能面から評価された公園・緑地のうち、「水と緑のネットワーク

形成」と「都市問題への対応」を観点とした、重点化を図るべき公園・緑地。 【優先整備区域の設定】

「重点公園・緑地」の計画区域において、整備の重要性及び効率性を観点とし、

2015年までに優先的に整備に着工する予定の区域。

特に調整が

必要な事項

町田市に関わ

る事業化計画

【都事業‐重点公園・緑地】

小山田緑地、大戸緑地 【市・町事業‐重点公園・緑地】 福昌寺公園、光正寺公園、南大谷公園、三ツ目山公園、杉谷戸公園、小野路公園、

相原中央公園

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6

2 町田市の計画

名称 町田市基本構想・基本計画

策定主体 町田市 計画期間 2004~2014年

趣旨 従来の成長社会を前提とした整備型計画から、新しい時代を見据えた都市経営の確立

を目指し、目標明示型の基本構想の改定、基本計画の策定を行う。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

基本構想

基本計画

【まちづくりの理念】

*一人ひとりが尊重され、輝きが持てるまちを目指す *地域の財を生かし、豊かさが実感できるまちを目指す *互いの信頼の上に、ともにつくるまちを目指す 【都市像】

1)人と地域が主体のまち 2)人が集まり、豊かにすごせる魅力あるまち 3)活躍する人が育つまち

特に調整が

必要な事項

緑に係わる

基本計画

【基本目標】

住みたいまち、すごしたいまち、誰もが誇れるまちをつくる

重点目標 1 “町田らしさ”が感じられるまちをつくる

個別目標 歴史や文化に触れ、季節を感じ、安らげる回遊空間をつくる

(成果指標)

*市内の自然や文化財に接している市民の割合

*市内の文化施設や公園を訪れた人の満足度(施設・企画等)

*市内の散策コースを訪れた人の満足度(アクセス、回遊性)

個別目標 つくり、育て、みのりを実感できる緑の環境をつくる

(成果指標)

*自然との触れあいの結果、重要だと感じた市民の割合

*里山管理活動、援農活動、自然環境保全活動に関わっている人の数

*市内で、みのり(収穫や収穫物の加工)を体験したことがある市民の割合

重点目標 2 良好な住環境を支える都市機能を充実させる

個別目標 暮らしの快適性を高める

(成果指標)

*街路樹や花壇など身近な緑に親しめると感じる市民の割合

個別目標 環境負荷の低減を進める

(成果指標)

*みどり率

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7

名称 町田市都市計画マスタープラン

策定主体 町田市 計画期間 1999年策定(2011年改定予定)

■整合・調整事項

※将来の都市像・都市空間の構造は中間報告より、分野別の方針、地域別のまちづくり構想は

現行計画より記載している。

踏まえるべき

事項

将来都市像

(中間報告)

環境文化を育む魅力ある質の高い生活都市 基本目標 1:地域特性を活かした良好で快適な暮らしを実現する都市 基本目標 2:生活や余暇を楽しめるにぎわいと活力のある都市 基本目標 3:水とみどり豊かな環境資源と共生する都市

特に調整が

必要な事項

将来の

都市空間の

構造

(中間報告)

【将来の都市空間の構造】

○ゾーン特性を活かした魅力ある高質な生活空間の形成 ○にぎわいの拠点と軸の形成 ○水とみどりの拠点と軸の形成 将来の都市空間の構造(まとめ)

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名称 町田市都市計画マスタープラン

特に調整が

必要な事項

分野別の方針

(現行計画)

【土地利用の方針】

■自然的土地利用 *丘陵緑地、谷戸の農地などの自然的土地利用の保全 ⇒河川/樹林地・農地を中心とする地区 ■大規模な公園・施設 ⇒大規模な公園・地域制緑地/大学・研究所等/供給処理施設 土地利用方針図 【良好な自然環境保全・確保の方針(公園・緑地の整備方針)】

1)基本的な方針 2)公園・緑地の整備方針 3)良好な自然環境保全・回復の方針

特に調整が

必要な事項

地域別のまち

づくり構想

(現行計画)

○ 相原・小山地域

基本目標:豊かな自然と人が育むまち「ふれあいタウン相原・小山」づくり

○ 小山田・小野路地域

基本目標:豊かな自然の中で新しい環境文化を創造し発信する「町田の杜」づくり

○ 鶴川地域

基本目標:水と緑と歴史につつまれたまち「町田の東の玄関口」づくり

○ 忠生地域

基本目標:多様な人が住まう緑豊かで利便性の高いまち「ライブタウン忠生」づくり

○ 玉川学園地域

基本目標:人と街が奏でる豊かな空間を創造するまち「文京のまち玉川学園」づくり

○ 原町田地域

基本目標:楽しみと賑わい溢れる広域的な交流のまち「フェステバルタウン原町田」づくり

○ 成瀬地域

基本目標:都市の魅力と水と緑のうるおいが織りなすまち「マイタウン成瀬」づくり

○ 南町田地域

基本目標:自然と人と産業が共存するまち「出会いのまち南町田」づくり

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名称 町田市景観計画

策定主体 町田市 計画期間 2009~2030年

町田の

景観づくり

それぞれの地域で長い間守られてきた魅力的な景観を、地域で共有し、守り、育て

ていくともに、地域それぞれの景観の特徴に配慮して新たにつくっていくなど、魅力

的な景観を地域の共通の財産として位置づけ、愛着を持ちながら次世代に引き継ぐ。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

基本理念

基本目標

【基本理念】

「生活風景に魅力と豊かさを感じられるまち」~人と風景が共に育つ景観づくり~

【基本目標】

Ⅰ自然の風景を守り育てる Ⅱだれもがやすらぎ誇れるまち並みをつくる Ⅲ先人が築いた文化・歴史を受け継ぐ Ⅳ次世代に向けてだれもが愛着と誇りをもてるまちをめざす

特に調整が

必要な事項

重点目標

個別目標

【基本目標Ⅰ 自然の風景を守り育てる】

■重点目標Ⅰ-1:緑豊かな景観づくりを進める

[個別目標] *丘陵地の谷戸山の風景を受け継ぐ

*農のある環境づくりを行う

*薬師池公園などのまとまった緑地を拠点に、それらを生かした景観づくりを行う

(多くの人が憩える公園等の整備、大規模な緑地を拠点とした緑のネットワークを拡張)

*住宅地や市街地に点在する緑を地域の拠点とし守り育てる(樹木・緑地等の保全・育成)

■重点目標Ⅰ-2:町田ならではの地形の特性を生かした景観づくりを進める

[個別目標] *尾根緑道、七国山周辺などからの眺望景観を保全する

*随所に見られる北部丘陵や大山、丹沢山系の稜線の眺望を保全する

(連続する稜線の眺望の保全)

■重点目標Ⅰ-3:だれもが親しめる河川や水辺の空間を生かした景観づくりを進める

[個別目標] *河川や水辺環境に配慮した景観づくりを行う(水と緑豊かな環境の創出)

【基本目標Ⅱ だれもがやすらぎ誇れるまち並みをつくる】

■重点目標Ⅱ-1:住宅地の良好な景観づくりを進める

[個別目標] *地区ごとに個性のある低層住宅地の景観を維持し、育てる(敷地内の緑化推進)

*まとまりのある中高層住宅地のまち並みづくりを行う (敷地内のまとまりのある緑の保全)

*複合住宅地の秩序ある景観をつくる(緑化に配慮した景観づくり) ■重点目標Ⅱ-2:にぎわいとうるおいのある市街地の景観づくりを進める

[個別目標] *町田駅周辺の活気とふれあいのある景観づくりを行う(商業施設等敷地内緑化の誘導)

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名称 町田市景観計画

特に調整が

必要な事項

地域別の景観

づくり方針

■相原・小山地域 *水と緑に恵まれた自然環境に調和した景観づくり *地域生活の中心となる駅周辺の秩序ある景観づくり ■小山田・小野路地域 *水と緑豊かな自然環境に配慮した谷戸山景観の維持保全 *地域の歴史・文化資源を生かした魅力あふれる景観づくり ■鶴川地域 *尾根の緑に包まれた住宅地の景観づくり *鶴川駅周辺の秩序ある景観づくり ■忠生地域 *それぞれの住宅地の特徴を生かした緑豊かなまち並みづくり *尾根緑道や河川などの水と緑豊かな環境を重視したうるおいのある景観づくり ■玉川学園地域 *まちの成り立ちを尊重した風格あるまち並みづくり *地域生活の拠点にふさわしい駅周辺の景観づくり ■原町田地域 *活気とふれあいのある中心市街地の景観づくり *街道の歴史的な資源などを生かした快適で魅力的なまち並み景観づくり ■成瀬地域 *緑豊かで落ち着きのある住宅地の景観づくり *住宅地に配慮した秩序ある駅周辺や街道沿いの景観づくり ■南町田地域 *多様な特性に応じた住宅地のまち並みづくり *市南部の玄関口にふさわしい景観づくり

【地域景観要素図】

景観要素:公園、緑地、歴史遺産と自然が一体となった地域、景趣候補地 (緑関連)名木、サクラの名所、並木道

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名称 町田市環境基本計画

策定主体 町田市 計画期間 2002~2021年

性格

町田市環境基本条例に示される基本理念の実現に向け、環境政策の目標と施策展開

の方向を体系的に示す行政計画。「アクションプラン」策定の指針、率先して取り組む

べき環境への配慮の指針。環境施策の進行管理と施策評価の基準。

■整合・調整事項

踏まえるべ

き事項

計画の対象

領域

■対象領域:自然環境・歴史文化的環境を含む

踏まえるべ

き事項

望ましい

環境像

基本目標

望ましい環境像「谷戸山のみどりがつなぐ環境文化都市」 【基本目標】

(1)地球環境の循環システムの復元 (2)ごみ問題の解消 (3)自然環境の質的な向上 (4)安心して暮らせる環境の確保 (5)環境配慮行動の定着

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名称 町田市環境基本計画

特に調整が

必要な事項

施策体系別

計画

施策体系 3 自然環境・歴史的文化的環境の保全と回復

(1)生物多様性の保全に向けて [施策目標] *多様な生息・生育地のつながりの確保 *人為による種の絶滅の回避 *ビオトープ(5か所整備) (2)谷戸山の保全と環境文化の継承に向けて [施策目標] *「谷戸山」の認知度(100%達成) *谷戸山環境文化実習林(2か所整備) *谷戸山環境文化による農業の保全(谷戸山農業耕作地面積の現状維持) (3)樹林地の保全と確保に向けて [施策目標] *町田市緑の基本計画の目標値の達成 *緑のネットワーク(5か所実施) *市内のみどり率の現状維持 (4)清らかな水辺の保全に向けて [施策目標] *自然のまま残されている湧水地や源流、湿地の保全 *生物多様性に配慮した水辺環境の創出 5か所 *灌水機能の維持による自然水量の確保 (5)自然環境のふれあいの創出に向けて [施策目標] *緑とのふれあいに関する満足度(20ポイント向上) *アメニティの高い水とのふれあい空間の創出 *農業とふれあう機会の向上 *歴史遺産とのふれあいに関する満足度(20ポイント向上) 施策体系 5 環境にやさしい生活スタイル・社会経済システムへの転換

(1)環境学習の推進に向けて [施策目標] *町田こどもエコクラブの設立(1団体以上) *エコセンターの整備(1か所) *環境学習資料の充実 (2)環境パートナーシップに向けて [施策目標] *市民参加による環境施策検討率(100%) *環境保全地域推進協議会の設立(8か所)

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名称 町田市地域防災計画

策定主体 町田市 計画期間 1968年策定(2006年修正)

目的

市・都及び関係機関や公共的団体その他の市民がその有する全機能を発揮し、市の

地域における防災に関し、災害予防、災害応急対策及び災害復旧対策に至る一連の防

災活動を適切に実施することにより、市民の生命、身体及び財産を災害から保護する

ことを目的とする。 ■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

計画理念

(1)災害に強い人と組織をつくる (2)災害に強いまちをつくる (3)実践的な応急・復旧対策計画を確立し、災害に備える

特に調整が

必要な事項

施策の体系

(具体的施策)

【災害に強いまちづくり】

第 1 総合的治水対策

■保水・遊水機能の確保 *緑地保全地域の指定 第 3 市街地の不燃化

■沿線・沿道の不燃化推進 *河川や鉄道沿線の不燃化・緑化及び公共施設とのネットワークの形成推進 ■周辺市街地の整備 *公園、道路等の面的整備に努め、無秩序な市街地の拡大を防止する ■良好な市街地の形成 *緑地やオープンスペース等の保全・整備・ネットワーク化に努める

第 4 オープンスペースの確保

■オープンスペースの確保 *緑の保全、創出、育成について、災害予防及び応急対策活動上も有効な観点から、

自然環境整備、公園・緑地整備を総合的に進める ■都市公園等の整備 *公園の空白地域を最優先に、防災機能を有した都市公園を計画的に整備する *市民一人当たりの公園・緑地面積の拡大を図る ■緑化の推進 *防災上有効な緑化を図る ■農地・緑地の保全 ■空地の集積・連担化の推進 *公園等の配置を関係計画との連携・調整を積極的に行う *「空地」部分の集積を推進する *緑道、歩行者専用道路による緑のネットワーク化、水と緑のネットワーク形成 第 9 ブロック塀・落下物の対策

■公共施設の生垣化 ■不適格ブロック塀等の改善指導 *生け垣への改修補助等の実施

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名称 町田市産業振興計画

策定主体 町田市 計画期間 2009~2013年

趣旨 産業分野別の振興策ではなく、産業間の連携、需要者にとっての価値、地域協働に

よる取組を重視した計画となっている。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

基本方針

【基本方針(町田市業振興基本条例)】

◇産業間及び業種間の連携による産業の強化及び育成を図る。 ◇生活者にとって価値の高い産業の強化及び育成を図る。 ◇事業者の創意工夫及び自立的な発展を促進する。 ◇地域資源の積極的な活用を図る。 ◇地域の人材を活用した新たなネットワークを形成する

特に調整が

必要な事項

基本目標と

基本施策

基本目標 3 オンリー企業の創出

■町田市固有ブランドの創出 *農の町田ブランド創出事業(市所有未活用農地の利用) *フットパス振興事業(フットパスの環境整備) *観光拠点づくり事業(自然と景観を活かした散策ルート、観光の拠点づくり)

基本目標 4 地域資源を産業力に活かす

■ツーリズム(体験型観光)の振興 *フットパス振興事業(フットパスの環境整備)

基本目標 5 地域人材が活躍するまち

■後継者・担い手の育成 農業人材育成事業(市所有未活用農地を活用した研修農場)

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名称 町田市農業振興計画

策定主体 町田市 計画期間 2007~2016年

目的

町田市農業は、農業従事者の減少、高齢化や農地の減少などの課題を抱えているが、

大消費地に近いため、多様な農畜産物を供給している。この町田市農業が、農業生産

を通じた都市の貴重な緑地空間の確保、地域文化の継承、レクリエーションの場の提

供などの多面的機能を引き続き確保するため、農業者の経営マインドの発揮と市民の

町田市農業への理解と参画が求められている。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

将来像と

基本的方向

【基本的視点】

『市民協働型都市農業の創造』 【施策目標】

『地産地消で実現できる町田市農業の未来』 【施策の 4つの柱】

1.立地条件を活かした地産地消の確立 2.農地の管理・保全と多面的機能の確保 3.市民の理解と支持が得られる交流型農業の推進 4.北部丘陵地域における農あるまちづくりの推進 【確保すべき農地面積】

2016年:260ha(2005年:331ha)(農林業センサス)

特に調整が

必要な事項

施策の体系

と内容

1.立地条件を活かした地産地消の実現

(3)農業後継者支援方策の実施(農業後継者養成のための農業大学校の設立) (4)地場流通並びにネットワーク化の推進(公園等を活用した直売所の設置) 2.農地の管理・保全並びに多面的機能の確保

(1)生産緑地の追加指定 (2)生産緑地の保全方策の推進 (3)防災協定農地締結の促進 (4)市民農園・体験農園の増設・拡充 (5)七国山「農業公園」等交流拠点の整備 (6)遊休農地化する恐れのある農地の保全・活用 4.北部丘陵地域における農あるまちづくりの推進

(4)市民の参画による谷戸田の復元・保存

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名称 北部丘陵まちづくり基本構想

策定主体 町田市 策定年 2005年策定

経緯

北部丘陵地域内の小野路西部地域と小山田地域では、2002年と 2003年に土地区画事業が中止され、2004年度には「北部丘陵まちづくり基本構想に関する懇談会」が設置された。荒廃が進む農地や不法投棄などの丘陵地の現状と、この懇談会からの提言

を受けて、この地域の貴重な資源である農と緑の保全と活用のために策定された。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

地域の将来像

基本構想

【地域の将来像】

農とみどりのふるさとづくり 【土地利用方針】

1)農の活性化エリア ・露地野菜、園芸作物、果樹園等の広がる集団農場によって、都市農業の確立を

目指す。 2)緑の保全エリア ・緑の公的保有を推進して将来に引き継ぐ緑の景観や水源の保全を図る。

3)集落整備エリア ・田園移住空間にふさわしい集落の整備と営農の多様化を図る。

4)農と緑の利活用エリア ・集落整備エリアや農の活性化エリアの後背地として、地形の骨格をなす主要な

尾根や谷戸の緑を維持する。 ・地域資源循環を通じて、営農的土地利用と環境保全の調和を図る。

土地利用区分図(案)

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名称 北部丘陵まちづくり基本構想

特に調整が

必要な事項

基本構想

【緑地・水資源の保全と利活用の推進】

1)緑地等が有する公益的機能の活用 2)緑の拠点と水系のネットワークの形成 *広域に繋がる水と緑のネットワークの形成 *「水と緑の拠点」形成 *緑と水の回廊(コリドー)形成

3)多様な手法による緑の保全・利活用の推進 *多様な法・制度等の活用 *拠点地区の公有化の推進 *マネージメント手法の導入 *初動期からの市民参加 *緑地の整備・管理等財源確保手法の導入

4)緑の保全と利活用を担う主体の連携と設立 【町田市北部丘陵 水と緑のネットワーク図】

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名称 町田市スポーツ振興計画(素案)

策定主体 町田市 計画期間 2009~2018年

趣旨

スポーツは、心身両面にわたる健康の保持増進だけでなく、生活習慣病の予防に大

きく貢献し、青少年の健全育成や地域コミュニティ形成にも重要な役割を果たす。 国のスポーツ振興法で本計画の策定を義務付けるとともに、町田市の中期経営計画

の重点事項の一つとして、「市民スポーツ振興」を掲げている。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

計画の基本的

な考え方

【基本理念】

スポーツで人とまちが一つになる 【目指す姿】

*スポーツに親しめる環境の創出 *地域のつながりと健康寿命の向上 *魅力的で活力あるまちの創出 【スポーツ振興の 3つの場面と施策の展開】

特に調整が

必要な事項

主な施策

■「する」スポーツ

*地域スポーツクラブの普及(スポーツ広場のあり方の検討) *子どもたちのためのスポーツ環境の整備(安全に運動できる場の提供;校庭やス

ポーツ広場の芝生化など) ■スポーツを「支える」

*スポーツ施設の充実(公園施設の利用拡大、身近な場所でのスポーツ利用の拡大、

施設の再配置計画の検討) ※当面の重点施策にも含まれている

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名称 まちだ エコプラン

策定主体 町田市 策定年 1999年策定

趣旨

自然と人が共生する緑豊かな都市の持続に目標をおいた環境共生都市の実現に向け

て、環境を、人を含む生態系(エコシステム)という視点からとらえ、その現状を明らかにし、町田市の生態系の保全・回復・創出に当たり、今後のまちづくりの中で、望

ましい姿、配慮すべき事項を提示することを目的としている。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

エコプラン

の趣旨と特徴

【エコプランと関連計画の法的位置づけ】 【エコプランの特徴】 ① 「町田市緑の基本計画」の緑地構造のベースとして活用されている。 ② 生態系の分析では、生態系のまとまりやつながりを重視している。 ③ 生態系分析のまとまりの単位は、雨が降って水が集まる小流域を単位としている。④ 生態系の豊かさを指標する地形の複雑さなどを手がかりに、小流域を評価した。 ⑤ 生物の生息分布状況は、自然保護団体の生物情報や緑の市民アンケート生物情報による協力や既存文献の収集と現地調査により把握している。

⑥ 土地利用に潜在する生態的機能を分析するため、自然環境特性区分図を作成した。⑦ 生態系ネットワークの検討では、哺乳類と鳥類の移動と生息環境を基本として分析を行っている。 ⑧ 町田市の生態系の全体は位置を支えるための 5つの緑地構造を提示した。 ⑨ 生態系ネットワークの目標図を設定している。 ⑩ 生態系ネットワークを形成するための課題の整理をしている。 ⑪ 生態系ネットワークの形成において、問題点の改善の考え方を整理している。 ⑫ エコプランの活用と今後の展開について示している。

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名称 まちだ エコプラン

特に調整が

必要な事項

主な内容

第 2 章 町田市の生態系の特徴と評価

*小流域を単位とした生態系の分析 *小流域評価に基づく町田市の生態系の評価 第 4章 生物多様性を支える生態系ネットワーク

*生態系ネットワーク概念図

*緑地要素の分布図

第 5 章 町田市における生態系の保全・回復・創出の課題と方策

*保全・回復・創出対象の小流域ごとの課題と改善の考え方

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名称 町田市住宅マスタープラン

策定主体 町田市 計画年 1993~2010年(2011年改定予定)

趣旨

本計画は、都市基盤整備や市民が安心して暮らせるまちづくりなど、緑豊かな暮ら

しやすいまちづくりを目指し、計画的な住宅の供給並びに居住環境の整備向上を図る

ための、21世紀を見据えた住宅施策のガイドプランである。

■整合・調整事項

踏まえるべき

事項

基本目標

【町田市の目指すべき目標と方向】 将来都市像:「多摩丘陵にはばたく市民文化都市」 [整備の目標] ○ 自然環境の計画的な保全と再生 ○ 都市核と副次核、生活核の形成 ○ 良好な市街地の環境整備 ○ 内外ネットワークの形成

[5つの方針] ① 多摩丘陵の風土を愛する環境重視のまち ② 一人ひとりの個性が光る教育・文化のまち ③ 自主と連携の精神で造る福祉と健康のまち ④ 明日へのメッセージを発信する活力と創造のまち ⑤ 多摩の「心」にふさわしい舞台装置充実のまち 【住宅施策の目標】 基本理念:「緑を重視した計画的な居住地の形成」 ① 住宅市街地の個性、多様性を尊重した住環境の維持、向上を図る *丘陵と河川が生み出す地形や自然環境の重視、住宅市街地の成り立ちの尊重 ② 若者が集う恵まれた資質、街の活力を維持、発展させていく ③ ゆとりある住生活の安定と多様な「すまい」の実現を図る ④ 町田ならではの住宅と福祉の結びつきを重視する ⑤ 市民が担い手、主役となるまちづくりの推進

特に調整が

必要な事項

主な施策

【住環境整備の推進】

(2) 多摩丘陵の自然を豊かに生かすアメニティ環境の育成 *街の骨格をなす緑の保全回復(既存の緑地の開発行為に対する適正な指導、市民

活動等で支持されるような緑の保全、市民の森の拡大、緑地保全基金の活用など)

*住環境維持・向上策としての都市緑化の推進 *水と緑を尊重した景観形成の推進誘導

(4) 市民が担い手となって育てる住環境の維持向上支援策の推進 *自主的ルールづくりの推進(建築協定、緑化協定など) *自然環境保全や地域美化活動など行う市民団体、活動への支援助成の検討 *緑化運動を行う市民団体の育成や支援助成

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「みどり率」とは・・・

・みどり率は、左記の緑被率に「公

園内で緑に覆われていない面

積」と「水面の面積」を併せた

ものが市域に占める割合。

・「東京都構想 2000」「緑の東

京計画」(2000)において

指標に設定されている。

みどりの現況図(2003 年)/東京都作成

一般的に緑の量を把握する指標として、町田市が緑の確保目標の対象としている「緑地」

のほか、東京都が採用している「みどり率」や「緑被率」などが存在する。

自治体ごとに、地域特性や主要な取組の特徴を踏まえ、自らの政策や取組を把握するのに

適した指標を採用している。

緑の指標について(用語説明)

「緑被」とは・・・

・航空写真や衛星写真等を基

に画像を解析して、緑で覆

われた面積を算出。

・緑被率とは、緑被地の面積

が、市域全体の面積に占め

る割合のこと。

緑被現況図(2005 年)/国土交通省作成

町田市緑の基本計画で対象としている「緑地」とは・・・

・緑地とは、以下のような対象の敷地全体を指す。

緑地種別

住区基幹公園(街区公園、近隣公園、地区公

園)

都市基幹公園(総合公園、運動公園)

都市計画

公園

広域公園

都市計画緑地

都市公園(都市計画決定のないもの)

公園緑地等の

都市施設とする

緑地

条例等の公園

(条例等で認定の児童遊園、市認定の緑地・広場)

生産緑地地区、風致地区、保安林、緑地保全の森、市民の

森など法律や条令によって保全を図る緑地 制度上

安定した

緑地

河川区域、用水路

社会通念上

安定した

緑地

ゴルフ場、社寺境内地、墓地、企業グラウンド、大学等

緑被率とみどり率の関係

樹林地が占める割合

草地が占める割合

農地が占める割合

宅地等の緑が占める割合

道路の緑が占める割合

公園が占める割合

(公園内の緑で覆われている面積の割合)

(公園内の緑で覆われていない面積の割合)

河川等の水面が占める割合

緑地現況図(2010 年)/町田市現在作成中

参考資料

作成中