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目次 目次.........................................................................................................................................................................................................................2

はじめに.................................................................................................................................................................................................................3

1 Webサーバ for DPMのインストール................................................................................................................................................4

2 データベース(DPMインスタンス)のインストール..........................................................................................................................8

3 管理サーバ for DPMのインストール............................................................................................................................................ 11

4 PackageDescriber for DPMのインストール ................................................................................................................................ 17

4.1 ショートカットのリンク先の修正............................................................................................................................................... 17

5 アンインストール方法.......................................................................................................................................................................... 19

6 注意事項.................................................................................................................................................................................................. 20

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はじめに 本書は、DeploymentManager(以下、DPM)のサーバ側コンポーネントを Windows Server 2008(x64)にインストールす

るための手順書です。(本書で説明する内容以外は、DPM の製品ユーザーズガイドを参照してください。)

[対象製品]

・WebSAM DeploymentManager Ver5.1 Standard Edition (REVISION:001~003)

・WebSAM DeploymentManager Ver5.1 Enterprise Edition (REVISION:001~003)

REVISION:004 を使用している場合は、DPM のユーザーズガイドを参照してください。

REVISION は、製品 CD-ROM のラベルに記載しています。

なお、「WebSAM DeploymentManager Ver5.1 アップデートモジュール」(NEC サポートポータル

[有償]サイトにて公開)を適用済みの環境については、それぞれ以下のリビジョン相当となりま

す。

・WebSAM DeploymentManager Ver5.1 アップデートモジュール(DPM510-001.EXE、

DPM_Patch_J.zip)を適用済みの環境:REVISION:002

・WebSAM DeploymentManager Ver5.1 アップデートモジュール(DPM510-003.EXE)を適用済み

の環境:REVISION:003

・WebSAM DeploymentManager Ver5.1 アップデートモジュール(DPM510-004.ZIP)を適用済み

の環境:REVISION:004

[対象 OS]

・(EM64T)Windows Server 2008 Standard x64

・(EM64T)Windows Server 2008 Enterprise x64

・(EM64T)Windows Server 2008 R2 Standard x64 Edition

・(EM64T)Windows Server 2008 R2 Enterprise x64 Edition

[対象 SQL Server]

・Microsoft SQL Server 2005 Express Edition Service Pack 2 (x86)

CD/DVD ドライブにて、インストール CD-ROM を読み込み後に DPM のインストーラが起動して、

「DeploymentManager セットアップ」画面が表示される場合がありますが、x64 環境に対応して

いないため、「終了」ボタンをクリックして、「DeploymentManager セットアップ」画面を終了させて

ください。

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1 Webサーバ for DPMのインストール 本章では、Web サーバ for DPM のインストール手順について、説明します。

(1) Web サーバ for DPM をインストールするコンピュータに、管理者権限を持つユーザでログオンします。

(2) 以下のファイルを実行して、JRE をインストールします。

<インストール CD-ROM>:\Setup\JRE\JRE_Silent_Inst.exe

(3) 環境変数を設定するために、JRE をインストールした後にコンピュータを再起動します。

コンピュータの再起動を行わない場合、Tomcat のインストール時にエラーが発生します。

(4) 以下のファイルを実行して、Tomcat をインストールします。

<インストール CD-ROM>:\Setup\Tomcat\Tomcat_Silent_Inst.exe

(5) 以下のファイルを実行して、「Web サーバ for DPM」のインストールを開始します。

<インストール CD-ROM>:\Setup\Web\setup.exe

(6) 「インストール先の選択」画面が表示されますので、「InstallShield Wizard の完了」画面まで、ユーザーズガイ

ド 導入編 「2.1.1 Web サーバ for DPM の標準インストール」を参照してインストールを進めてください。

(7) 以下のファイルを実行して、「Java コントロールパネル」を表示します。

<JRE インストールフォルダ>\bin\javacpl.exe

<JRE インストールフォルダ>の既定値は、「C:\Program Files (x86)\Java\jre1.6.0_05」です。

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(8) 「基本」タブを選択し、「インターネット一時ファイル」の「設定」ボタンをクリックします。

(9) 「一時ファイルの設定」画面が表示されます。一時ファイルを保存する場所に記載されているフォルダパスをエ

クスプローラ等で開いて、配下のフォルダおよびファイルを全て削除した後に「取消し」ボタンをクリックしてくだ

さい。

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(10) 「Java コントロールパネル」の「アップデート」タブを選択し、「アップデートを自動的にチェック」のチェックを外し、

「了解」ボタンをクリックします。

以下のように「Java Update - 警告」画面が表示された場合は、「確認しない」ボタンをクリックしてください。

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(11) 「Java コントロールパネル」の「詳細」タブを選択し、以下 4 つの設定をします。

・「Java コンソール」の「コンソールを開始しない」を選択する

・「ブラウザのデフォルトの Java」の「Microsoft Internet Explorer」にチェックを入れる

・「JRE 自動ダウンロード」の「自動ダウンロードしない」を選択する

・「その他」の「システムトレイに Java アイコンを配置」のチェックを外す

(12) 「了解」ボタンをクリックして「Java コントロールパネル」の画面を閉じます。

以上で、「Web サーバ for DPM」のインストールは完了です。

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2 データベース(DPMインスタンス)のインストール 本章では、データベースのインストール手順について、説明します。

管理サーバ for DPM とデータベースは同じコンピュータにインストールしてください。

本章の手順に沿って、「Microsoft SQL Server 2005 Express Edition Service Pack 2」をイン

ストールした後に「Microsoft SQL Server 2005 Express Edition Service Pack 3」を適用する

場合は、以下の資料を参照してください。

製品サイト(http://www.nec.co.jp/middle/WebSAM/products/deploy_win/)

→「動作環境」を選択

→「データベース(DPM インスタンス)への Service Pack 適用手順」を選択

→「WebSAM DeploymentManager - データベース(DPM インスタンス)への Service

Pack 3 適用手順書」

本章は、DPM の製品インストール CD-ROM に同梱している「Microsoft SQL Server 2005

Express Edition Service Pack 2」をインストールして、DPM のデータベースを構築する手順を

説明しています。「Microsoft SQL Server 2008 Express」をインストールする場合は、以下の

資料を参照してください。

製品サイト(http://www.nec.co.jp/middle/WebSAM/products/deploy_win/)

→「ダウンロード」を選択

→「SQL Server 2008(x64)へのデータベース構築手順書」の「1 データベース(DPM イン

スタンス)のインストール」

(1) データベースをインストールするために Microsoft ダウンロードセンター(以下のページ)から、以下のファイル

を取得します。

・Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1(ファイル名:dotnetfx35setup.exe)

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=AB99342F-5D1A-413D-8319-81DA479AB0D

7&displaylang=ja

データベースをインストールするコンピュータがインターネットに接続できない場合は、上記ペー

ジに掲載の「フル パッケージ」の方を取得してください。

・Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 日本語 Language Pack(ファイル名:dotnetfx35langpack_x64ja.exe)

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=8489ed13-b831-4855-96f7-dd35e4c02a20&D

isplayLang=ja

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データベースをインストールするコンピュータに「Microsoft .NET Framework 3.5 Service

Pack 1」、「Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 日本語 Language Pack」が既にインストール

されている場合は、改めて本手順にて適用し直す必要はありません(「スタート」メニュー→

「コントロールパネル」→「プログラムと機能」から確認してください。)。インストール済みのも

のについては、以降の該当コンポーネントのインストール手順を適宜読み飛ばしてくださ

い。

Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise を使用している場合は、以下の手順で

「Microsoft .NET Framework 3.5.1」をインストールすることにより、「Microsoft .NET

Framework 3.5 Service Pack 1」と、「Microsoft .NET Framework 3.5 日本語 SP1 Language

Pack」のインストールは不要となります。

1) 該当のコンピュータに、管理者権限を持つユーザでログオンします。

2) 「スタート」メニュー→「管理ツール」→「サーバー マネージャー」をクリックします。

3) 「サーバー マネージャー」画面が表示されますので、左ペインの「機能」を右クリックし

て、「機能の追加」ボタンをクリックします。

4) 「機能追加ウィザード」の「機能の選択」画面が表示されますので、「.NET Framework

3.5.1 の機能」配下の「.NET Framework 3.5.1」のチェックボックスにチェックを入れて、

「次へ」ボタンをクリックします。

5) 「インストール オプションの確認」画面が表示されますので、「インストール」ボタンをク

リックします。

6) 「インストールの結果」画面が表示されますので、「閉じる」ボタンをクリックします。

※Windows 自動更新に関する警告が出る場合がありますが、無視して「閉じる」ボタ

ンをクリックしてください。

(2) データベースをインストールするコンピュータに、管理者権限を持つユーザでログオンします。

(3) (1)で取得した「dotnetfx35setup.exe」を実行して、「Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1」のインスト

ールを開始します。

(4) 「セットアップへようこそ」画面が表示されますので、ライセンス条項を確認し「同意する」を選択して、「インスト

ール」ボタンをクリックします。

(5) 「セットアップが完了しました」画面が表示されますので、「終了」ボタンをクリックします。

コンピュータの再起動を要求する画面が表示された場合は、画面の指示に従ってコンピュータ

の再起動を行ってください。

(6) (1)で取得した「dotnetfx35langpack_x64ja.exe」を実行して、「Microsoft NET Framework 3.5 SP1 日本語

Language Pack Service Pack 1」のインストールを開始します。

(7) 「セットアップへようこそ」画面が表示されますので、ライセンス条項を確認し「同意する」を選択して、「インスト

ール」ボタンをクリックします。

(8) 「セットアップが完了しました」画面が表示されますので、「終了」ボタンをクリックします。

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(9) コマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行して「Microsoft SQL Server 2005 Express Edition Service

Pack 2」のインストールを開始します。

<インストール CD-ROM>:\Setup\DB\dbadmin.exe -i

(10) 「データベースインストール」画面が表示されますので、以降は、ユーザーズガイド 導入編 「2.2.1 データベー

スの標準インストール」を参照して、インストールしてください。

以上で、「Microsoft SQL Server 2005 Express Edition Service Pack 2」のインストールは完了です。

「Microsoft SQL Server 2005 Express Edition Service Pack 3」を適用する場合は、以下の資料を

参照してください。

製品サイト(http://www.nec.co.jp/middle/WebSAM/products/deploy_win/)

→「動作環境」を選択

→「データベース(DPM インスタンス)への Service Pack 適用手順」を選択

→「WebSAM DeploymentManager - データベース(DPM インスタンス)への Service Pack

3 適用手順書」

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3 管理サーバ for DPMのインストール 本章では、管理サーバ for DPM のインストール手順について、説明します。

管理サーバ for DPM とデータベースは同じコンピュータにインストールしてください。

(1) 管理サーバ for DPM をインストールするコンピュータに、管理者権限を持つユーザでログオンします。

(2) 以下のファイルを実行して、「管理サーバ for DPM」のインストールを開始します。

<インストール CD-ROM>:\Setup\DPM\setup.exe

(3) 「DeploymentManager セットアップへようこそ」画面が表示されますので、「詳細設定」画面の「ネットワーク」タ

ブの設定まで、ユーザーズガイド 導入編 「2.3.1 管理サーバ for DPM の標準インストール」を参照して、イン

ストールを進めてください。

Windows Server 2008 R2 Standard Edition/Enterprise Edition では、以下のエラーメッセージが

表示されますが、OS に標準で登録されているため問題はありません。「OK」ボタンをクリックし

て進めてください。

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(4) 「詳細設定」画面の「DHCP サーバ」タブをクリックして、ご利用の環境に応じて、設定を行ってください。

「DHCP サーバが管理サーバと同じコンピュータ上で動作している」を選択した場合は、この画面を表示してい

る状態で、コマンドプロンプトを起動し以下の 2 つのコマンドを実行した後に「OK」ボタンをクリックします。

netsh dhcp server add optiondef 60 "Class ID" string 0 PXEClient

netsh dhcp server set optionvalue 60 string PXEClient

「DHCP サーバが別のコンピュータ上で動作している」または、「DHCP サーバを使用しない」を選択した場合は、

「OK」ボタンをクリックします。

(5) 「データベースサーバ IP アドレス入力」画面が表示されますので、データベースサーバの IP アドレスを入力し

て、「次へ」ボタンをクリックします。

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(6) 以下のエラーメッセージが表示されますが、問題ありませんので「OK」ボタンをクリックします。

(7) コマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行してください。

%windir%\SysWOW64\odbcad32.exe

(8) 「ODBC データ ソース アドミニストレータ」画面が表示されますので、「システム DSN」タブを選択後に「追加」

ボタンをクリックします。

「DPM」という DSN が既に存在している場合は、削除してください。

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(9) 「データ ソースの新規作成」画面が表示されますので、以下のいずれかを選択した後に「完了」ボタンをクリッ

クします。

・「Microsoft SQL Server 2005」を使用している場合:「SQL Native Client」

・「Microsoft SQL Server 2008 Express」を使用している場合:「SQL Server Native Client 10.0」

(10) 「SQL Server に接続するための新規データソースを作成する」画面が表示されますので、以下の項目を設定

して、「次へ」ボタンをクリックします。

・「名前」:「DPM」と入力する

・「サーバー」:「localhost\DPMDBI」を選択する

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(11) 以下の画面が表示されますので、「統合 Windows 認証を使う」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

(12) 「Microsoft SQL Server 用の DSN の設定」画面が表示されますので、「既定のデータベースを以下に変更す

る」にチェックを入れて、既定のデータベースを「DPM」に変更後に「次へ」ボタンをクリックします。

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(13) 以下の画面が表示されますので、「完了」ボタンをクリックします。

(14) 「DeploymentManager(管理サーバ for DPM) セットアップ」ウィザードの「管理サーバ ID 入力」画面に戻り、サ

ーバ ID に任意の値を入力して、「次へ」ボタンをクリックします。

(15) 「InstallShield Wizard の完了」画面が表示されますので「完了」ボタンをクリックして、コンピュータを再起動して

ください。

以上で、「管理サーバ for DPM」のインストールは完了です。

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4 PackageDescriber for DPMのインストール 本章では、PackageDescriber for DPM のインストール手順について、説明します。

PackageDescriber を使用しない場合は、本章で説明する作業は不要です。

(1) PackageDescriber for DPM をインストールするコンピュータに、管理者権限を持つユーザでログオンします。

(2) 以下のファイルを実行して、JRE をインストールします。

<インストール CD-ROM>:\Setup\JRE\JRE_Silent_Inst.exe

(3) 以下のファイルを実行して、「PackageDescriber for DPM」のインストールを開始します。

<インストール CD-ROM>:\Setup\PackageDescriber\Setup.exe

(4) 「PackageDescriber for DPM セットアップへようこそ」画面が表示されますので、「InstallShield Wizard の完

了」画面まで、ユーザーズガイド PackageDescriber 編 「3. PackageDescriber のインストール」を参照して、イ

ンストールしてください。

(5) 「1. Web サーバ for DPM のインストール」の(7)から(12)を参照して設定を行ってください。

以上で「PackageDescriber for DPM」のインストールは完了です。

4.1 ショートカットのリンク先の修正

PackageDescriber for DPM のインストールが完了した後に、下記の手順でショートカットのリンク先を修正してくだ

さい。

(1) 「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」→「PackageDescriber for DPM」を右クリックして、「プロパティ」を

選択します。

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(2) 「PackageDescriber for DPM のプロパティ」画面が表示されますので、「ショートカット」タブを選択して、「リンク

先」欄を下記のように変更してください。

修正前 : C:\WINDOWS\system32\javaw.exe -jar PackageDescriber.jar

修正後 : C:\WINDOWS\SysWOW64\javaw.exe -jar PackageDescriber.jar

(3) デスクトップ上にある PackageDescriber for DPM のショートカットのリンク先も(2)と同様に修正します。

以上で、「ショートカットのリンク先の修正」は完了です。

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5 アンインストール方法 本章では、前述のインストール手順でインストールした各コンポーネントをアンインストールする場合の手順につい

て、説明します。

■Web サーバ for DPM/データベース/管理サーバ for DPM をアンインストールする場合

ユーザーズガイド 基本操作編 「22 DPM のアンインストール」を参照して、アンインストールしてください。

なお、JRE/Tomcat のバージョンは、本手順書にてインストールしたバージョンに適宜読み替えて作業してくださ

い。

■PackageDescriber をアンインストールする場合

(1) PackageDescriber for DPM をアンインストールするコンピュータに、管理者権限を持つユーザでログインします。

(2) 「スタート」メニュー→「コントロール パネル」→「プログラム」→「プログラムと機能」で、「PackageDescriber for

DPM」を選択して、「削除」ボタンをクリックします。

(3) 「セットアップ タイプ」画面が表示されますので、「アンインストール」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。

後は画面に表示される手順に従ってアンインストールを行ってください。

なお、JRE/Tomcat のバージョンは、本手順書にてインストールしたバージョンに適宜読み替えて作業してくだ

さい。

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6 注意事項 本章では、Windows Server 2008(x64)で DPM を運用する際の注意事項を説明します。

■Windows Server 2008 R2 Standard Edition/Enterprise Edition に DPM(Web サーバ for DPM、データベース(DPM イ

ンスタンス)、管理サーバ for DPM)をインストールした場合:

Windows ファイアウォールを有効に設定している場合は、DPM で使用するポート(以下の[開放するポート一覧]を

参照)を下記の手順に沿って、開放してください。

[開放するポート一覧]

・Web サーバ for DPM

名前 ポート番号 プロトコル

DeploymentManager(TCP:8080) 8080 TCP

・データベース(DPM インスタンス)

名前 ポート番号 プロトコル

DeploymentManager(TCP:56070) 56070 TCP

・管理サーバ for DPM

名前 ポート番号 プロトコル

DeploymentManager(TCP:111) 111 TCP

DeploymentManager(TCP:2049) 2049 TCP

DeploymentManager(TCP:56011) 56011 TCP

DeploymentManager(TCP:56020) 56020 TCP

DeploymentManager(TCP:56022) 56022 TCP

DeploymentManager(TCP:56023) 56023 TCP

DeploymentManager(TCP:56024) 56024 TCP

DeploymentManager(TCP:56028) 56028 TCP

DeploymentManager(TCP:56030) 56030 TCP

DeploymentManager(TCP:56050) 56050 TCP

DeploymentManager(TCP:56060) 56060 TCP

DeploymentManager(UDP:67) 67 UDP

DeploymentManager(UDP:69) 69 UDP

DeploymentManager(UDP:111) 111 UDP

DeploymentManager(UDP:2049) 2049 UDP

DeploymentManager(UDP:4011) 4011 UDP

DeploymentManager(UDP:56040) 56040 UDP

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(1) DPM をインストールしたコンピュータに、管理者権限を持つユーザでログオンします。

(2) 「スタート」メニュー→「管理ツール」→「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」をクリックします。

(3) 「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール」画面が表示されますので、左ペインの「ローカルコン

ピューターのセキュリティが強化された Windows ファイアウォール」下の「受信の規則」をクリックします。

(4) 右ペインの「新しい規則」をクリックします。

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(5) 「規則の種類」画面が表示されますので、「ポート」を選択して、「次へ」ボタンをクリックします。

(6) 「プロトコルおよびポート」画面が表示されますので、追加するポートとプロトコルを指定して、「次へ」ボタンを

クリックします。

例) TCP:111 を追加する場合:「TCP」を選択して、「特定のローカル ポート」を選択した後に「111」を入力

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(7) 「操作」画面が表示されますので、「接続を許可する」を選択して、「次へ」ボタンをクリックします。

(8) 「プロファイル」画面が表示されますので、適用しないネットワークがあれば該当する項目のチェックを外して、

「次へ」ボタンをクリックします。

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(9) 「名前」画面が表示されますので、名前欄に「DeploymentManager(プロトコル:ポート番号)」を入力して、「完了」

ボタンをクリックします。

例) TCP:111 を追加する場合:「DeploymentManager(TCP:111)」を入力

(10) [開放するポート一覧]に記載のすべてのポートに対して(4)から(9)の手順を行ってください。

以上で、DPM で使用するポートの開放は完了です。

コマンドプロンプトからポートを開放する場合は、[開放するポート一覧]に記載しているポートご

とに以下のコマンドを実行してください。

(下記コマンドは、表記の都合上 2 行で記載していますが、1 行で入力してください。)

netsh advfirewall firewall add rule name="名前" dir=in protocol=プロトコルlocalport=ポート番号 action=allow

例)

netsh advfirewall firewall add rule name="DeploymentManager(TCP:111)" dir=in

protocol=tcp localport=111 action=allow

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■OS クリアインストール/ディスク複製 OS インストールのセットアップパラメータを作成する場合:

・「NEC OEM 版」を指定したパラメータファイルでの OS クリアインストール機能は、未サポートとなります。「Retail 版

または NEC 以外の OEM 版」を選択して、OS 媒体またはハードウェアに添付のプロダクトキーを使用してパラメー

タファイルを作成してください。

・下記の弊社製 OS 媒体に対しては、「NEC OEM 版」を選択してパラメータは作成できません。これらの OS に対

してディスク複製 OS インストールを行う場合は、「Retail 版または NEC 以外の OEM 版」を選択し、OS 媒体または

ハードウェアに添付のプロダクトキーを使用してパラメータファイルを作成してください。

-Windows XP Professional(SP なし、SP1)(CD 型番:243-110442-007-A)

-Windows XP Professional w/SP2(2006/06 以降除く)(CD 型番:243-110442-007-C)

-Windows Server 2003 Standard Edition(SP なし)(CD 型番:243-110442-100-A/C)

-Windows Server 2003 Enterprise Edition(SP なし)(CD 型番:243-110442-101-A/B/C)

■NetvisorPro/NetvisorPro V と連携する場合

以下の手順書を[読み替え箇所]に記載の内容に適宜読み替えて作業してください。

製品サイト(http://www.nec.co.jp/middle/WebSAM/products/deploy_win/)

→「ダウンロード」を選択

→「WebSAM DeploymentManager Ver5.1 - NetvisorPro/NetvisorPro V との連携手順」

[読み替え箇所]

・「■ NetvisorPro をインストールしたコンピュータに管理サーバ for DPM をインストールするには以下の手順

に従ってください。」の(8)と(13)。

-(8)を以下に読み替えて作業してください。

(8) 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選択して、実行するプログラムの名前に

「%WINDIR%\SysWOW64\cmd.exe」を入力して「OK」をクリックしてください。

コマンドプロンプトが起動しますので、以下のファイルを実行してください。

<インストール CD-ROM>:\TOOLS\TFTP\RegTFTP1.reg

-(13)に記載のレジストリパスをそれぞれ以下に読み替えて作業してください。

・手順書に記載のレジストリパス:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\DeploymentManager

読み替えたレジストリパス:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DeploymentManager

・手順書に記載のレジストリパス:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\DeploymentManager\PXE\Mtftpd

読み替えたレジストリパス:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DeploymentManager\PXE\Mtftpd

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・「■ 管理サーバ for DPM をインストールしたコンピュータに NetvisorPro をインストールするには以下の手順に

従ってください。」の(5)を以下に読み替えて作業してください。

(5) 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選択して、実行するプログラムの名前に

「%WINDIR%\SysWOW64\cmd.exe」を入力して「OK」をクリックしてください。

コマンドプロンプトが起動しますので、以下のファイルを実行してください。

<インストール CD-ROM>:\TOOLS\TFTP\RegTFTP1.reg

・「■ NetvisorPro をアンインストールする場合、以下の手順に従ってください。」の(6)と(13)。

-(6)を以下に読み替えて作業してください。

(6) 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選択して、実行するプログラムの名前に

「%WINDIR%\SysWOW64\cmd.exe」を入力して「OK」をクリックしてください。

コマンドプロンプトが起動しますので、以下のファイルを実行してください。

<インストール CD-ROM>:\TOOLS\TFTP\RegTFTP2.reg

-(13)に記載のレジストリパスをそれぞれ以下に読み替えて作業してください。

・手順書に記載のレジストリパス:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\DeploymentManager

読み替えたレジストリパス:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DeploymentManager

・手順書に記載のレジストリパス:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\DeploymentManager\PXE\Mtftpd

読み替えたレジストリパス:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DeploymentManager\PXE\Mtftpd

■DPM のデータをバックアップする場合:

以下の手順書を[読み替え箇所]に記載の内容に適宜読み替えて作業してください。

製品サイト(http://www.nec.co.jp/middle/WebSAM/products/deploy_win/)

→「ダウンロード」を選択

→「WebSAM DeploymentManager Ver5.1 データバックアップ手順書」

[読み替え箇所]

・「1 初期セットアップ、または設定項目変更時のデータバックアップ手順」の「■データベースサーバの IP アドレ

ス」を以下に読み替えて作業してください。

Page 27: はじめに...・「Microsoft SQL Server 2008 Express」を使用している場合:「SQL Server Native Client 10.0」 (10) 「SQL Serverに接続するための新規データソースを作成する」画面が表示されますので、以下の項目を設定

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■データベースサーバの IP アドレス

以下レジストリの「値のデータ」に設定されている値

レジストリキー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DeploymentManager\DBSrvIPAddress

・「2 DPM の運用時に更新されるデータのバックアップ手順」の(6)を以下に読み替えて作業してください。

(6) コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行して、レジストリデータのバックアップファイル(RegExportDPM.reg)

を採取します。

regedit /e RegExportDPM.reg "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\DeploymentManager"

RegExportDPM.reg は、コマンドを実行したフォルダ下に作成されます。

■管理サーバの IP アドレスを変更する場合:

ユーザーズガイド 基本操作編 「20 管理サーバの IP アドレス変更」の(3)と(15)を[読み替え箇所]に記載の内容に

適宜読み替えて作業してください。

[読み替え箇所]

・(3) 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選択して、実行するプログラムの名前に

「%WINDIR%\SysWOW64\cmd.exe」を入力して「OK」をクリックしてください。

コマンドプロンプトが起動しますので、以下のファイルを実行してください。

<インストール CD-ROM>:\TOOLS\IP\RegSet1.reg

・(15) 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選択して、実行するプログラムの名前に

「%WINDIR%\SysWOW64\cmd.exe」を入力して「OK」をクリックしてください。

コマンドプロンプトが起動しますので、以下のファイルを実行してください。

<インストール CD-ROM>:\TOOLS\IP\RegSet2.reg