2016. dec. nohp2581/noudaitsuushin54.pdfのうだい つうしん 2016. dec. no. 54 3 新体育館...
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のうだい つうしん 2016. Dec. No.54 1
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2016. Dec. No.54
発 行 岩手県立農業大学校父母の会
編 集 岩 手 県 立 農 業 大 学 校
http://www2.pref.iwate.jp/~hp2581/
~カリフォルニアの大地に降り立って~
今年度、第28回となる海外農業研修を学生52名、職員3名により、9月5日から9月12日まで(研
修は9月6日から9日まで)実施しました。この海外農業研修は、農業分野で世界トップクラスのカリフ
ォルニア大学デービス校の協力を得て4日間のカルフォルニア州内の視察研修を実施するものです。
日本の農業とは比較にならない経営規模、夏にはほとんど雨が降らず灌漑に依存した農業経営など、
学生にとって非常に新鮮な研修内容でした。また、交流会では農大生がデービスの学生やお世話になっ
たインストラクターと一緒に「扇子の絵入れ」や「おにぎり作り」を行い、心と心で国際交流をするこ
ができました。この研修が、それぞれの農業観を変えるきっけとなったことを確信しつつ、無事に研修
を終了することができました。
カリフォルニア大学デービス校内にて
「果樹・野菜グループ」有機果樹栽培農園にて
「農産・花きグループ」 ロケットファームにて
「酪農・肉畜グループ」大規模酪農場にて
海外研修に参加して 農産経営科 2年 及川栄太
9月5日から9月12日までの約一週間アメリカのサンフランシスコ及びカリフォルニア
で農業研修を行ってきました。
行き帰りの飛行機の窓から見える景色は最高の眺めでした。研修先への移動では日本と
異なる景観に見入ってしまいました。
海外農業研修では日本から出て初めて見たり、聞いたりできる事が数多くありました。
現地の人達と触れ合う機会や本物の英語が体験できる良い機会になり、とても良い研修
ができて良かったです。
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今年は「“誉”~みせてやる今年1年の集大成~」をテーマとして本校キャンパ
スで開催しました。前日準備は雨の中での作業となりましたが、当日は天候に恵ま
れて、多くの皆さんに御来場いただき、大盛況となりました。厚く御礼申し上げま
す。
農大祭実行委員長 野菜経営科 2年 中平知宏 本年度の農大祭も多くの方々の支えがあり、無事に開催する事
ができました。メインテーマの「“誉”~みせてやる今年1年の
集大成~」という言葉のとおり、学習展示や農畜産物の販売を通
して農大生の日頃の努力を表現できたと思います。
また、各経営科の模擬店やステージイベントでは、学生が積極
的に活動をして活気があり楽しく行えました。個人的には、昨年
度よりも良い農大祭を開催できたと思っています。来年度は、今
年良かったところを引き継ぎつつ、より盛り上がりのある農大祭
を期待しています。
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学生企画運営 経営科対抗仮装大会
チェーンソーではなく杵を持って
仮装大会での審査講評 小原父母の会会長から
花き経営科のフラワーアレンジメントステージ いつでも餅つきは息ピッタリ 農産経営科 各経営科の模擬店が並ぶ
新体育館には休憩スペースや学習展示を設置、フラワーアレンジメントや学生バンドのライブが行われました
28年度から会場は本館-新体育館前になりました
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今年度も1年生の「農家派遣実習」を15日間の日程で県内各地の先進農家において、
地域の普及センターの協力のもとに実施しました。実習中は稲刈りや乾燥調製、園芸作物
の収穫や牛の世話など様々なことを体験し、大きな自信を身に付けた農家派遣実習になり
ました。今回の「農家派遣実習」が今後の学習活動の一助となり、それぞれの学生が一層
成長することを期待します。
学生を受け入れご指導いただいた農家の皆様、大変ありがとうございました。
本当の娘のように受け入れていただきました
(酪農経営科) 普及センターにて、成果報告(肉畜経営科)
収穫の喜びを農家派遣実習で体験
収穫乾燥調製出荷の連続で大忙し(農産経営科) 農家さんと一緒にナスの出荷調製(野菜経営科)
葉摘作業から解放された笑顔(果樹経営科)
りんどうの収穫で大忙し(花き経営科)
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No. 学科 経営科 学年 氏名 課題名
1 農産園芸 果樹 1年 田 村 智 寛 私が描く将来の農業
2 農産園芸 花き 2年 佐々木 美優 花の道を歩む
3 農産園芸 果樹 2年 小 野 涼 太 これからの農業で必要な戦略
4 農産園芸 野菜 1年 山 口 海 杜 新たな農を作る就農者としての2年後の自分~高齢者が多い現代での新しい農の形~
5 畜 産 酪農 1年 星 野 紘 希 酪農家~私が目指す経営の姿~
6 農産園芸 花き 1年 遠 藤 亜里沙 農業を志す若者を増やすために
7 農産園芸 農産 2年 紫 葉 直 也 今の農業に必要なバカモノ
8 農産園芸 農産 1年 須 田 涼 平 農業への提案~農業はこれからこうしていくべき~
9 畜 産 肉畜 2年 村 松 功 介 「食」に対する考え
10 畜 産 肉畜 1年 佐 藤 太 朗 我が人生牛飼い一筋
11 農産園芸 野菜 2年 遠 藤 憲 宏 私の農業との関わり
12 畜 産 酪農 2年 村 上 泰 貴 これからの酪農をやっていく上で
校内意見発表会を開催
11月17日(木)に本校の大教室において、校内意見発表会を開催しました。意見発表会は次
代の地域農業・農村を担う学生たちが、地域課題や将来の農業について考えるとともに、農業へ
の志気及び学習意欲向上を図ることを目的として毎年開催しているものです。
各経営科の選考を経て代表となった12名の学生が、将来目指す農業や今後の希望などを思い
思いの課題で発表しました。
最優秀賞には「我が人生牛飼い一筋」と題して発表した肉畜経営科1年の佐藤太朗さんが、優
秀賞には「酪農家~私が目指す経営の姿~」と題して発表した酪農経営科1年の星野紘希さんが
それぞれ選ばれました。二人は1月に開催される東日本農業大学校等プロジェクト発表会・交換
大会の意見発表の部の本校代表候補となります
肉畜経営科1年の佐藤太朗さん 酪農経営科1年の星野紘希さん
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「6次産業化の可能性」~育てるだけじゃもったいない~をテーマに、6次産業化に取り組む
県内農家の優良事例を学ぶことを目的とする研修会を、全学生が参加して11月11日(金)に
本校大教室で開催しました。
講師は、「加工施設あぐり茶や」代表の細川栄子(ほそかわえいこ) 氏(紫波町)、「農事組合
法人 いさわ産直センターあじさい」組合長の高橋寿子(たかはしひさこ) 氏(奥州市)にお願いし
て事例を発表していただきました。学生の農業への想いを大きく膨らませる機会となりました。
12月23日(金)~1月9日(月) 冬季休業
1月10日(火) 授業開始
1月11日(水) 東日本農大協プロジェクト発表会壮行会
1月19日(木)~20日(金) 東日本農大協プロジェクト発表会(福島県)
2月 1日(水)~ 2日(木) 本科2年・研究科後期定期試験
2月13日(月)~15日(水) 全国農大協プロジェクト発表会(東京都)
2月17日(金) 本科2年・研究科退寮日
2月22日(水)~24日(金) 本科1年後期定期試験
2月28日(火) 本科一般後期入学試験・社会人特別選考
3月 8日(水) 卒業式
3月 9日(木)~10日(金) 卒業研究計画発表会
3月10日(金) 終業式
元気の出る農業セミナー
当面の予定 =1月から3月まで=
技能五輪全国大会のフラワー装飾部門連続入賞 !!
10月21日(金)~24日(月)に山形県総合運動公園を主
会場として開催された第54回技能五輪全国大会のフラワー装
飾部門で、各地区大会を勝ち抜いた全国81名の生け花店員や
専門学校生と競い合い、花き経営科2年の伊勢祥紀さんが銅
賞、箱山明音さんが敢闘賞に入賞しました。
本校は昨年度に引き続きの入賞となりました。
いわて純情りんごコンテストで1等賞を獲得! !!
全国農業協同組合連合会岩手県本部が主催し、岩手県果樹協会
が共催している「2016いわて純情りんごコンテスト」第1部が
10月20日に開催され、果樹経営科1年生が「若者の部」に出品
したジョナゴールドが1等賞に輝きました。
実習成果が全県でどう評価されるか、1年生のプロジェクト研
究として挑戦し、見事県内の優良農家と一緒に入賞しました。
あ
じ
さ
い
の
製
品
を
試
食
及
川
自
治
会
長
か
ら
御
礼
メダルを手ににっこり 左:伊勢さん 右:箱山さん