cisco apic-em アプライアンスの設置...ipアドレス要件...

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Cisco APIC-EM アプライアンスの設置 アプライアンスの設置について, 1 ページ プリインストール チェックリスト, 3 ページ Cisco APIC-EM シリーズ アプライアンス, 6 ページ アプライアンス設置の準備, 16 ページ ラックへのアプライアンスの設置, 19 ページ アプライアンスの接続および電源投入, 24 ページ LED の確認, 25 ページ アプライアンス コンポーネントの取り付けまたは交換 , 29 ページ アプライアンス上での新しい ISO のインストール, 29 ページ アプライアンスの設置について シスコは、プリインストールされテストされた ISO イメージと合わせて購入できる物理アプライ アンスを提供しています。このアプライアンスはネットワーク内に導入できます。Cisco APIC-EM は、単一のホスト(スタンドアロン モードの単一のアプライアンス)として導入することも、マ ルチホスト環境内(マルチホスト モードの複数のアプライアンス)に導入することもできます。 拡張性と冗長性を高めるには、Cisco APIC-EMをマルチホスト環境にインストールして導入す ることをお勧めします。マルチホストのサポートの詳細については、マルチホストのサポート を参照してください。 重要 次の表に、Cisco APIC-EMアプライアンスの設置手順を示します。 Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズ モジュール リリース 1.4.x インストー ル ガイド 1

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  • Cisco APIC-EM アプライアンスの設置

    • アプライアンスの設置について, 1 ページ

    • プリインストールチェックリスト, 3 ページ

    • Cisco APIC-EMシリーズアプライアンス, 6 ページ

    • アプライアンス設置の準備, 16 ページ

    • ラックへのアプライアンスの設置, 19 ページ

    • アプライアンスの接続および電源投入, 24 ページ

    • LEDの確認, 25 ページ

    • アプライアンスコンポーネントの取り付けまたは交換 , 29 ページ

    • アプライアンス上での新しい ISOのインストール, 29 ページ

    アプライアンスの設置についてシスコは、プリインストールされテストされた ISOイメージと合わせて購入できる物理アプライアンスを提供しています。このアプライアンスはネットワーク内に導入できます。CiscoAPIC-EMは、単一のホスト(スタンドアロンモードの単一のアプライアンス)として導入することも、マ

    ルチホスト環境内(マルチホストモードの複数のアプライアンス)に導入することもできます。

    拡張性と冗長性を高めるには、Cisco APIC-EMをマルチホスト環境にインストールして導入することをお勧めします。マルチホストのサポートの詳細については、マルチホストのサポート

    を参照してください。

    重要

    次の表に、Cisco APIC-EMアプライアンスの設置手順を示します。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    1

    b_apic_em_install_guide_v_1-4-x_appendix_01100.pdf#unique_29

  • 表 1:Cisco APIC-EM アプライアンスの設置

    説明ステップ

    アプライアンスのプリインストールチェックリストを確認します(スタンドアロン

    モードとマルチホストモード)。

    プリインストールチェックリスト, (3ページ)を参照してください。

    1

    各種のアプライアンスとそれらの仕様について、次のような情報を確認します。

    •物理

    •環境

    •電源

    •前面パネルと背面パネル

    Cisco APIC-EMシリーズアプライアンス, (6ページ)を参照してください。

    2

    コントローラによるポートの使用状況に関する情報を確認します。

    Cisco APIC-EMポートリファレンス, (13ページ)を参照してください。

    3

    アプライアンスの設置準備を行います。

    アプライアンス設置の準備, (16ページ)を参照してください。

    4

    (オプション)アプライアンスをラックに設置します。

    ラックへのアプライアンスの設置, (19ページ)を参照してください。

    5

    アプライアンスに電源を接続してオンにします。

    アプライアンスの接続および電源投入, (24ページ)を参照してください。

    6

    アプライアンスの LEDを確認します。

    LEDの確認, (25ページ)を参照してください。

    7

    (オプション)必要に応じて、アプライアンスのコンポーネントを設置または交換

    できます。

    アプライアンスコンポーネントの取り付けまたは交換 , (29ページ)を参照してください。

    8

    (オプション)必要に応じて、アプライアンスに新しい ISOをインストールします。

    アプライアンス上での新しい ISOのインストール, (29ページ)を参照してください。

    9

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    2

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置アプライアンスの設置について

  • 説明ステップ

    CiscoAPIC-EMをスタンドアロンモードまたはマルチホストモードで設定します。設定ウィザードプロセスの詳細については、以下の項を参照してください。

    •ウィザードを使用した単一ホストとしての Cisco APIC-EM設定

    •マルチホストモードでの Cisco APIC-EMの設定

    10

    プリインストールチェックリスト

    スタンドアロンモードのチェックリスト

    シングルホストでの Cisco APIC-EMのインストール(スタンドアロンモード)を開始する前に、次のチェックリストで確認を行ってください。

    ホストとは、Grapevineルートおよびクライアントのインスタンスを実行する、アプライアンス、物理サーバ、または仮想マシンです。GrapevineルートはホストOSにあり、クライアントは Linuxコンテナ内にあります。クライアントは Linuxコンテナ内のサービスを実行します。ネットワークに単一ホスト導入またはマルチホスト導入(2つまたは 3つのホスト)のいずれかを設定できます。高可用性とスケールを実現するために、マルチホスト導入には3つのホストを使用する必要があります。単一ホスト導入の場合、コントローラへのすべての着信トラ

    フィックは、設定ウィザードを使用して設定するホストの IPアドレスを経由します。マルチホスト導入の場合、コントローラへのすべての着信トラフィックは、設定ウィザードを使用し

    て設定する仮想 IPを経由します。

    (注)

    ネットワーキング要件

    この Cisco APIC-EMのインストールでは、ホスト(物理または仮想)上のネットワークアダプタ(NIC)が次のネットワークに接続している必要があります。

    •インターネット([Make A Wish]要求およびテレメトリコレクションにネットワークアクセスが必要)

    • NTPサーバを含むネットワーク

    • Cisco APIC-EMの管理対象となるデバイスを含むネットワーク

    Cisco APIC-EMは直接インターネットに接続することはできません。NATが設定されているか、NATで保護されているデータセンター環境以外には導入できません。

    (注)

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    3

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置プリインストールチェックリスト

    b_apic_em_install_guide_v_1-4-x_chapter_0101.pdf#unique_31b_apic_em_install_guide_v_1-4-x_chapter_0110.pdf#unique_32

  • IPアドレス要件

    ホストのネットワークアダプタ(NIC)の少なくとも 1つの IPアドレスが使用可能であることを確認します。

    IPアドレスの用途は次のとおりです。

    • Grapevineルートへの直接アクセス

    • Cisco APIC-EMコントローラへの直接アクセス(GUIアクセス用)

    ホストに 2つの NICがある場合、2つの IPアドレスが使用可能で、各 NICに 1つの IPアドレスを設定することができます。

    (注)

    マルチホストモードのチェックリスト

    マルチホストでの Cisco APIC-EMのインストール(マルチホストモード)を開始する前に、次のチェックリストを確認してください。

    •各ホストに対し、前の項で説明した単一ホストのインストールの要件を満たす必要があります。

    •また、スイッチまたはルータを使用して各ホスト間のネットワーク接続を確立する必要があります。各ホストは他の 2つのホストにルーティング可能である必要があります。

    •仮想 IP(VIP)を設定する必要があります。

    設定ウィザードを使用して各ホストに 1つ以上のNICを設定します。設定した各NICはルーティング不可能なネットワークを指す必要があります(ネットワークがすべてルーティング

    可能であれば、1つの NICのみ必要です)。VIPはルーティング不可能なネットワークごとに必要です。たとえば、マルチホストクラスタの 3つのホストすべてに 2つの NICを設定し、各 NICがルーティング不可能な別々のネットワークを指す場合、2つの VIPを設定する必要があります。VIPはマルチホスト導入にインターフェイス冗長性機能を提供します。VIPによって、IPアドレスをホスト間でフローティングできます。

    マルチホスト構成でコントローラを導入する場合:

    ◦ウィザードを使用してコントローラを設定する際には VIPアドレスを提供します。

    ◦起動時に、コントローラはいずれかのホストに VIPを表示します。

    ◦外部ネットワークからコントローラへのすべての着信要求は、このVIP経由で(ホストの IPアドレスではなく)行われ、要求はリバースプロキシサービスによって異なるホストで実行されるサービスにルーティングされます。

    ◦ VIPを持つホストに障害が発生すると、Grapevineは残りの 2つのホストのいずれかにVIPを表示します。

    ◦ VIPは 3つのホストと同じサブネットに存在する必要があります。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    4

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置マルチホストモードのチェックリスト

  • ◦マルチホスト環境に発行された証明書を取得する場合、仮想 IP、または仮想 IPアドレスに解決可能なホスト名に対して発行された証明書を取得することが重要です。

    マルチホスト導入の仮想 IP高可用性を提供するための設計上、マルチホスト導入には 3つの物理 IPアドレスと、IPアドレス間をフローティングする 1つの仮想 IPがあります。このフローティング機能は、仮想 IPアドレスに接続する任意の SSHクライアントに、仮想 IPがあるホストから別のホストへとフローティングするたびに、別のホスト IDの公開SSHキーが表示されることも意味します。ほとんどのSSHクライアントでは、エントリがすでに存在するため、新しいホストが信頼できないという問題が

    発生します(その仮想 IPアドレスを以前所有していた古いホストに対しそのキーを以前受け入れた可能性があるため)。不都合を防ぐには、既知のホストのリストに、3つのすべてのホストのホストキーを次のように追加します。

    たとえば LinuxまたはApple Mac OSクライアントコンピュータでは、次のように 3つのホストの物理 IPアドレスそれぞれで ssh-keyscanコマンドを実行します。

    $ ssh-keyscan -t rsa 209.165.200.30# 209.165.200.30 SSH-2.0-OpenSSH_6.6.1p1 Ubuntu-2ubuntu2.3209.165.200.30 ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABAQDA1B6/1JpKPFOmG3S82eE8OKZkGYmRdSYnuCHfDiY5Pptt3BmaPgC6OlER4wwDL8VP2Rx2kxj3diIzFpUOyDqTbFxIRKVzlwtHHZdhO6G93MyLLGsWqXSMWs4xVcqpembKeCrdjakPaPAXqiAeKW9oimdv.....

    $ ssh-keyscan -t rsa 209.165.200.31# 209.165.200.31 SSH-2.0-OpenSSH_6.6.1p1 Ubuntu-2ubuntu2.3209.165.200.31 ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABAQDF57F90z2His86tEj4s75pTc7h0nfzF2c3QweHCNN2ov474HJJcPrnWTw4DAoPpPCU6zWvR0QLxunURDb+pMeZrIIyd49xn9+OBSmBpzrnety7UB2uPXzL1RvVxayw8mkXkj779LhFh9vkXR4DtX7XLjg.....

    $ ssh-keyscan -t rsa 209.165.200.32# 209.165.200.32 SSH-2.0-OpenSSH_6.6.1p1 Ubuntu-2ubuntu2.3209.165.200.32 ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABAQC9kwzodGzGkh/UFXVa9fptGe+sa3CBR6SNerXxpCmfT9AOXH8xuk3/CBX+DDUQgGJVmqw6maCYKOy0RtAhGxdsNdPL6ETTKzxYB5uzw3KhcDJ6D6ob6jdzkR6yRuXVFi2OE+u1Aqs7J8GO66FfdavU8.....

    次に、各出力の SSHキー行の IPアドレスを次の仮想 IPアドレスに変更し、3つのキー行すべてを ~/.ssh/known_hostsファイルに追加して保存します。

    209.165.200.33が上記のマルチホストの例の仮想 IPアドレスであると仮定して、次のようにクライアントマシンの ~/.ssh/known_hostsファイルに 3行を追加します。

    209.165.200.33 ssh-rsa

    AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABAQDA1B6/1JpKPFOmG3S82eE8OKZkGYmRdSYnuCHfDiY5Pptt3BmaPgC6OlER4wwDL8VP2Rx2kxj3diIzFpUOyDqTbFxIRKVzlwtHHZdhO6G93MyLLGsWqXSMWs4xVcqpembKeCrdjakPaPAXqiAeKW9oimdvPbrQPua7Zg9oblDxaBPn0Fqj00YDjKqTkp/IkZHEfHbDM996GLEbWlOvoHeCCqeZ1nWgFIqzAF+ty8+X5Z/fhhmGe+w2tQlMfrs9pcZDaEEmq/w1W+uRohxLKs+OHnHYAbMzC6O+5fLEr2BwaZf8W016eo1WpPsxUVK6StbXBOQZrcH0bPsUbIjKJkzafpft9Dp73pSd/vwaoB3DrvNec/PiEJYk+R.....

    上記の変更の後、クライアントでは、IPアドレスがフローティングしてもホストの仮想 IPアドレスへの連続 SSHの実行で問題は発生しなくなります。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

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    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置マルチホストモードのチェックリスト

  • Cisco APIC-EM シリーズアプライアンステスト済みの ISOイメージが事前インストールされている、専用のCisco APIC-EM物理アプライアンスが提供されており、シスコから購入することができます。現在は、次の物理アプライアン

    スをシスコから購入できます。

    • Cisco APIC-EMコントローラアプライアンス 10C-64G-2T(部品番号 APIC-EM-APL-R-K9)

    • Cisco APIC-EMコントローラアプライアンス 20C-128G-4T(部品番号 APIC-EM-APL-G-K9)

    次の表に、この 2つのアプライアンスの基本システム構成を記載します。

    APIC-EM-APL-G-K9APIC-EM-APL-R-K9プラットフォーム

    物理 CPU X 2物理 CPU X 1物理 CPU

    20

    ハイパースレッディ

    ングがデフォルトで

    有効になっているた

    め、40個の論理プロセッサをこのアプラ

    イアンスに使用でき

    ます。

    (注)

    10

    ハイパースレッディ

    ングがデフォルトで

    有効になっているた

    め、20個の論理プロセッサをこのアプラ

    イアンスに使用でき

    ます。

    (注)

    CPU(コア)

    128 GB64 GBRAM

    3.4 TB1.7 TB合計ディスク領域

    2(ギガビットイーサネットポート)

    2(ギガビットイーサネットポート)

    イーサネット NIC

    アプライアンスのスケール制限

    次の表に、Cisco APIC-EMアプライアンスのインストールに対するスケール制限を示します。

    • 10,000ネットワークデバイス

    • 10,000アクセスポイント

    • 100,000ホスト

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    6

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM シリーズアプライアンス

  • サポートされているスケール数値は、単一ホストのアプライアンス、またはマルチホストク

    ラスタ(最大 3つのホストアプライアンス)を導入した場合には変更されません。スケール数値は、APIC-EM-APL-R-K9アプライアンスでも APIC-EM-APL-G-K9アプライアンスでも同一です。128GBのRAMを搭載した大型のアプライアンス(APIC-EM-APL-G-K9)を設置する理由は、ネットワークの将来に向けた計画と投資のためです。64 GBの RAMを搭載した小型のアプライアンス(APIC-EM-APL-R-K9)は、現在の使用例では十分ですが、コントローラで使用されるアプリケーションのスケールと数は、将来的に増大します。

    (注)

    物理仕様

    次の表に、Cisco APIC-EMアプライアンスの物理仕様を示します。

    表 2:物理仕様

    仕様説明

    1.7インチ(4.3 cm)高さ

    16.9インチ(42.9 cm)幅

    29.8インチ(75.8 cm)奥行(長さ)

    SFF 8ドライブ:37.9ポンド(17.2 kg)

    LFF 4ドライブ:39.9ポンド(18.1 kg)

    最大重量(フル装備シャーシ)

    環境仕様

    次の表に、Cisco APIC-EMアプライアンスの環境仕様を示します。

    表 3:環境仕様

    仕様説明

    41~ 95 °F(5~ 35 °C)

    海抜 305 mごとに最高温度が 1 低下。

    動作時温度

    -40~ 149°F(-40~ 65°C)非動作時温度

    (サーバが倉庫にあるか運送中の場合)

    10~ 90 %湿度(RH)(動作時)

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    7

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置物理仕様

  • 仕様説明

    5~ 93 %非動作時湿度

    0~ 10,000フィート動作時高度

    0~ 40,000フィート非動作時高度

    (サーバが倉庫にあるか運送中の場合)

    5.4音響出力レベル

    ISO7779に基づく A特性音響出力レベル LwAd(Bels)を測定

    73 °F(23 °C)で動作

    37騒音レベル

    ISO7779に基づく A特性音圧レベル LpAm(dBA)を測定

    73 °F(23 °C)で動作

    電力仕様

    電源装置の電源仕様の一覧を次の項に示します。

    次の URLにある Cisco UCS Power Calculatorを使用すると、ご使用のアプライアンス設定の電源に関する詳細情報を取得できます。http://ucspowercalc.cisco.com

    (注)

    アプライアンス内で異なるタイプの電源装置を組み合わせて使用しないでください。両方の電

    源装置が同じである必要があります。

    注意

    770 W AC 電源装置次の表に、各 770 W AC電源装置の仕様を示します(Cisco部品番号 UCSC-PSU1-770W)。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    8

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置電力仕様

    http://ucspowercalc.cisco.com

  • 表 4:AC 電源の仕様

    仕様説明

    公称範囲:100~ 120 VAC、200~ 240 VAC

    (範囲:90~ 132 VAC、180~ 264 VAC)

    AC入力電圧

    公称範囲:50~ 60 Hz

    (範囲:47~ 63 Hz)

    AC入力周波数

    100 VACで 9.5 A

    208 VACで 4.5 A

    最大 AC入力電流

    950 VA @ 100 VAC最大入力電圧

    770 WPSUあたりの最大出力電力

    15 A(サブサイクル期間)最大突入電流

    12 ms @ 770 W最大保留時間

    12 VDC電源装置の出力電圧

    12 VDC電源装置のスタンバイ電圧

    Climate Savers Platinum Efficiency(80PlusPlatinum認証済み)

    効率評価

    RSP2フォームファクタ

    IEC320 C14入力コネクタ

    Cisco APIC-EM シリーズの前面および背面パネル次の図は、CiscoAPIC-EMアプライアンスの前面パネル(APIC-EM-APL-G-K9)を示しています。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    9

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM シリーズの前面および背面パネル

  • Cisco APIC-EMアプライアンスの前面パネル(APIC-EM-APL-R-K9)も同様の設計です。(注)

    図 1:Cisco APIC-EM アプライアンスの前面パネル(APIC-EM-APL-G-K9)

    説明コンポーネン

    ドライブ(最大 8台の 2.5インチドライブ)1

    引き抜きアセットタグ2

    操作パネルボタンおよび LED3

    電源ボタン/電源ステータス LED4

    ユニット識別ボタン/LED5

    システムステータス LED6

    ファンステータス LED7

    温度ステータス LED8

    電源装置ステータス LED9

    ネットワークリンクアクティビティ LED10

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    10

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM シリーズの前面および背面パネル

  • 説明コンポーネン

    KVMコネクタ(USB 2.0 2個、VGA 1個、シリアルコネクタ 1個を装備したKVMケーブルで使用)

    11

    次の図は、CiscoAPIC-EMアプライアンスの背面パネル(APIC-EM-APL-G-K9)を示しています。

    Cisco APIC-EMアプライアンスの背面パネル(APIC-EM-APL-R-K9)も同様の設計です。(注)

    図 2:Cisco APIC-EM アプライアンスの背面パネル(APIC-EM-APL-G-K9)

    説明コンポーネント

    PCIeライザー 1/スロット 11

    PCIeライザー 2/スロット 22

    モジュラ LAN-on-motherboard(mLOM)カードスロット3

    アースラグの穴(DC電源装置の場合)4

    USB 3.0ポート(2個)5

    1 Gbイーサネット専用管理ポート6

    シリアルポート(RJ-45コネクタ)7

    デュアル 1 Gbイーサネットポート(LAN1と LAN2)8

    VGAビデオポート(DB-15)9

    背面ユニット識別ボタン/LED10

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    11

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM シリーズの前面および背面パネル

  • 説明コンポーネント

    電源装置(最大 2台、1+1冗長)11

    アプライアンスシリーズの機能概要

    次の表に、Cisco APIC-EMアプライアンスシリーズの機能を示します。

    表 5:Cisco APIC-EM アプライアンスシリーズの機能

    説明機能

    1ラックユニット(1RU)シャーシシャーシ

    最大 2基の Intel Xeon CPU E5-2650 v3シリーズプロセッサプロセッサ

    マザーボード上に 24個の DDR4 DIMMソケット搭載(CPUあたり 12個)。

    メモリ

    Cisco Integrated Management Controller(Cisco IMC)ファームウェアを実行する BMC

    Cisco IMC設定に応じて、1 GB専用管理ポート、1 Gbイーサネット LOMポート、または、シスコ仮想インターフェイスカードを利用して Cisco IMCにアクセスできます。

    ベースボード管理

    サポートされているコネクタ:1

    • 1 Gbイーサネット専用管理ポート X 1

    • 1 Gb BASE-Tイーサネット LANポート X 2

    • RS-232シリアルポート(RJ-45コネクタ)X 1

    • 15ピン VGA2コネクタ X 1

    • USB3 3.0コネクタ X 2

    • USB 2.0 2個、VGA 1個、シリアル(DB-9)コネクタ 1個を装備したKVMケーブルを使用する前面パネルKVMコネクタ X 1

    ネットワークおよび管理 I/O

    専用ソケットを使用して、背面パネルの追加接続用に、mLOMカードを追加することができます(最大 4台の 1Gbまたは 10Gbイーサネットポート)。

    モジュラ LOM

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    12

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置アプライアンスシリーズの機能概要

  • 説明機能

    電源装置 2台:

    • AC電源装置の場合、各台に 770 W ACを設置

    サーバでは、タイプやワット数の異なる電源装置を組み合わ

    せて使用しないでください。

    1+1の冗長構成。

    電源

    ホットスワップ可能なファンモジュール(前面から背面に向

    かう冷却用)X 6。冷却

    • APIC-EM-APL-R-K9:SAS HDD(各 900 GB)X 4

    • APIC-EM-APL-G-K9:SAS HDD(各 900 GB)X 8

    ストレージ

    ハードウェアベースの RAID、RAIDレベル 10ディスク管理(RAID)

    60 Hzで最大 1920 X 1200、16 bppのVGAビデオ解像度、最大256 MBのビデオメモリ。

    ビデオ

    1 Cisco APIC-EMアプライアンスサーバでは、Intel X520 2 Port 10G PCIアダプタ(部品番号 N2XX-AIPCI01)および 10G SFP+(部品番号CDE2-SFP-1WSR=)がサポートされています。

    Cisco APIC-EM ポートリファレンス次の表に、着信トラフィックを許可する Cisco APIC-EMポートと、発信トラフィックに使用されるCisco APIC-EMポートを示します。コントローラでこれらのポートが着信および発信の両方のトラフィックフローに対して開かれていることを確認する必要があります。

    ネットワークでポート22へのアクセスが適切に保護されていることを確認します。たとえば、プロキシゲートウェイを設定するか、このポートにアクセスするサブネットを保護すること

    ができます。

    (注)

    表 6:Cisco APIC-EM着信トラフィックポートリファレンス

    プロトコル(TCP または UDP)許可されるトラフィックポート番号

    TCPSSH22

    TCPHTTP80

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    13

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM ポートリファレンス

  • プロトコル(TCP または UDP)許可されるトラフィックポート番号

    UDPNTP123

    UDPSNMP162

    TCPHTTPS4432

    UDPISAKMP

    特定の導入でファイアウォール

    を介して複数のホストを導入す

    るためには、IPSec ISAKMP(Internet SecurityAssociation andKeyManagement Protocol)UDPポート500の通過が許可されている必要があります。

    500

    TCPSCEP16026

    2 Cisco APIC-EMを使用してこのポート用の TLSバージョンを設定できます。詳細については、『Cisco APIC-EM Deployment Guide』を参照してください。

    表 7:Cisco APIC-EM発信トラフィックポートリファレンス

    プロトコル(TCP または UDP)許可されるトラフィックポート番号

    TCPSSH(ネットワークデバイスへ)

    22

    TCPTelnet(ネットワークデバイスへ)

    23

    UDPDNS53

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    14

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM ポートリファレンス

  • プロトコル(TCP または UDP)許可されるトラフィックポート番号

    TCPポート 80は発信プロキシ設定に使用できます。

    さらに、8080など、その他の共通のポートもプロキシが

    CiscoAPIC-EM設定ウィザードで設定されているときに使用で

    きます(プロキシがすでにネッ

    トワークで使用されている場

    合)。

    シスコでサポートし

    ている証明書および

    trustpoolにアクセスするには、次の URLでコントローラからシ

    スコのアドレスへの

    発信 IPトラフィックを許可するように

    ネットワークを設定

    することができま

    す。

    http://www.cisco.com/security/pki/

    (注)

    80

    UDPNTP123

    UDPSNMPエージェント161

    TCPHTTPS4433

    UDPISAKMP

    特定の導入でファイアウォール

    を介して複数のホストを導入す

    るためには、IPSec ISAKMP(Internet SecurityAssociation andKeyManagement Protocol)UDPポート500の通過が許可されている必要があります。

    500

    3 Cisco APIC-EMを使用してこのポート用の TLSバージョンを設定できます。詳細については、Cisco Application Policy Infrastructure ControllerEnterprise Module Administrator Guideを参照してください。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    15

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM ポートリファレンス

    http://www.cisco.com/security/pki/http://www.cisco.com/security/pki/

  • アプライアンス設置の準備ここでは、Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスの設置準備について説明します。

    アプライアンスを開梱して点検

    内部アプライアンスのコンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、

    モジュールのフレームの端のみを持つようにしてください。

    注意

    後でアプライアンスの輸送が必要になったときに備えて、輸送用の箱を保管しておいてくださ

    い。

    ヒント

    シャーシは厳密に検査したうえで出荷されています。輸送中の破損や内容品の不足がある場合

    には、ただちにカスタマーサービス担当者に連絡してください。

    (注)

    ステップ 1 段ボール箱からアプライアンスを取り出します。梱包材はすべて保管しておいてください。

    ステップ 2 カスタマーサービス担当者から提供された機器リストと梱包品の内容を照合します。すべての品目が揃っていることを確認してください。

    ステップ 3 破損の有無を調べ、内容品の間違いや破損がある場合には、カスタマーサービス担当者に連絡してください。次の情報を用意しておきます。

    •発送元の請求書番号(梱包明細を参照)

    •破損している装置のモデルとシリアル番号

    •破損状態の説明

    •破損による設置への影響

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    16

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置アプライアンス設置の準備

  • インストールのガイドライン

    システムの過熱を防ぐため、最大推奨周囲温度の 40 °C(104 °F)を超えるエリアで操作しないでください。ステートメント 1047

    警告

    いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐ手が届く状態にしてお

    いてください。ステートメント 1019警告

    この製品は、設置する建物に短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されて

    います。保護デバイスの定格 250 V、15 Aを超えないようにしてください。ステートメント1005

    警告

    装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074警告

    アプライアンスを取り付ける際は、適切なエアーフローを確保するために、レールキットを

    使用する必要があります。レールキットを使用せずに、ユニットを別のユニットの上に物理

    的に置く(つまり「積み重ねる」)と、アプライアンスの上部にある通気口がふさがれます。

    これは、過熱したり、ファンの回転が速くなったり、電力消費が高くなったりする原因となり

    ます。アプライアンスをラックに取り付けるときは、アプライアンス間で必要な最小の間隔を

    確保できるレールキットのマウントを推奨します。レールキットを使用してユニットをマウ

    ントする場合は、アプライアンス間の間隔を余分にとる必要はありません。

    注意

    鉄共振テクノロジーを使用する UPSタイプは使用しないでください。このタイプの UPSは、Cisco UCSなどのシステムに使用すると、データトラフィックパターンの変化によって入力電流が大きく変動し、動作が不安定になるおそれがあります。

    注意

    アプライアンスを設置する際には、次のガイドラインに従ってください。

    •アプライアンスを設置する前に、設置場所を検討して準備します。設置場所を計画する際に推奨される作業の参考として、『Cisco UCS Site Preparation Guide』を参照してください。

    •アプライアンスの周囲に、保守作業および適切な通気のための十分なスペースがあることを確認します。このアプライアンスでのエアーフローは、前面から背面に流れます。

    •空調が、環境仕様, (7ページ)に記載された温度要件に適合していることを確認します。

    •キャビネットまたはラックが、次の「ラックに関する要件」の項に記載された要件に適合していることを確認します。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    17

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置インストールのガイドライン

  • •設置場所の電源が、電力仕様, (8ページ)に記載された電源要件に適合していることを確認します。使用可能な場合は、電源障害に備えて無停電電源装置(UPS)を使用してください。

    ラック要件の確認

    ここでは、標準的なオープンラックの要件について説明します。

    次のタイプのラックを使用する必要があります。

    •標準的な 19インチ(48.3 cm)幅 4支柱 EIAラック(ANSI/EIA-310-D-1992のセクション 1に準拠した英国ユニバーサルピッチに適合するマウント支柱付き)。

    •付属のスライドレールを使用する場合、ラック支柱の穴は、0.38インチ(9.6 mm)の正方形、0.28インチ(7.1 mm)の丸形、#12-24 UNC、または #10-32 UNCになります。

    •サーバあたりの縦方向の最小ラックスペースは、1 RU、つまり 1.75インチ(44.45 mm)である必要があります。

    機器の要件の確認

    このアプライアンス用にシスコが販売しているスライドレールは、取り付けに工具が必要ありま

    せん。

    サポートされるスライドレールキット

    このアプライアンスでは、次の 2つのレールキットオプションがサポートされます。

    •シスコ製品 UCSC-RAILB-M4=(ボールベアリングレールキット)。

    •シスコ製品 UCSC-RAILF-M4=(フリクションレールキット)。

    CiscoUCSC220M3サーバ用のレールキットを使用しないでください。CiscoAPIC-EMアプライアンス専用のレールキットが設計されています。

    スライドレールの調整範囲およびケーブルマネジメントアームの寸法

    このサーバのスライドレールの調整範囲は 24~ 36インチ(610~ 914 mm)です。

    オプションのケーブルマネジメントアーム(CMA)を使用する場合、長さの要件がさらに追加されます。

    •サーバの背面から CMAの背面までの距離は、137.4 mm(5.4インチ)追加されます。

    • CMAを含むサーバの全長は、894 mm(35.2インチ)です。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    18

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置ラック要件の確認

  • ラックへのアプライアンスの設置

    スライドレールの取り付け

    ここでは、シスコが販売するラックキットを使用して、アプライアンスをラックに設置する方法

    について説明します。

    ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐ

    ため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。次のガイドラ

    インは、安全に作業を行ってもらうために用意してあります。この装置は、ラックに1つだけの場合は、一番下に搭載するようにしてください。ラックに複数の装置を設置する場合は、最

    も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。ラックにスタビライザが付いて

    いる場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を

    保守したりしてください。

    ステートメント 1006

    警告

    ステップ 1 サーバの側面に内側レールを装着します。a) レール内の3つのキー付きスロットがサーバ側面の3個のペグの位置に合うように、内側レールをサーバの一方の側の位置に合わせます(次の図を参照)。

    b) キー付きスロットをペグに設定し、レールを前面に向けてスライドさせて、ペグの所定の位置にロックします。前面スロットには、前面ペグにロックするための金属製クリップがあります。

    c) 2つ目の内側レールをサーバの反対側に取り付けます。

    図 3:サーバの側面への内側レールの装着

    サーバの前面1

    内側レールのロッキングリップ2

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    19

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置ラックへのアプライアンスの設置

  • ステップ 2 両方のスライドレール部品で前面の固定プレートを開きます。スライドレール部品の前端に、バネ仕掛けの固定プレートがあります。取り付けペグをラック支柱の穴に

    挿入する前に、この固定プレートが開いている必要があります。部品の外側で、背面を向いている緑色の

    矢印ボタンを押して、固定プレートを開きます。

    図 4:前面の固定部分、前端の内側

    前面側の取り付けペグ1

    ラックポスト2

    開いた位置に引き戻された固定プレート3

    ステップ 3 外側のスライドレールをラックに取り付けます。a) 片側のスライドレール部品の前端を、使用する前面ラック支柱の穴の位置に合わせます。スライドレールの前部がラック支柱の外側を回り込むように配置され、取り付けペグが外側の前部か

    らラック支柱の穴に入ります。

    ラック支柱は、取り付けペグと開いた固定プレートの間にある必要がありま

    す。

    (注)

    b) 取り付けペグを、外側前面からラック支柱の穴に押し込みます。c) 「PUSH」のマークが付いた固定プレートのリリースボタンを押します。ばね仕掛けの固定プレートが閉じて、ペグが所定の位置にロックされます。

    d) スライドレールの長さを調整したら、背面取り付けペグを対応する背面ラック支柱の穴に差し込みます。スライドレールは前面から背面に向かって水平である必要があります。

    背面取り付けペグを、ラック支柱の内側から背面ラック支柱の穴に入れます。

    e) 2つ目のスライドレール部品を、ラックの反対側に取り付けます。2つのスライドレール部品が相互に同じ高さであり、水平になっていることを確認します。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    20

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置スライドレールの取り付け

  • f) 所定の位置に収まって留まるまで、各部品の内側のスライドレールをラック前方へ引き出します。

    ステップ 4 サーバを次のようにスライドレールに装着します。このサーバは、コンポーネントがフルに搭載されている場合、最大で 59 kg(67ポンド)の重量になる場合があります。サーバを持ち上げるときは、2人以上で行うか、リフトを使用することを推奨します。この手順を 1人で実行しようとすると、怪我や機器の損傷を招くおそれがあります。

    注意

    a) サーバの側面に装着されている内側レールの背面を、ラック上の空のスライドレールの前端の位置に合わせます。

    b) 内部の停止位置で止まるまで、内側レールをラック上のスライドレールに押し込みます。c) 両方の内側レールでリリースクリップを背面に向けてスライドさせたら、前面のスラムラッチがラック支柱に収まるまで、サーバをラックに押し込みます。

    図 5:内側レールのリリースクリップ

    内側レールのリリースクリップ1

    サーバに装着され、外側レールに挿入されている内側レール2

    ラック支柱に装着されている外側レール3

    ステップ 5 (任意)スライドレールに付属の 2本のネジを使用して、サーバをさらに確実にラックに固定します。サーバを取り付けたラックを移動する場合は、この手順を実行します。

    サーバをスライドレールに完全に押し込んだ状態で、サーバ前面のヒンジ付きスラムラッチのレバーを

    開き、レバーの下にある穴からネジを挿入します。ネジがラック支柱のレールの静止部分に挿入され、

    サーバが引き抜かれるのを防ぎます。反対のスラムラッチについても行ってください。

    次の作業

    必要に応じて、ケーブルマネジメントアームを取り付けます。

    ケーブルマネジメントアームの取り付け(省略可)

    次の手順では、ケーブルマネジメントアームを取り付ける方法について説明します。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    21

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置ケーブルマネジメントアームの取り付け(省略可)

  • はじめる前に

    CMAは左右逆に取り付けることができます。CMAを逆に取り付けるには、取り付け前に「ケーブルマネジメントアームを逆に取り付ける(省略可)」の項を参照してください。

    ステップ 1 サーバをラックに完全に押し込んだ状態で、サーバから最も離れた CMAアームの CMAタブを、ラック支柱に装着された固定スライドレールの終端にスライドさせます(次の図を参照)。カチッと音がして

    ロックされるまで、タブをレールの終端にスライドさせます。

    ステップ 2 サーバに最も近い CMAタブを、サーバに装着された内側レールの終端にスライドさせます(次の図を参照)。カチッと音がしてロックされるまで、タブをレールの終端にスライドさせます。

    ステップ 3 ラックの幅に一致するまで、CMAアセンブリの反対側の終端にある幅調整スライダを引き出します(次の図を参照)。

    ステップ 4 幅調整スライダの終端にあるCMAタブを、ラック支柱に装着された固定スライドレールの終端にスライドさせます(次の図を参照)。カチッと音がしてロックされるまで、タブをレールの終端にスライドさせ

    ます。

    ステップ 5 各プラスチック製ケーブルガイドの上部でヒンジ付きフラップを開き、必要に応じてケーブルガイドを通してケーブルを配線します。

    図 6:ケーブルマネジメントアームの取り付け

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    22

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置ケーブルマネジメントアームの取り付け(省略可)

  • 次の表に CMAのコンポーネントを示します。

    サーバから最も離れたアームの CMAタブと外側の固定スライドレールの終端

    1

    サーバに最も近いアームのCMAタブとサーバに装着された内側のスライドレールの終端

    2

    幅調整スライダの CMAタブと外側の固定スライドレールの終端3

    サーバ背面4

    ケーブルマネジメントアームを逆に取り付け(省略可)

    次の手順では、ケーブルマネジメントアームを逆に取り付ける方法について説明します。

    ステップ 1 CMAアセンブリ全体を 180度回転させます。プラスチック製ケーブルガイドは、上を向いたままにしておく必要があります。

    ステップ 2 サーバの背面を向くように、各 CMAアームの終端でタブを反転させます。

    ステップ 3 幅調整スライダの終端にあるタブを回転させます。タブの外側の金属ボタンを長押しし、サーバの背面を向くようにタブを 180度回転させます。

    図 7:ケーブルマネジメントアームの取り付けを左右逆にする

    ケーブルマネジメントアームを逆に取り付ける際は、次の図を参照してください。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    23

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置ケーブルマネジメントアームを逆に取り付け(省略可)

  • 幅調整スライダの終端の CMAタブ1

    回転用金属ボタン2

    アプライアンスの接続および電源投入ここでは、アプライアンスの電源をオンにして、接続用の IPアドレスを割り当てる方法について説明します。

    ステップ 1 付属の電源コードをアプライアンスの各電源装置に接続し、次に、接地された AC電源出力に接続します。電源の仕様については、「電力仕様」を参照してください。

    最初のブートアップ時には、アプライアンスがスタンバイ電源でブートするまでに約 2分かかります。

    電源ステータスは、次のように電源ステータス LEDで確認できます。

    •消灯:アプライアンスには AC電力が供給されていません。

    •オレンジ:アプライアンスはスタンバイ電源モードです。CIMCと一部のマザーボード機能にだけ電力が供給されています。

    •緑色:アプライアンスはメイン電源モードです。電力は、すべてのアプライアンスコンポーネントに供給されています。

    アプライアンスはブートアップ時に、アプライアンスに取り付けられているUSBデバイスごとに 1回ビープ音を鳴らします。外部の USBデバイスが取り付けられていない場合でも、仮想フロッピーディスク、CD/DVDドライブ、キーボード、またはマウスなどの各仮想USBデバイスに対して短いビープ音が鳴ります。BIOS電源投入時自己診断テスト(POST)時に USBデバイスをホットプラグまたはホットアンプラグした場合、または、BIOSセットアップユーティリティや EFIシェルにアクセスしている間にもビープ音が鳴ります。

    (注)

    ステップ 2 前面パネルの KVMコネクタに接続されている付属の KVMケーブルを使用して USBキーボードと VGAモニタを接続します。

    または、背面パネルの VGAおよび USBポートを使用することもできます。ただし、前面パネルのVGAと背面パネルのVGAは同時に使用できません。1つのVGAコネクタに接続している場合に、反対側のコネクタにビデオデバイスを接続すると、最初の VGAコネクタがディセーブルになります。

    (注)

    ステップ 3 CIMCの設定および使用に関する次の項を参照し、アプライアンスに IPアドレスを割り当てます。

    • CIMCの設定, (31ページ)

    • CIMCを使用した Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスの設定, (34ページ)

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    24

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置アプライアンスの接続および電源投入

  • LED の確認Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスが起動して動作中のときに、前面パネルおよび背面パネルの LEDの状態を確認します。以下の項では、LEDの色、電源状態、アクティビティ、およびCisco APIC-EMシリーズアプライアンスについて表示される重要なステータスインジケータについて説明します。

    前面パネルの LED およびボタン次の表で、アプライアンスの前面パネルのLEDおよびアプライアンス上のボタンについて説明します。

    アプライアンスのネットワークインターフェイスの最小速度は、1 GB/秒である必要があります。

    (注)

    表 8:前面パネルの LED およびボタン

    状態LED 名

    消灯:アプライアンスに AC電力が供給されていません。

    オレンジ:アプライアンスはスタンバイ電源

    モードです。CIMCと一部のマザーボード機能にだけ電力が供給されています。

    緑色:アプライアンスはメイン電源モードで

    す。すべてのサーバコンポーネントに電力が供

    給されています。

    前面パネルの LEDおよびボタン

    消灯:ID LEDは使用されていません。

    青:ID LEDがアクティブです。

    ID

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    25

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置LED の確認

  • 状態LED 名

    緑:アプライアンスは正常動作状態で稼働して

    います。

    緑の点滅:アプライアンスはシステムの初期化

    とメモリチェックを行っています。

    オレンジの点灯:アプライアンスは縮退運転状

    態になっており、次のいずれかが原因の可能性

    があります。

    –電源装置の冗長性が失われている。

    – CPUが一致しない。

    –少なくとも 1つの CPUに障害が発生している。

    –少なくとも 1つのDIMMに障害が発生している。

    – RAID構成内の少なくとも 1台のドライブに障害が発生している。

    オレンジの点滅:アプライアンスは重大な障害

    が発生している状態であり、次のいずれかが原

    因の可能性があります。

    –ブートに失敗した。

    –修復不能な CPUまたはバスエラーが検出された。

    –サーバが過熱状態にある。

    システムステータス

    緑:すべてのファンモジュールが正常に動作中

    です。

    オレンジの点灯:1つのファンモジュールに障害が発生しています。

    オレンジの点滅:重大な障害。2つ以上のファンモジュールに障害が発生しています。

    ファンステータス

    緑:アプライアンスは正常温度で稼働中です。

    オレンジの点灯:1つ以上の温度センサーが警告しきい値を超過しています。

    オレンジの点滅:1つ以上の温度センサーが重大しきい値を超過しています。

    温度ステータス

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    26

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置前面パネルの LED およびボタン

  • 状態LED 名

    緑:すべての電源装置が正常に動作中です。

    オレンジの点灯:1台以上の電源装置が縮退運転状態にあります。

    オレンジの点滅:1台以上の電源装置が重大な障害発生状態にあります。

    電源装置ステータス

    消灯:イーサネットリンクがアイドル状態で

    す。

    緑:1つ以上のイーサネット LOMポートでリンクがアクティブになっていますが、アクティ

    ビティは存在しません。

    緑の点滅:1つ以上のイーサネット LOMポートでリンクがアクティブになっていて、アク

    ティビティが存在します。

    ネットワークリンクアクティビティ

    消灯:ハードドライブは正常に動作中です。

    オレンジ:ハードドライブで障害が発生してい

    ます。

    オレンジの点滅:デバイスの再構成中です。

    ハードドライブ障害

    消灯:ハードドライブスレッドにハードドラ

    イブが存在しません(アクセスなし、障害な

    し)。

    緑:ハードドライブの準備が完了しています。

    緑の点滅:ハードドライブはデータの読み取り

    中または書き込み中です。

    ハードドライブアクティビティ

    背面パネルの LED およびボタン次の表で、アプライアンスの背面パネルのLEDおよびアプライアンス上のボタンについて説明します。

    アプライアンスのネットワークインターフェイスの最小速度は、1 GB/秒である必要があります。

    (注)

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    27

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置背面パネルの LED およびボタン

  • 表 9:背面パネルの LED およびボタン

    状態LED 名

    消灯:電源装置は正常に動作中です。

    オレンジの点滅:イベント警告しきい値に達し

    ましたが、電源装置は動作し続けています。

    オレンジの点灯:重大障害しきい値に達し、電

    源装置がシャットダウンしています(たとえ

    ば、ファンの障害や過熱状態など)。

    電源装置障害

    消灯:電源装置に AC電力が供給されていません。

    緑の点滅:AC電力の供給は OK、DC出力は使用不可。

    緑の点灯:AC電力供給も、DC出力も OK。

    電源装置 AC OK

    消灯:リンク速度は 10 Mbpsです。

    オレンジ:リンク速度は 100 Mbpsです。

    緑:リンク速度は 1 Gbpsです。

    1 Gbイーサネット専用管理リンク速度

    消灯:リンクが確立されていません。

    緑:リンクはアクティブです。

    •緑の点滅:アクティブなリンクにトラフィックが存在します。

    1 Gbイーサネット専用管理リンクステータス

    消灯:リンク速度は 10 Mbpsです。

    オレンジ:リンク速度は 100 Mbpsです。

    緑:リンク速度は 1 Gbpsです。

    1 Gbイーサネットリンク速度

    消灯:リンクが確立されていません。

    緑:リンクはアクティブです。

    緑の点滅:アクティブなリンクにトラフィック

    が存在します。

    1 Gbイーサネットリンクステータス

    消灯:ID LEDは使用されていません。

    青:ID LEDがアクティブです。

    ID

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    28

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置背面パネルの LED およびボタン

  • アプライアンスコンポーネントの取り付けまたは交換Cisco APIC-EMアプライアンスコンポーネントの取り付けまたは交換の方法については、『CiscoUCS C220 Server Installation and Service Guide』を参照してください。

    アプライアンス上での新しい ISO のインストール状況によっては、アプライアンスに新しい Cisco ISOイメージをインストールする必要があります。ここでは、このタスクを実行するための手順を示します。

    Cisco APIC-EM ISO イメージのダウンロードCisco.comから最新の Cisco APIC-EMISOイメージをダウンロードすることができます。

    ステップ 1 次の URLアドレスにアクセスします。http://www.cisco.com/c/en/us/support/cloud-systems-management/one-enterprise-network-controller/tsd-products-support-general-information.html

    このリンクにアクセスするには、有効な Cisco.comログインクレデンシャルが必要です。

    ステップ 2 [Download Software for this Product]をクリックします。ISOファイルをネットワークの安全な場所にダウンロードします。

    Cisco APIC-EM シリーズアプライアンスへの ISO イメージのインストール

    ISOイメージをダウンロードした後、次のいずれかの方法を使用して Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスで新規インストールを実行できます。

    • CIMCリモート管理ユーティリティを使用して ISOイメージをインストールします。

    1 CIMCを設定します。

    2 Cisco APIC-EMソフトウェアリリースをリモートでインストールします。

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    29

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置アプライアンスコンポーネントの取り付けまたは交換

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/hw/C220/install/C220/replace.html#wp1205056http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/c/hw/C220/install/C220/replace.html#wp1205056http://www.cisco.com/c/en/us/support/cloud-systems-management/one-enterprise-network-controller/tsd-products-support-general-information.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/support/cloud-systems-management/one-enterprise-network-controller/tsd-products-support-general-information.html

  • このリモートインストールを行うには、CIMCを設定する必要があります。CIMCの設定の詳細については、CIMCの設定, (31ページ)を参照してください。

    重要

    • USBフラッシュドライブを使用して ISOイメージをインストールします。

    1 ブート可能な USBフラッシュドライブを作成します。

    2 Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスに USBフラッシュデバイスを接続します。

    3 ローカルのKVMを使用するか、またはリモートでCIMCKVMを使用して、CiscoAPIC-EMソフトウェアリリースをインストールします。

    ブート可能なUSBフラッシュドライブの作成の詳細については、ブート可能USBドライブの作成, (33ページ)を参照してください。

    (注)

    • USBポートと外付けの DVDドライブを使用して ISOをインストールします。

    1 DVDに ISOイメージを書き込みます。

    2 Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスに外付けの USB DVDを接続します。

    3 ローカルのKVMを使用するか、またはリモートでCIMCKVMを使用して、CiscoAPIC-EMソフトウェアリリースをインストールします。

    CiscoAPIC-EMシリーズアプライアンスが以前のバージョンのコントローラソフトウェアを実行している場合は、『ReleaseNotes for the Cisco Application Policy Infrastructure Controller EnterpriseModule』で説明されているように、GUIを使用した次のアップグレード手順に従って最新バージョンにアップグレードできます。現在のところ、既存のCiscoAPIC-EMシリーズアプライアンスを再イメージ化して最新リリースにアップグレードすることはサポートされていません。

    (注)

    USBフラッシュデバイスを使用するか、USBポートで外付けのDVDを使用してCiscoAPIC-EMソフトウェアリリースをインストールする場合、CIMCの設定は任意です。リモートインストールを行わない場合は、これらのオプションのいずれかを選択します。

    (注)

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    30

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM シリーズアプライアンスへの ISO イメージのインストール

  • CIMC の設定CIMCを使用して、Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスに対するすべての操作を実行できます。これを行うには、最初にWebベースのブラウザから CIMCにアクセスするための IPアドレスと IPゲートウェイを設定する必要があります。

    ステップ 1 キーボードとモニタをアプライアンスの背面パネルのUSBポートに接続するか、KVMケーブルとコネクタを使用してアプライアンスコンソールにアクセスします。

    ステップ 2 電源コードを差し込みます。

    ステップ 3 電源ボタンを押して、サーバをブートします。以下の画面のとおり、F8を押すように求めるプロンプトが表示されるのを確認します。

    図 8:CIMC 開始画面

    Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュールリリース 1.4.x インストールガイド

    31

    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置Cisco APIC-EM シリーズアプライアンスへの ISO イメージのインストール

  • ステップ 4 ブートアップ時に、F8を押して BIOS CIMC構成ユーティリティを開きます。次の画面が表示されます。

    図 9:CIMC Configuration Utility

    ステップ 5 構成ユーティリティウィンドウで、各フィールドを次のように変更します。

    • [NICmode]:[Dedicated]を選択します。

    • [IP(Basic)]:[IPV4]を選択します。

    • [CIMCIP]:CIMCの IPアドレスを入力します。

    • [Prefix/Subnet]:CIMCのサブネットを入力します。

    • [Gateway]:ゲートウェイアドレスを入力します。

    • [PrefDNS Server]:優先する DNSサーバのアドレスを入力します(使用可能な場合)。

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  • • [NICRedundancy]:[None]

    ステップ 6 F1を押して追加設定を指定します。

    ステップ 7 [Additional Settings]ウィンドウで次のように変更します。

    • [Common Properties]:CIMCのホスト名を入力します。

    • [Common Properties]で、ダイナミック DNSをオフにします。

    • [Factory Defaults]をオフにします。

    • adminパスワードを入力します。パスワードフィールドを空白にした場合のデフォルトパスワードは passwordです。

    • [Port Properties]を新しく入力するか、デフォルトを使用します。

    • [Port Profiles]をオフにします。

    ステップ 8 F10を押して、設定を保存します。

    ステップ 9 Escを押して終了し、サーバを再起動します。

    ステップ 10 設定を保存後、ブラウザを開き、次の URLを入力します:https://CIMC_ip_address。ここで、CIMC_IP_addressはステップ 5で入力した IPアドレスです。

    次の作業

    CIMCを使用して、CiscoAPIC-EMシリーズアプライアンスにCiscoAPIC-EMソフトウェアリリースをインストールします。この手順の詳細については、CIMCを使用した Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスの設定, (34ページ)を参照してください。

    ブート可能 USB ドライブの作成Cisco APIC-EMアプライアンスのブート可能な USBドライブを作成するには、次の手順に従います。

    例として、この手順では Rufusフリーウェアユーティリティ(バージョン 2.6.818)を使用してブート可能なUSBドライブを作成します。Rufusフリーウェアユーティリティは、次のURLからダウンロードできます: https://rufus.akeo.ie/

    (注)

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    https://rufus.akeo.ie/

  • はじめる前に

    ブート可能 USBドライブには 8 GB以上の容量が必要です。

    ステップ 1 フリーウェアユーティリティをダウンロードして、ラップトップ、またはデスクトップにブート可能なUSBドライブを作成します。ダウンロード後、ユーティリティを開き、インストールします。

    Rufusフリーウェアユーティリティを開くと自動的にインストールされます。

    (注)

    ステップ 2 ユーティリティをダウンロードしたラップトップまたはデスクトップに USBドライブを接続します。USBドライブを接続すると、ユーティリティの GUIが表示されます。

    ブート可能 USBドライブ用に次の値を入力または選択します。

    • [Partition scheme and target system type]:[MBR partition scheme for BIOS or UEFI]

    • [File system]:[FAT32]

    • [Cluster size]:[4096 bytes]

    • [Quick format]

    • [Create a bootable disk using FreeDOS]

    • [Create extended label and icon files]

    Rufusフリーウェアユーティリティでは、GUIに表示された値を変更しないでください。

    (注)

    ステップ 3 RufusフリーウェアユーティリティのGUIの中央にある [Click to select image]アイコンをクリックします。

    ステップ 4 ネットワーク上の Cisco APIC-EMISOイメージを参照して選択します。

    ステップ 5 [Start]をクリックして、ISOイメージを USBドライブにコピーします。この操作により、ブート可能な USBドライブとして Cisco APIC-EMISOイメージがインストールされたUSBドライブが作成されます。

    ステップ 6 ラップトップまたはデスクトップからブート可能なUSBドライブを取り外し、コントローラをインストールする場合に使用します。

    次の作業

    コントローラをインストールするサーバまたはアプライアンスにブート可能USBドライブを挿入します。

    CIMC を使用した Cisco APIC-EM シリーズアプライアンスの設定アプライアンスの CIMCを設定したら、CIMCを使用して、Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスを管理できます。CIMCを使用して、BIOSの設定を含むすべての操作を実行できます。

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  • はじめる前に

    このガイドの推奨手順に従って、アプライアンスの電源をオンにし、接続していることを確認し

    ます。

    アプライアンスで CIMCを設定したことを確認します。この手順の詳細については、次を参照してください。 CIMCの設定, (31ページ)

    CIMCにアクセスするクライアントマシンに Cisco APIC-EMISOイメージがあること、または、インストールイメージが入ったブート可能 USBがあることを確認します。

    Cisco APIC-EMプログラムパラメータ情報が利用可能で、導入の要件(NTPサーバなど)が満たされていることを確認します。

    ステップ 1 アプライアンス管理用の CIMCに接続します。ネットワークインターフェイスカード(NIC)モードの設定で選択されたポートを使用して LANからアプライアンスにイーサネットケーブルを接続します。active-activeおよび active-passiveの [NIC redundancy]設定では、2つのポートに接続する必要があります。

    ステップ 2 ブラウザと CIMCの IPアドレスを使用して CIMCセットアップユーティリティにログインします。IPアドレスは、CIMC設定に基づいています。

    サーバのデフォルトのユーザ名は adminです。デフォルトパスワードは passwordです。ステップ 3 CIMC GUIで [Launch KVM Console]をクリックします。

    ステップ 4 CIMCクレデンシャルを使用して KVMコンソールにログインします。

    ステップ 5 [KVM Console]のメニューバーで [Virtual Media]をクリックします。

    ステップ 6 [Virtual Media]ドロップダウンメニューで [Activate Virtual Devices]をクリックします。

    ステップ 7 [Virtual Media - Map CD/DVD]ウィンドウで Cisco APIC-EM ISOイメージを参照します。

    ステップ 8 [Drive/Image File]フィールドにCiscoAPIC-EM ISOイメージが表示されたら、[MapDevice]ボタンをクリックします。

    このウィンドウの [Read Only]チェックボックスをオンにします。

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  • ステップ 9 [Macros]> [Static Macros] > [Ctrl-Alt-Del]を選択し、ISOイメージを使用して Cisco APIC-EMシリーズアプライアンスを起動します。次の図に示すような画面が表示されます。

    図 10:CIMC ウィンドウ

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  • ステップ 10 F6を押して、[Boot]メニューを起動します。次のような画面が表示されます。

    図 11:ブートデバイスウィンドウ

    ステップ 11 マッピングした DVDを選択して、Enterを押します。Enterを押すと、Cisco APIC-EM ISOソフトウェアおよびファイルがアプライアンスにインストールされます。

    これらのファイルがインストールされたら、Ubuntu画面が短時間表示されます。次に、Cisco APIC-EM設定ウィザードが起動します。

    ステップ 12 ウィザードを使用して Cisco APIC-EMの設定を進めます。設定ウィザードが起動しない場合は、config_wizardコマンドを入力して設定プロセスを開始します。

    設定ウィザードプロセスの詳細については、以下の項を参照してください。

    •ウィザードを使用した単一ホストとしての Cisco APIC-EM設定

    •ウィザードを使用したマルチホストクラスタとしての Cisco APIC-EMの設定

    設定ウィザードによる作業を完了してリブートすると、CiscoAPIC-EMGUIの [Login]ウィンドウが表示されます。これで Cisco APIC-EMを使用することができます。

    次の作業

    Cisco APIC-EMGUIの [Login]ウィンドウで、Cisco APIC-EMユーザインターフェイスにアクセスするためのWebベースの管理ログインクレデンシャル(ユーザ名およびパスワード)を求めるプ

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    b_apic_em_install_guide_v_1-4-x_chapter_0101.pdf#unique_31b_apic_em_install_guide_v_1-4-x_chapter_0110.pdf#unique_59

  • ロンプトが表示されます。セットアッププロセスで定義したGUI管理ユーザのユーザ名およびパスワードを使用して、最初にWebインターフェイスにアクセスできます。

    CiscoAPIC-EMユーザインターフェイスにログインしたら、ディスカバリクレデンシャル、SNMP値、および証明書などのコントローラ設定を行うことができます。コントローラの設定の詳細に

    ついては、Cisco Application Policy Infrastructure Controller Enterprise Module Administrator Guideを参照してください。

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    Cisco APIC-EM アプライアンスの設置アプライアンスの設置についてプリインストール チェックリストスタンドアロン モードのチェックリストマルチホスト モードのチェックリストマルチホスト導入の仮想 IP

    Cisco APIC-EM シリーズ アプライアンスアプライアンスのスケール制限物理仕様環境仕様電力仕様770 W AC 電源装置

    Cisco APIC-EM シリーズの前面および背面パネルアプライアンス シリーズの機能概要Cisco APIC-EM ポート リファレンス

    アプライアンス設置の準備アプライアンスを開梱して点検インストールのガイドラインラック要件の確認機器の要件の確認サポートされるスライド レール キットスライド レールの調整範囲およびケーブル マネジメント アームの寸法

    ラックへのアプライアンスの設置スライド レールの取り付けケーブル マネジメント アームの取り付け(省略可)ケーブル マネジメント アームを逆に取り付け(省略可)

    アプライアンスの接続および電源投入LED の確認前面パネルの LED およびボタン背面パネルの LED およびボタン

    アプライアンス コンポーネントの取り付けまたは交換アプライアンス上での新しい ISO のインストールCisco APIC-EM ISO イメージのダウンロードCisco APIC-EM シリーズ アプライアンスへの ISO イメージのインストールCIMC の設定ブート可能 USB ドライブの作成CIMC を使用した Cisco APIC-EM シリーズ アプライアンスの設定