![Page 1: わかやま未来学副専攻 - Wakayama Universitycocplus.wakayama-u.ac.jp › _files › 00179188 › guide2019.pdfあなたは卒業したらどんな家に住み、何をして働き、どのように暮らしているでしょうか。「わかやま未来学副専攻」では、“地元で活躍できる人”](https://reader034.vdocuments.co/reader034/viewer/2022042323/5f0dcba17e708231d43c2012/html5/thumbnails/1.jpg)
あなたは卒業したらどんな家に住み、何をして働き、どのように暮らしているでしょうか。「わかやま未来学副専攻」では、“地元で活躍できる人” を育成します。
「わかやま未来学副専攻」はCOC+事業(文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」)として実施されています。COC+事業は、大学が地方公共団体や企業、地域の方々らと協働して、その地域が求める「ひと」を育成していきます。そして、地域で活躍できる学生にとって魅力ある就職先を創出することで、地方創生の中心となる人の地方へ流れをつくっていくことを目的としています。
新しい教育プログラム「わかやま未来学副専攻」が、全学部ではじまる。
履修生募集中。
図書館棟3F(マルチルーム1の隣)http://cocplus.wakayama-u.ac.jp/[email protected]
和歌山大学COC+推進室
ガイドブックガイドブックわかやま未来学副専攻わかやま未来学副専攻
COC+推進室の公式LINEアカウントでは「創業支援」や「わかやま未来学副専攻」に関する案内や各種イベント情報を配信しますので、是非登録してください。誰でも参加可能なので、友達にも教えてあげてください。
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和歌山県の深刻な地域課題に向き合いつつ、秀逸な自然環境と文化資源を活かしながら、わ
かやまの未来を切り拓く若者を育むとともに、新たな雇用を創出し、地域への定着を図るキャ
リア教育を実践することにより、和歌山県域における地方創生に貢献すること。
連携大学の単位互換科目はこちら ➡ http://kinokuni-u.jp/credit-transfer/
和歌山県中小企業団体中央会
代表機関
和歌山県立医科大学
和歌山信愛女子短期大学
和歌山工業高等専門学校
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)
“紀の国大学”の構築
『人口減少が地域経済の縮小を呼び、地域経済の縮小が人口減少を加速させる』という負のスパ
イラルに陥ることが危惧されています。このような中で、地方と東京圏の経済格差が拡大し、我が
国の人口を地方から東京圏へ流出させていると指摘されています。とりわけ、このような人口の流出は、大学入学時および大学卒業・就職時の若い世代に集中しています。 こうした状況を踏まえ、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」は、大学等が自治体を中心に地域社会と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進める大学等
を支援することで、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的とし
て取り組んできた「地(知)の拠点整備事業(COC事業:Center of Community)」を発展させた事業です。
地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先を創出・開拓するとともに、そ
の地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行する大学の取り組み
を支援することで、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的としています。出典:文部科学省資料より一部抜粋
人口の集中する大阪府に隣接することが和歌山県の弱みかつ強みになっていることを生かし、
県内大学・高等専門学校とともに大阪府内の大学および和歌山県、企業等の連携により「紀の国大学」を設立しました。 地域との協働で学ぶ地域志向キャリア教育を推進する「わかやま未来学副専攻」を新設、ならびに学生に「わかやま学」を共通の科目とし、わかやまの歴史・文化・風土について学んでいきます。また、和歌山県の地方創生のテーマとなる様々な課題を現場の事例に即して考えるための基礎知識
を習得していきます。
それらをふまえた学生は、実際に地域へ飛び込んでいき、地域の皆さんと出会い、地域が直面し
ている課題を発掘していきます。地域の課題を共有しながら、大学と地域がそれぞれもっている知
識や資源を結びつけ、課題解決を模索していき、地域創生に貢献します。
連携の仕組み
“紀の国大学” の目標
9つの大学・高等専門学校と和歌山県や企業が一緒になってわかやまを盛り上げていく事業なんだって!
21
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わかやま未来学副専攻のカリキュラム
わかやま未来学副専攻 必修および推奨科目
わかやま未来学副専攻のカリキュラム
基礎演習(各学部)
地域協働セミナー(2単位)
「わかやま」学群(全学選択必修)
1年 2年 3年地域創業論(2単位)
地域協働自主演習Ⅰ(2単位)
地域協働自主演習Ⅱ(2単位)
地域協働自主演習adv.(実践型インターンシップ)
(2単位)
地域専門科目群(選択必修・8単位)
(※他大学との単位互換もあり)
課外活動紀の国大学構成組織(大阪市立大、大阪府立大など)による県内各地で開催されるシンポジウム、研究会等への積極的参加を推奨します。また、こうしたイベント運営への関与を通じ、県内企業・行政のキーマンや
地域との個人的つながりを応援します。
「わかやま未来学副専攻」とは、大学、地方公共団体、県内企
業、NPOなどとの協働教育を展開することを基本とし、地域課題に即した実践的な「教育科目」および「実践型インターンシップ」からなる教育プログラムです。 この副専攻に託した願いは、和歌山県の深刻な地域課題に
向き合いつつ、秀逸な自然環境と文化資源を生かした取り組
みを学生たちが自主的に地域の人たちと協働しながら行って
いくことです。
そのための基礎知識を1年次、2年次前期に座学およびグ
ループワークを主体とした講義で学び、2年次後期、3年次に
は、地域に出て、実践的な体験を積みながら地域課題の解決に
取り組んでいきます。
また、和歌山県内に定着・定職を図るべく地域志向キャリア教育やビジネスコンテストなどへの参加・創業支援も行っていきます。
キーワードは・協働教育・実践型インターンシップ・地域志向キャリア教育・創業支援
地域協働セミナー:1年次後期開講(水曜1限)
わかやま未来学副専攻の導入科目です。和歌山県の地方都市・地域社会が抱える多様な課題を理解し、その解決に取り組むための基礎知識を座学形式で学んでいきます。和歌山県の現状・課題、まちづくり、農業、地場産業、創業など、それぞれの課題に取り組んでいるゲストスピーカーから話を聞きます。連携大学と合同演習も行ないます。
地域創業論:2年次前期開講科目(木曜4限)
地域において、仕事が創られ、その仕事が成長していくことは、 地域にとってかけがえのないものです。地域社会と企(起)業活動の関係の大枠を学んだ後、創業に関係されている方(創業者、第二創業者、公や金融機関等の支援者等に様々な視点から、創業活動の面白さや難しさなどを座学形式で学んでいきます。
和歌山県の各地域が抱える課題を事例としたグループワークを中心として、議論していきます。地域で課題に取り組んでいるゲストスピーカーから話を聞き、現状と課題、そして今後の可能性を具体的に考えて提案します。グループワークのテーマは「6次産業化や家庭用品などの商品企画」、「わかやまの地域プロモーション」で、6回を1セットとし、6~7人のグループで議論していきます。
地域協働自主演習Ⅰ:2年次前期開講科目(木曜5限)
和歌山県内の民間企業・自治体・NPO等で行う実践型インターンシップです。これまでの学修の成果を踏まえ、それぞれの現場で地域課題解決のための実践を行います。
地域協働自主演習adv.:3年次通年開講科目(集中)
和歌山県の各地域が抱える課題を対象としたフィールドワークを中心とした実践型の授業です。9つのプロジェクト(p8で詳しく紹介)から一つを選択し、それぞれの地域・分野において、課題発見から解決策を見いだすまでの一連のプロセスを実践的に学ぶ演習科目です。
地域協働自主演習Ⅱ:2年次後期開講科目(木曜5限)
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わかやま未来学副専攻推奨科目です。地域、自治体、企業などが連携して実践を行う副専攻において「相手に伝える力(プレゼンテーション)」は重要な要素です。和歌山県が保有する情報を活用し、必要な技術の習得をめざす情報処理に関する演習科目です。(受講制限24名まで)
※プレゼンテーションデザイン入門:2年次後期開講科目(水曜5限)
地域創業論:2年次前期開講科目(水曜5限)
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履修モデル 2019年度地域専門科目群一覧表
指定科目名 単位 必修・選択の別学部
●修了認定(必要単位数)※必修科目10単位と各学部の既存科目のうち認定される地域専門科目群の中から8単位(選択必修)を合わせ、計18単位を 修得することで認定します。※2年生以上の学生は、すでに履修している科目も含めて申請できます。
●修了のメリット修了証は、就職活動が本格化する前の3年生末の時点で交付されます。修了証は、地方公共団体、企業、NPOなどと協働して学習したことを証明し、地方で活躍できる人材であることを認めたものです。このため、和歌山県内での就職活動をはじめ、様々な場面で自己PR資料、学習の証明として活用できます。
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左がモデル!各学部の地域専門科目群から8単位選択です
指定科目名地誌学日本の民俗保全生物学防災教育論和歌山の自然人文地理学自然地理学社会教育計画論A社会教育計画論B生涯学習支援論A生涯学習支援論B交通まちづくり調査研究地域調査研究地域分析実験演習政策科学Ⅱ(公共)財政政策総論財政政策各論地域産業論中心市街地活性化論Foundations of FinanceInternational Financial MarketsEU経済論比較経済体制論International Economics国際経済学Ⅰ開発経済学現代中国経済論東アジア経済発展論現代グローバル経済論計量経済学入門経済統計学Ⅰ国際物流論現代のアメリカ経済政策金融論Ⅰ金融論Ⅱ日本経済史Project Managementグローバル・マネジメントInternational Management日本的・リーン生産システム論コーポレート・ガバナンス論日本的経営論経営戦略論マーケティング論技術経営経営管理論
学部教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済
単位2222222222222222222222222222222222222222222222
必修・選択の別選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択
企業倫理論組織行動論商品企画論管理会計論Ⅰ管理会計論Ⅱ財務会計論Ⅰ財務会計論Ⅱビジネスモデルデザイン経営数学情報システムデザイン情報マネジメント情報技術経営情報システム論会社法総論公益事業論社会政策(雇用と労働)社会政策(社会保障)政策統計解析農業政策交通システム論交通政策経済地誌地域政策通商政策経済政策総論都市政策行政学行政作用法行政法総論地域経済演習地域自主演習環境デザイン論都市デザイン 生活環境システム ランドスケープ・エコロジー 都市環境計画地域環境管理 インターネット技術データマイニングシステム要求分析・評価法プラスチック成形技術地域データ活用法観光資源論観光デザイン論 観光とブランド地域再生と関連法規観光空間計画論観光と景観保全地域再生特殊講義A観光と都市農村交流観光ガイド論観光戦略論地域再生論観光とコミュニティ観光商品論観光まちづくり論地域再生特殊講義C観光経営特殊講義C中山間地域再生論
2222222222222222222222222222221-82222222222222222222222222222
選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択選択
経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済経済シス工シス工シス工シス工シス工シス工シス工シス工シス工シス工シス工観光観光観光観光観光観光観光観光観光観光観光観光観光観光観光観光観光
連携講義Web講義
単位互換分
(参加機関との共通履修)
わかやま未来学副専攻の修了わかやまの未来を切り拓く若者へ
【教育学部】11科目
【経済学部】66科目
【システム工学部】11科目
【観光学部】17科目
学部専門科目群地域科目群 地域協働
自主演習adv.(2単位)
インターンシップ企業等の現場での実践型インターシップ(開発・技術・経営)
地域協働自主演習Ⅱ(2単位)
テーマ別課題解決型プロジェクト演習
プレゼンテーションデザイン入門(2単位)
和歌山県の市町村をPRするための技術の習得
地域協働自主演習Ⅰ(2単位)
全テーマの課題に関するグループ単位のPBL
地域協働セミナー(2単位)
地域創業論(2単位)マーケティング等必要な知識の取得
基礎演習
わかやま学群(全学必修)
「教養の森」
推奨教養科目
4年
3年
2年
1年
注)受講制限があるため、要シラバス確認。
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活動マップ(2016~2019年度)プロジェクト一覧(2016~2019年度実施地域)
農林水産業の 6 次産業化を実践するプロジェクトで、田辺市、紀の川市等の農業法人、農業関連企業で実習を行います。農産物や地域資源を活用した商品・サービスの開発ができる人材をめざします。
(p9-10)
❶6次産業化実践(田辺市、紀の川市)
和歌山市をフィールドに、中心市街地などの特定エリアの再生に取り組むプロジェクトです。まちなかを取り巻く背景・課題と潜在的資源を客観的に抽出し、多様な主体と連携・協働し、将来ビジョンを提示、具体的アクションを企画・実践できる人材をめざします。
(p19-20)
❻地方都市のまちなか再生(和歌山市)
交通機関を通じた地域づくりと地域の魅力の発掘をテーマにします。単なる「移動手段」にとどまらない、交通機関の新しい価値の創出、交通機関を通じた地域の魅力を掘り起こすことができる人材をめざします。
(p25-26)
❾交通機関を通じた地域づくりと魅力発掘 (南紀熊野地域)
和歌山県の夜空の魅力を生かした体験型プログラムを軸に、着地型観光ビジネスを企画実践する事によって、わかやまの自然環境をいかして地域活性化に取り組める人材を育成することをめざします。
(p23-24)
❽美しい星空を生かした観光(みなべ町、紀美野町)
古民家再生による民泊事業のサービス開発、プロモーション、地域観光連携等に取り組むプロジェクトです。宿泊業の現場で未来を見据えた観光サービスを開発できる人材をめざします。
(p21-22)
❼宿泊業を中心とした着地型観光ビジネス(かつらぎ町)
海南市の家庭用品産業において生産技術・製品開発を企画・立案を行うプロジェクトです。地場産業の振興をプロセス・プロダクト両面からイノベーションを促進できる人材をめざします。
(p11-12)
❷家庭用品イノベーション(海南市)
和歌山県が実施する地域づくりワークショップを通じて地域の課題や資源を評価し、具体的な実行計画の提案をするプロジェクトです。地域の現状の把握→課題の発見→地域資源を活用した課題解決手法を実践できる人材をめざします。
(p13-14)
❸地域づくり戦略構想(田辺市、紀の川市、紀美野町、上富田町)
南紀熊野地域を中心に「新しい仕事づくり」を目標に地域実践者・観光事業体などへの「弟子入り」を行うプロジェクトです。課題を多角的視点でとらえ直し、豊かな自然資源を活用できる自立的な能力を持った人材をめざします。
(p15-16)
❹自立・地域共生推進~地方で新しい事業づくり~(新宮市、白浜町、古座川町)
九度山町をフィールドに自然および歴史環境と親しみながら、地域資源を生かしたまちづくりを実践するプロジェクトです。地域の特性を生かした生業づくりやまちづくりについて考え実践できる人材をめざします。
(p17-18)
❺地域資源を生かした生業づくりとまちづくり(九度山町)
87
県内の様々な地域で活動が進められるんだね。まだ誰もやっていない地域で実践してみたい人募集中だよ!
実践型インターンシップ(行政、観光業、農業法人等で実施)
和歌山市橋本市有田市田辺市紀の川市
岩出市湯浅町有田川町美浜町串本町
51 7
36
2
1 3
3
4
44
橋本市橋本市
九度山町九度山町
かつらぎ町かつらぎ町
高野町高野町
紀の川市紀の川市
岩出市岩出市
和歌山市和歌山市
海南市海南市
有田市有田市
湯浅町湯浅町
日高川町日高川町
日高町日高町
御坊市御坊市
美浜町美浜町みなべ町みなべ町
印南町印南町 田辺市田辺市
上富田町上富田町
白浜町白浜町
すさみ町すさみ町
古座川町古座川町
那智勝浦町那智勝浦町
串本町串本町
太地町太地町
新宮市新宮市
有田川町有田川町
広川町広川町由良町由良町
2 8
8
9
3紀美野町紀美野町
北山村北山村
P7プロジェクト番号に対応
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田辺市・紀の川市・海南市(和歌山市・有田市・湯浅町・有田川町・美浜町)
木村 亮介クロスカル教育機構 教養・協働教育部門・講師
①6次産業化実践
和歌山県の農業は、経営耕地の約6割が樹園地を中心とした果実の生産を行って
いる商業的農業特性が強い日本でも数少ない地域です。
この特色を生かし、農業者による生産・加工・販売の一体化や、農業と第2次産業・
第3次産業の融合等 により、新たな付加価値を地域内で創出し、雇用と所得を確
保すると ともに、若者や子どもも農山漁村に定住できる地域社会を構築するこ
とを目的とした6次産業化が推進されている。現場での実践型インターンシップ
等を通じて商品・サービスの開発およびその過程でPDCAを回しデータの収集
や分析、商品の改良などができる人材をめざします。
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和歌山県は温州みかん、ウメ、柿の収穫量が全国1位、スモモ、イチジクが全国2位、モモやキウイフルーツもたくさん取れるフルーツ大国なのです。そのフルーツや温暖な気候を生かした農産物の6次産業化が盛んです。
概
要
活 動 地 域
地域の農産物を活用した商品・サービスの開発(就農・農協・食品加工業者・自治体職員・起業など)
農業関連企業での商品企画を行います。マーケティング手法を駆使し、商品のアイデア出しから、コンセプト立案、商品化までの流れを体験します。
地域協働自主演習Ⅱ
県内の農業法人や農協、食品会社などで実践型インターンシップに取り組みます。実習先の経営課題に応じて、ビジネスプラン作成やプロジェクトの企画調整、テスト販売や販路の開拓などイノベーションを促進する一員となります。
地域協働自主演習adv.
和歌山県農林水産業の現状や6次産業化のプロデュースについての授業を行います。有限会社柑香園(観音山フルーツガーデン)での現地実習を通して、農業への興味・関心を高めます。
地域協働セミナー
「6次産業化や家庭用品などの商品企画」をテーマにグループワークを行います。各所がかかえる課題をとらえ、今後への提案をします。
地域協働自主演習Ⅰ
目
標
●主体的に地域とかかわることができる
●第一次産業(農林水産業)に興味をもつことができる
●地域の現状に客観的な視点から向き合い課題を発見できる
●地域資源を活用した商品・サービス・流通等の開発ができる
紀の川市紀の川市
有田川町有田川町
和歌山市和歌山市
有田市有田市
海南市海南市
湯浅町湯浅町
田辺市田辺市
美浜町美浜町
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海南市・紀美野町
藤田 和史経済学部・准教授
②家庭用品イノベーション
海南市を中心とする野上谷は、かつて地域資源の一つであるシュロの産地として賑わいました。シュロの活用の一つとして、タワシの生産、さらにそれから発展した家庭用品の生産が盛んになり、現在家庭用品産業は、和歌山県の特色ある地場産業となっています。「イノベーション」という言葉から、技術的なことだけを学ぶような印象を受けるかと思いますが、このプロジェクトでは素材・技術についての学習だけではなく、シュロという天然素材・地域資源を活用した製品開発についても考えていきます。プロジェクトの前半では、企業の経営者など実務家教員から課題を提示してもらいながら、授業を進めていきます。授業と並行して、企業や工業技術エンターの見学、シュロ生産の現地訪問も随時実施します。プロジェクトの後半では、実際の企業の現場でインターンシップをしながら、実践的な商品技術開発のノウハウの一端を学びます。
1211
海南市の家庭用品は、全国シェア8割を誇る地場産業です。台所用品、風呂用品、洗濯用品など様々な日常で使われています。技術を学ぶ商店での弟子入りインターンシップと企業で商品開発の2種類を体験できます。
紀美野町紀美野町海南市海南市
概
要
活 動 地 域
地域産業で必要な人材の供給・創業支援
生産現場の見学、SWOT分析、具体的なプラン作成、プレゼンテーションという手順で演習を進めます。11月に開催される海南市の家庭用品祭りでブース出展し、成果を報告します。
地域協働自主演習Ⅱ
家庭用品メーカーおよび自治体、商工会議所等でインターンシップを行います。これまでの学習を基礎に、商品技術開発・産業支援についてより実践的なレベルで学習します。
地域協働自主演習adv.
家庭用品産業の現状や現場での奮闘状況についての授業を行います。海南市の家庭用品まつりを見学する現地実習を行い、地場産業への興味・関心を高めます。
地域協働セミナー
「6次産業化や家庭用品などの商品企画」をテーマにグループワークを行います。各所がかかえる課題をとらえ、今後への提案をします。
地域協働自主演習Ⅰ
目
標
●経営・技術・歴史・産業政策等の科目構成による教養ある基礎力養成
●企業経営者等実務家教員からの素材提供と協働による応用力養成
●実践型インターシップを通じた企業の現場での即戦力養成
●資源活用のための具体策を提示できる
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和歌山県内各地(7月に決定)
( )
1413
2016年度:田辺市、紀の川市、上富田町2017年度:紀美野町2018年度:紀の川市
③地域づくり戦略構想
和歌山県は、温暖な気候に恵まれ古くから移住が盛んな先進地でした。その和
歌山の魅力向上に資する県内農山漁村の地域資源を活かした「新たな価値創造活
動」に貢献する人材を、実務家教員の現場感覚を活かした講義と実践、地域での実
践型インターンシップ等を通じて学びます。
和歌山県が主催する「水土里のむら機能再生支援事業」を通じて、地域づくりの
ためのワークショップに参加し、自治体職員の方と協働でファシリテーターを務
め、地域の課題抽出、分析手法、ファシリテート能力の基礎を習得し、地域づくり
活動を支援していきます。
地域づくりのためのワークショップを和歌山県の職員さんと協働して行います。和歌山県が行ってきた地域づくりワークショップは10年以上の歴史を持ち、多くの地域で地域活動が行われています。地域に長く住んでいる人や移住してきた人など様々な人と交流できます。
和歌山県全域和歌山県全域
概
要
活 動 地 域
地域づくりを主体的に行える人材の創出(まちづくり会社・NPO・自治体職員・起業など)
県下の集落で地域づくりワークショップに参加し、地域の課題抽出、分析手法、ファシリテート能力の基礎を習得します。ワークショップは、各地域3回1セットで行うため、各班にわかれて参加します。
地域協働自主演習Ⅱ
学生版地域おこし協力隊としてインターンシップを実施します。自治会、農業法人、商工会議所、観光協会、NPO法人など地域内の企業・コミュニティと協働し、地域活性化を支援します。
地域協働自主演習adv.
和歌山県の課題や移住施策など「地域」に関する授業を行います。ワークショップを通じて地域づくりが行われている現場の見学を1回行います。
地域協働セミナー
「わかやまの地域プロモーション」をテーマにグループワークを行います。和歌山の地域がかかえる課題をとらえ、テーマに沿った議論を行います。
地域協働自主演習Ⅰ
目
標
●主体的に地域と関わることができる
●農山漁村に愛着をもつことができる
●地域の現状に客観的な視点から向き合い課題を発見できる
●地域資源を活用した課題解決手法を実践できる
大浦 由美観光学部・教授
!
紀の川市紀の川市
紀美野町紀美野町
田辺市田辺市
上富田町上富田町
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和歌山県南部(南紀熊野地方)
( )2016年度:新宮市2017年度:新宮市、白浜町、古座川町
西川 一弘地域活性化総合センター・准教授
④自立・地域共生推進~地方で新しい事業づくり~
和歌山県南部(南紀熊野地域)は半島であるがゆえの諸課題とともに豊かな自
然資源も有しています。この諸課題を多角的視点でとらえ直し、豊かな自然資源
を活用できる自立的な能力を持った人材をめざします。
多角的視点のとらえ直しとは「当たり前の風景から価値を生み出すこと」、すな
わち、地域の再発見と人的ネットワークの積み上げプロセスそのものです。地域
で必要な小さな仕事は、このプロセスの蓄積の結果、生み出すことにつながると
考えられ、今回のプロジェクトでの焦点化する諸課題は「若者流出」「新しい仕事
づくり」です。
自ら地域の中で役割を見つけ、それを仕事にすることができる。本気で起業を望む学生を支援します。南紀熊野地域を中心に自分でやりたいことを見つけ、体験・弟子入りする手作りのインターンシップです。
概
要
自立・共生能力(市民性)を持った人材の創出(自営業&事業承継・着地型観光業・地域おこし協力隊・起業など)
南紀熊野地域で生きていく「ナリワイの種」を見つけ出し、プランとしてまとめるワークショップ合宿を行います。そのプランが本当に実現可能なのか、南紀熊野地域だけではない先人(メンター人材)へカバンモチして、ブラッシュアップを行います。
地域協働自主演習Ⅱ
地域実践者・観光事業体などへの「弟子入り」インターンシップを行います。実際にナリワイを実現している実践者・NPO法人やジオガイドを行っている観光事業団体等を予定しています。
地域協働自主演習adv.
和歌山県に移住し、農業で自立した若者の挑戦について授業を行います。南紀熊野地域で生きる若者を訪問し、ライフストーリーから学びのきっかけを掴みます。また、南紀熊野地域の自然資源を体感してもらいます。
地域協働セミナー
「わかやまの地域プロモーション」をテーマにグループワークを行います。和歌山の地域がかかえる課題をとらえ、テーマに沿った議論を行います。
地域協働自主演習Ⅰ
目
標
活 動 地 域
●物事を多角的に分析できる●地域の中に役割を見つけることができる●生活を自給する視点を持つことができる●諸課題からナリワイをつくりだすことができる●身の回りの助けを得るようになることができる●ピンチをチャンスにすることができる
!
南紀熊野地域南紀熊野地域
1615
白浜町白浜町古座川町古座川町
新宮市新宮市
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九度山町高野山周辺地域
宮川 智子システム工学部・教授
⑤地域資源を生かした生業づくりとまちづくり
九度山町は高野山へと連なる山並みと紀ノ川や丹生川による水資源に恵まれ
た環境に位置し、地域の人々により維持管理が行われる歴史的町並みや地域資源
が多く見られます。
九度山町をフィールドとして自然および歴史環境と親しみながら、地域での暮
らしと生活環境および地域資源を生かしたまちづくりについて考える機会とな
り、インターンシップ等を通して、地域の特性を生かした生業づくりやまちづく
りについて考え実践できる人材をめざします。
九度山町はNHK大河ドラマ「真田丸」で一躍有名になり、多くの観光客が訪れています。しかし、これを一過性のブームで終わらせることなく、歴史と世界遺産を受け継いでいくことのできるまちづくりを一緒に考えていきます。
九度山町九度山町
高野山周辺地域
高野山周辺地域
概
要
活 動 地 域
自立的な能力を持った人材の創出(自治体職員・地域おこし協力隊・着地型観光業・起業など)
九度山町で現地実習を行い3つのテーマについてかんがえます。1)地域資源の発見と歴史的環境を学ぶ、2)観光ルートづくり、3)商売をはじめようについてワークショップを行いながら検討していきます。
地域協働自主演習Ⅱ
九度山町で自然および歴史環境を生かしたまちづくりについて、インターンシップに取り組みます。地域資源に関する調査・記録によるデータ収集、観光ルート作成、商品開発・試行等を実践します。
地域協働自主演習adv.
文化財を生かしたまちづくりについての授業を行います。九度山町の町並みと世界遺産の見学ツアーを行い、世界遺産の一部である「宗教法人 慈尊院」の建築様式などを見て回ります。
地域協働セミナー
「わかやまの地域プロモーション」をテーマにグループワークを行います。和歌山の地域がかかえる課題をとらえ、テーマに沿った議論を行います。
地域協働自主演習Ⅰ
目
標
●地域の特性や課題をみつけ、解決策を提案することができる
●地域の特性や課題をみつけ、多様な関係者と連携できる
1817
!
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和歌山市
永瀬 節治観光学部・准教授
2019
⑥地方都市のまちなか再生
平野の少ない和歌山県では、もともと沿岸河口部にコンパクトな市街地が形成
され、紀伊半島の経済・文化を支えてきました。しかし、全国の地方都市と同様、
モータリゼーションの進展とともに居住環境が郊外化し、中心市街地(まちなか)
の空間・社会の空洞化が進んでいます。
本プロジェクトでは、時代のニーズと地方都市の可能性を捉え、地域に潜在す
る空間・コミュニティ・生業・歴史文化等のストックを統合的に活かしながら、魅
力と持続力のあるまちなかの再生に実践的に取り組むことをめざします。
「まちなか」でも空間や社会の空洞化は進んでいます。ピーク時は40万人いた和歌山市の人口も近年減り続け36万人まで減少しました。皆さんにとって身近な和歌山市の駅・商店街といったまちなかの再生に取り組んでいきます。
概
要
地方都市のこれからを担うまちづくりプランナーの創出(まちづくり会社・NPO・自治体職員・起業)
和歌山市での実践をとおして、具体的な企画・構想をし、地域資源を生かすための具体的な提案を行います。
地域協働自主演習Ⅱ
和歌山市内でまちづくりに取り組む行政の関連部局や民間組織協力を受け、インターンシップに取り組みます。自治体、まちづくり会社、交通事業者等へのインターンシップを予定しています。
地域協働自主演習adv.
和歌山市の公共空間の再生やリノベーションによるまちづくりについての授業を行います。南海電鉄和歌山市駅周辺のリノベーション物件見学ツアーを関連大学と合同で行い、「まちづくり」への興味・関心を高めます。
地域協働セミナー
「わかやまの地域プロモーション」をテーマにグループワークを行います。和歌山の地域がかかえる地域課題をとらえ、テーマに沿った議論を行います。
地域協働自主演習Ⅰ
目
標
●地域の課題と潜在的資源を客観的に抽出できる
●地域の多様な主体との連携・協働ができる
●地域の空間と社会を統合した将来ビジョンを提示できる
●資源活用のための具体策を提示できる
活 動 地 域!
和歌山市和歌山市
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かつらぎ町
木村 亮介クロスカル教育機構 教養・協働教育部門・講師
2221
⑦宿泊業を中心とした着地型観光ビジネス
和歌山県は、世界遺産である熊野古道や高野山、そして白浜など有名な観光地が点在しています。政府の観光立国推進も背景に、和歌山県の観光客数は増加し続けています。特に外国人観光客(インバウンド)の増加が目覚ましく、以前から高野山などへの訪問が多かった欧米系に加えて、近年はアジア系の観光客数が急増しています。 観光客数が増加する一方で、宿泊施設が不足しています。また、特に過疎地域での人口減少に伴い、空き家(古民家)が増加しています。そこで、古民家を改装(リノベーション)し、ゲストハウスとして経営する取組も増えてきました。そこでは、単なる宿泊施設だけではなく、日本・和歌山・その地域ならではの体験ができるような空間づくりや「おもてなし」が求められています。 このプロジェクトでは、このようにニーズが高まっている観光分野において、特に古民家を活用したゲストハウスなどの宿泊業を中心に、地域に根差して着地型観光ビジネスで活躍できる人材をめざします。
世界遺産に選ばれた高野山周辺エリアは現在観光客が大幅に増加しています。高野山を中心とした周辺エリアを含めた観光について一緒に考えていきます。
概
要
地域資源を生かした観光プロデューサーの創出(宿泊業・着地型観光業、DMO・観光協会、起業など)
和歌山の古民家を宿泊体験施設として「創り上げる」プロセスに取り組みます。集客のための情報発信や顧客満足度を高めるための周辺案内やサービスの企画・実践などを行います。
地域協働自主演習Ⅱ
宿泊施設においてインターンシップを行います。経営課題に対して自分の経験・専門性を生かし、解決策を検討・実行していきます。
地域協働自主演習adv.
空き家対策や活用に向けた取り組みなどについての授業があります。和歌山県内で運営されているゲストハウスなどの宿泊施設の見学ツアーも行います。
地域協働セミナー目
標
●地域資源を活用した観光・宿泊事業の提案ができる
●マーケティング的観点から国内外の観光客のニーズを分析できる
●宿泊業の経営プロセスの全体像を理解できる
●民泊や宿泊業に関わる法制度や手続きを理解できる
活 動 地 域!
かつらぎ町かつらぎ町
「わかやまの地域プロモーション」をテーマにグループワークを行います。和歌山の地域がかかえる課題をとらえ、テーマに沿った議論を行います。
地域協働自主演習Ⅰ
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みなべ町・紀美野町
佐藤 祐介クロスカル教育機構 教養・協働教育部門・講師
2423
⑧美しい星空を生かした観光
都市部の少ない和歌山県では、開発が進んでいないが、むしろ、多くの都市から失われ
てしまった、暗い夜空が残されています。そこで、和歌山県の夜空の魅力を生かした体験
型プログラムを軸に、着地型観光ビジネスを企画実践する事によって、わかやまの自然環
境を活用して地域活性化に取り組める人材が求められています。
本プロジェクトでは、星空資源を生かした観光プログラムを立てるとともに、それが独
立した着地型観光ビジネスとして機能するシステムを構築し、まちづくり、地域づくりに
つながるような、プロジェクトの具現化等に関するノウハウと、構想力・実現力を養うこ
とをめざします。
わかやまは山林が多くを占めていますが、裏を返せば夜空が暗いことを意味しています。恵まれた夜空を地域資源として生かすことについて、一緒に考えていきます。
概
要
星空資源を生かした新しい地域産業の創出(着地型観光業、DMO・観光協会、起業など)
わかやまの地域資源である暗い夜空を、どのようにして着地型観光プログラムにするか、企画立案、実行を行います。これまでに、紀美野町で開かれるスターパーティの企画を担当しました。
地域協働自主演習Ⅱ
天文施設・天文観光事業者においてインターンシップを行います。経営課題に対して自分の経験・専門性を活かし、解決策を検討・実行していきます。
地域協働自主演習adv.
紀南地方で実際に星空ガイドをツアーとして行っている事業者からお話を聞く授業を行います。また、実際に星空観望会の見学を行う計画があります。
地域協働セミナー
目
標
●中山間地域の背景・課題と潜在的資源を客観的に抽出できる
●星空を資源とした場合に関わる多様な主体との連携・協働ができる
●星空資源で地域おこしや生業づくりをおこなう具体的な企画を実践できる
活 動 地 域!
紀美野町紀美野町
みなべ町みなべ町
「わかやまの地域プロモーション」をテーマにグループワークを実施します。和歌山の地域が抱える課題をとらえ、テーマに沿った議論を行います。
地域協働自主演習Ⅰ
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JRきのくに線沿線
2625
西川 一弘地域活性化総合センター・准教授
⑨交通機関を通じた地域づくりと魅力発掘
和歌山県に長く住む人に聞けば「和歌山はクルマが無いと移動できない」と言われます。クルマを持つ人は道路がある限り縦横無尽に移動ができ、「豊かな!?」生活ができると思いがちです。日常生活は“移動”無くして成立しませんので、クルマを持たざる人やクルマに乗ることができない人にとっては、“生活の質”を脅かす課題でもあります。 和歌山にはそんな移動を支えるたくさんの「交通機関」があります。特に鉄道では、日本一短い鉄道、猫の駅長、パンダの特急、電車同士の結婚など、話題に事欠きません。和歌山県は“楽しい列車祭り”な県と言えるでしょう。 本プロジェクトでは、交通機関を通じた地域づくりと地域の魅力の発掘をテーマにします。単なる「移動手段」にとどまらない、交通機関の新しい価値の創出、交通機関を通じた地域魅力の掘り起こし、人間の主体形成(自分ゴト化)を実践しながら、考えていきます。
まずは和歌山県南部(南紀熊野地域)をメインのフィールドとします。JRきのくに線の紀伊田辺以南は、観光資源や自然資源が沿線に豊富にあるものの、乗客の減少も激しい区間です。
概
要
交通機関の価値を最大化できる人材の創出(運輸事業、観光業、DMO・観光協会など)
現在、きのくに線で展開している鉄道防災教育・地域学習列車「鉃學」に参画して、沿線資源の掘り起こしや企画立案を行います。
地域協働自主演習Ⅱ
和歌山県内の鉄道事業者やバス事業者などの協力を得て、実践型インターンシップを行います。交通機関の活性化事業、交通機関を通じた新しい事業を実施(試行)します。
地域協働自主演習adv.
鉄道事業者による沿線の活性化の取り組みや観光振興についての授業を行います。また、和歌山県の主要課題である「防災」に関連して、鉄道の津波対策も取り上げます。
地域協働セミナー目
標
●これまでの常識を疑い、ナナメ上思考で物事や事象を構造的に見ることができる
●大勢の人の前で地域資源の解説やプレゼンテーションができる
●地域のいろんな主体や機関など調整、コーディネート、協働することができる
●交通機関の活性化、交通機関を通じた新しい事業の提案・実践ができる
活 動 地 域!
「わかやまの地域プロモーション」をテーマにグループワークを行います。和歌山の地域がかかえる課題をとらえ、テーマに沿った議論を行います。
地域協働自主演習Ⅰ
南紀熊野地域南紀熊野地域
![Page 15: わかやま未来学副専攻 - Wakayama Universitycocplus.wakayama-u.ac.jp › _files › 00179188 › guide2019.pdfあなたは卒業したらどんな家に住み、何をして働き、どのように暮らしているでしょうか。「わかやま未来学副専攻」では、“地元で活躍できる人”](https://reader034.vdocuments.co/reader034/viewer/2022042323/5f0dcba17e708231d43c2012/html5/thumbnails/15.jpg)
COC+推進室では、こんな支援ができます。まずは気軽に相談に!
COC+推進室の公式LINEアカウントでは「創業支援」や「わかやま未来学副専攻」に関する案内や各種イベント情報を配信しますので、是非登録してください。誰でも参加可能なので、友達にも教えてあげてください。
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ひとり旅ができる授業は
きちんと出席するLiveCampus は
しっかりチェックする
将来のことよりも今が大事だ
今やりたいことがある 趣味がすぐに言える
起業したい!知らない人に
平気で電話できる期間限定に弱い
大学の講義は将来役に立つと思う
大学生活にとても満足している
「新歓」に1人でも行ける
イノベータータイプ自分の感性を信じて突き進むタイプ。新しいことを始めるのが好きで得意。
在学中も卒業後も起業を応援します!アイデアを形にするお手伝いします!
プロモータータイプやりたいことをすぐ行動、熱中でき、人を楽しませるのが上手。ただ、後先考えず周りが見えなくなることも多い。
じっくり考えるきっかけと一緒にやれる仲間が見つかるかも。
コントローラータイプじっくり考えてから行動するタイプ。自分の考えがしっかりあるからこそ独断になりやすいので注意!
「すぐにやる」「とりあえずやる」どんなヒントも見つけられるかも。
エンジョイタイプ損得よりも「楽しそう」と感情で動くタイプ。今まで目を向けていなかった所にも新しい楽しさを見つけられるかも!
他の学生の活動やプランを知って参加できるよ。
二人乗りタイプやりたいことがあってもなかなか踏み出せないあなた。友達を仲間につければ勇気が出せるはず。
このタイプ、意外といるよ!一緒に挑戦する仲間を見つけてみよう。
もやっとタイプ「大学生ってなんとなく退屈だ」と感じているあなた。部活やサークル以外でも大学生活を充実させられるかも。
大学生にはチャンスがたくさん!「やってみたい!」を見つけてみよう。
サポータータイプ大学が面白くないと思ってない??学生ブランドを生かしてもっと面白いことをしよう!
大学で楽しい!を見付けてみよう。イベント情報など公式 LINEにて。
YES NO
START
在学生・卒業生のための起業/創業支援
あなたは何をしたくて大学へ?今、何のために大学に通っていますか?人生最後の学生生活、あなたは満足できていますか?
英語を勉強してみる、いろんなバイトをしてみる、海外に行ってみる、沢山旅行する。大学生のうちにやりたいこと、やってみたいことは沢山あると思います。その中のひとつに「試業:試しにビジネスに挑戦」も入れてみませんか?
ジブン活性化診断和大生限定
「試業」とは、「起業」を試してみることです。「起業」と聞いてもあまりイメージできないかもしれません。就職はしないの?お金がかかりそう?学生には無理?私には関係ない?いいえ、そんなことはありません! 一日カフェをしてみる、イベントにブース出展してみる、これも起業の第一歩なのです。会社をつくって「社長」になることだけが起業ではありません。 図書館3階のCOC+推進室ではあなたの挑戦を応援します!何か物足りないけれど、どうしたらいいかわからない!やりたいことはあるけれど何から始めたらいいのかわからない。ひとりでは難しい挑戦を応援してほしいなど、まずは気軽にご相談を!
「試業」のススメ
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めざす人材像在学生・卒業生のための起業/創業支援
卒業後の進路を「そこそこ大きくて安定した会社に就職できればなぁ」と漠然と思っているかもしれません。では、それ以外に「選択肢」はないのでしょうか。COC+ 推進室では、わかやまを元気にする仕事を自ら起こしてみたい学生を応援します。卒業後の進路を「就職か起業か」とどちらかに決めるのではなく、大学生活の中で「将来につながる挑戦」「試しにやってみる機会」を提供します。決めるのはその後、まずは気軽に相談にきてください。
わかやま未来学副専攻では、わかやまに愛着を持ち、わかやまの未来を切り拓く意欲と能力を持った人材を育てます。その人材とは、地域が抱える課題を発見し、分析し、地域と協力しながら活動し、その経過を発信し、課題を解決できる能力をもった人材のことです。
この副専攻では、わかやまの課題を知り、様々な情報を活用して企画立案を行うとともに、その企画をチームメンバーと協力しながら、関係する多くの人が納得できるプロジェクトとして実施できる力を、実際のフィールドワークを通じて養います。 その過程では、わかやまの知識はもちろん、基礎的なマーケティングスキルやプレゼンテーションスキル、ファシリテーションスキル、チーム運営スキルなどが身につきます。そして、わかやまでのフィールドワークを通じて活動することで、受講した学生が、わかやまを活性化できる、かけがえのない人材に成長することをめざします。
わかやまに愛着を持ち、
わかやまの未来を切り拓く意欲と能力を持った人材
知識 ●域内知識●域外地域
マインド ●当事者意識●チャレンジ精神
スキル ●企画立案・遂行力●コミュニケーション力
和歌山で普通に暮らしていきたいと思う
人
和歌山で普通ではない生活をしてみたいと思う人
人間関係が濃密な中で暮らすことが楽しい人
若さと元気で地域を盛り上げることができる人
自分で仕事を創って生きていける人
子供やおとしよりと関わるのが好きな人
ビジネスを発想できる人
企画を立てるのが上手な人
仲間を作るのが上手な人
話を聞くのが上手い人
表現するのが上手い人 物知りな人
前向きな人前向きに課題を楽しむことができる人
文章を書くのが上手い人
情報機器・情報インフラを使うのが上手い人
論理的に考えることができる人
「◯◯」で起業してみたい!
「起業」にちょっと興味あるけど。
在学中に何か1つくらい面白いことしたいな~
このコンテストには、「ビジネスプラン」部門に、2017年度から「わかやま創生プラン」部門が創設。新しい部門では、和歌山県内の地域資源を使って、県内の深刻な地域課題の解決に貢献するビジネスプランを募集しています。また、ビジネスプラン部門では実現可能性よりも「学生らしいユニークで、面白いビジネスプラン」を募集します。賞金は両部門とも最高10万円。詳しくは、大学のホームページで発表予定。
「起業/創業」を自分が実際にやるかどうかではなく「勉強してみたい」、「ビジネスって何か怖そうだけど、どんなことやってるの…」と興味がある学生にはオススメの科目があります。例えば、「地域創業論」「地域協働セミナー」などがあります。その他にも「自主演習」として挑戦することも可能です。興味・関心の内容によってオススメできる科目が異なるため、詳しくはCOC+推進室までお気軽に問い合わせください。
※科目の履修については条件がありますので、必ずシラバスで確認してください。
挑戦したい学生の相談・支援窓口
香村賞ビジネスプランコンテスト (経済学部同窓会 柑芦会主催)
起業/創業のヒントにつながる科目
挑戦したい学生の相談・支援窓口
在学中・卒業後の「起業」は進路の選択のひとつで、志したからといってそれ以外の道(新卒採用など)が不利になるとは考えていません。もし、途中で止めたいと思えばそれも構わないと考えています。相談を通じて、起業への不安や迷いを共有して「試しにやってみたい気持ち」「挑戦したいもの」を支えることが目的です。
【支援内容】いつでも何度でも専門のコーディネータによるお悩み相談ビジネスプランに応じた学内外の専門家の紹介学外の金融機関、経営者との交流や紹介など…
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ABC 123
地域はこういう学生を求めているんだね
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あなたは卒業したらどんな家に住み、何をして働き、どのように暮らしているでしょうか。「わかやま未来学副専攻」では、“地元で活躍できる人” を育成します。
「わかやま未来学副専攻」はCOC+事業(文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」)として実施されています。COC+事業は、大学が地方公共団体や企業、地域の方々らと協働して、その地域が求める「ひと」を育成していきます。そして、地域で活躍できる学生にとって魅力ある就職先を創出することで、地方創生の中心となる人の地方へ流れをつくっていくことを目的としています。
新しい教育プログラム「わかやま未来学副専攻」が、全学部ではじまる。
履修生募集中。
図書館棟3F(マルチルーム1の隣)http://cocplus.wakayama-u.ac.jp/[email protected]
和歌山大学COC+推進室
ガイドブックガイドブックわかやま未来学副専攻わかやま未来学副専攻
COC+推進室の公式LINEアカウントでは「創業支援」や「わかやま未来学副専攻」に関する案内や各種イベント情報を配信しますので、是非登録してください。誰でも参加可能なので、友達にも教えてあげてください。